きょうから父は1泊2日で入院。

ちび太は相変わらず元気がない。

元気がないから、体をなでさせる。噛まない。

撫でるとすぐ噛む日頃のちび太が当たり前だから、撫でさせるなんてよっぽど具合が悪いのかと、家族で心配する。

実は4日前、夜に野良猫と大喧嘩になって、今までにない恐怖を味わって帰ってきたようだ。

いつものにらみ合いなら、ちび太は経験済みだったが、さすがに今回聞こえてきた声は凄まじかった。

ウギャギャ〜〜!と取っ組み合いになりつつ、逃げ回っているようで何かがぶつかって倒れた音まで聞こえてきた。

私はちび太が夜、外に出ているとは知らなかったので、部屋でその声を聞きながらすごい事になってるなとは思っていた。

「うちのちび太かもしれない」と、とっさに思った母が戸を開けたら、勢いよく入ってきて、落ち着かない様子で変だったと言う。

その後、名前を読んでも全然声を発することもない。

いつもなら、外から帰ってきて、「ちび太」と呼ぶと、ニャ〜ンと返事をするのに。

きのうは、食事も残したりおしっこも全然しなかった。

木曜日は動物病院が休みなので、連れて行かれない。

「ちび太、おしっこが出ないようなら、明日病院だからね」と言ってみたが、全然反応なし。

寝てばかりいる。おとなし過ぎる。

検査

2004年7月14日
検査の日かぁ・・・。

行きたくないよ。

どこがどうってわけじゃないけど、なんか調子悪い。

具合が悪いのに病院かよ・・・。(ぉぃ

調べる場所が違うけど。

        ********

検査は順調に終わった。

検査室の補助看「結果は午後1時半には出ますから、その時来てください」

私「今の検査の会計は?どこで待てばいいんですか?」

補助看「20番の前でお待ちください」

そう言われたもんだから、バカ正直に20番の前で待つこと40分。

呼ばれない・・・。いつまで待たすんだ!!

「すみません、鬼瓦ですがまだでしょうか。さっき検査が終わって、
20番の前で待つように言われたんですけど」
と言ってみる。

事務員「カルテ、来てませんよ」

え〜〜〜〜〜〜!!

かかった科へ直接聞きに行った。

「午後に結果が出るので、その時に全部一緒に会計です」

なにぃっ〜〜〜〜〜〜!!(怒怒怒怒)

あの検査室の補助看さんが、20番で待てって言ったから待っていたんだぞ!!

これは、あの女に吠えてやらねば!!がるるるるるる・・・。

「あ〜たね!20番の前で待てって言うから、待ってたのよ!
あんたの仕事は、伝えるべきことを正確に伝えるのが仕事でしょ!それで、お給料をもらってんでしょ!あ〜た!40分も無駄に過ごしたじゃない!!」

と、言えたらいいけど・・・・。

言えないわよ。ぷんぷん。。

        ********

検査の結果は、「3ヶ月前とあまり変わりがないけど、ひとつここがねぇ・・・。問題ないと思うけど、まぁ、また3ヶ月後に検査してみましょう」

ほえ〜〜〜〜〜。

今回の検査で変化なしだったら、今度から半年に一度でいいはずだったのに・・・。

まぁ、いいかぁ。生体検査に持ち込まれたわけじゃないもんなぁ。

以前なんか、必ず生検だったもんな。

        ********

病院近くの公園で、サルスベリの木がピンクの花をたくさんつけていた。

こんなのを見ると、サルスベリが欲しくなっちゃう。

        ********

ちび太、元気なし。元気じゃないから、撫でさせる。

おととい、ショッキングな事があったからかな。

なんの熱だろう

2004年7月13日
父が鬼瓦権蔵(おにがわらごんぞう)なら、娘の私も鬼瓦という
ことで・・・。

熱が出た。

原因不明。

明日は、3ヶ月ごとの検査の日。

赤い目

2004年7月12日
コンタクトを入れるとすぐに目が赤くなる。

眼科の先生に聞いたら、緑内障の点眼薬が原因でしょうと言われたけど、こんなに赤い目をしていると、さすがに恥ずかしい。

危ない人って思われてんじゃないの?と考えてしまう。

うさぎの目みたいかなぁ・・・。

きょうは、午後から父が額縁を買いに行くというので、ついて行った。

ひとりで大丈夫と言ったが、病気を持っている父が6号のガラス入り額縁を2つ持ってくるのは大変だろうと思ったのだ。

私は電車で行ったが、バスで来る父より先に着いた。

もう、来てもおかしくない時間なのに、なかなか来ない。

どうしたのか、途中で具合でも悪くなったんじゃないだろうかと考えてしまう。

4階の額縁売り場でおち合う約束だったが、絵の具を買うと言っていたので2階まで降りてみた。

ふいに名前を呼ばれた。「こっちだよ。今着いたところだ」

店内を歩く姿を見ていると、シャキシャキとしていてむしろ私より
元気だ。

4階までも、エレベーターじゃなくて階段でいいよと言って、さっさと
上がって行く様はとても病気を抱えているとは思えない。

マット(絵の縁取りみたいなもの)ができるまで、30分ほど待たされた時は、「疲れたなぁ」と言っていたが、帰りバス停まで額縁を持って一緒に歩いた時の歩き方も早い。

父だけ先に帰って行った。

        ********

帰り、「さぼてん」のヒレかつを頼まれたので寄ったら、1枚しかないと言う。

「5分ほど待っていただけますか?」と三角巾をしたおばさん。

いいですよ、と言ったら名前を聞かれた。

「鬼瓦(おにがわら)です」と言ったが、「赤目です」って言ってみたりして・・・。

それくらい、赤いのよねぇ・・・。(TOT)

なんとかならないのかしら・・・。

中身はどーした

2004年7月11日
きょうは、なんか予定があったっけ?と朝、目覚めるとまずそう思う。

あぁ、そうか電気屋さんが来るんだっけ・・・。

部屋を片付けてから、スーパーへ。

この時は青空が広がって日差しが強かったが、帰ってきてすぐに
雨が降り、雷まで鳴り出した。

こんなんじゃ、選挙に行くのをやめちゃう人もいるんじゃないかと
話す。

電気屋さんが帰ったあと、みんなお昼寝。

なんだかんだで、私と母が選挙の投票に行ったのが終了間際の8時近くだった。

もう、来る人もいないだろうと思ったが、これが結構次から次と来る。

4年ぶりの小学校かな・・・。

そういえば、卒業記念で体育館の壁にレリーフを作ったはず
だったが、なくなっていた。

「この間の時は、確かあったわよ」と母。

へ〜、気づかなかった。

体育館を直した時に、ぶっ壊して捨てたみたい。

そんなもんでしょうかね・・・。

校庭の水飲み場が小さく低く感じる。

それだけ、自分が大きくなった事なのね。

中身は進歩してないんだけど・・・。

のどがかれた

2004年7月10日
夜7時に、私の家の最寄り駅、改札で友達と会う約束。

私は10分前に着いた。

友達のなおちゃんは、約束した場所から動く人。

今回もそういう事がないようにと、メールした。

[改札横にいるからね]

なおちゃんから返事が来た。

[ごめん。勘違いして今○○駅にいる!]

え〜〜〜、その駅って、電車の線も駅も全然違うところじゃん。

友達は、何回もこっちに来ているのに、なんでまたそんな方へ行った
のか。

[いいよ〜、焦らないでゆっくり来て。駅ビルで服を見てるから]
と返信した。

なおちゃん [私って、だめだね。こうやって、仕事も友達も
亡くすのよね]

ん?亡くすって・・・。

[あ〜た、亡くすって人を殺さないでよ] と返信。

なおちゃんが来たのは約束の時間より45分も遅れてきた。

「ごめんねー。前も確か遅刻したよね。○○駅で降りて、おばちゃんに聞いたら『△△駅まで行って、それから歩くけど、かなり歩くわよ』
って言われたんだけど、違うよね?」

△△駅から歩く〜??とんでもないよ。歩いたら1時間以上かかるんじゃないの?
そのおばちゃん、わからなかったら、わからないって言ってくれればいいのに・・・。

なおちゃんは、結局そのおばちゃんの言うとおりにしないで、JRまで出たらしいけど。

それから、私たちはジョナ○ンに行った。

予約をしなくても、すぐに入れた。

ふたりとも、豆腐のハンバーグご膳を頼み、なおちゃんはビールを1本とった。

が、来たのは豆腐のハンバーグご膳一人前とビールが1本。

店員「以上でよろしいですね」

「いえ、あの豆腐のハンバーグご膳を2つお願いしたはずですが・・・」

「あ・・・」謝る店員さん。

この店員さん、きのう予約したいと言ったら「土曜日なんでちょっと」と言ったあの人だった。

まぁ、かなりの騒音だし「2つ」っていうのが「1つ」って聞こえても
仕方ない。

随分待たされてから、もうひとつが来た。

なおちゃんは、誕生日の2日前に起きたとんでもないトラブルに巻き込まれて告訴された話をした。

「告訴されたの?そんな事で?」

なお「うん。警察に行って事情聴取されちゃったよ。よくテレビである
ああいう部屋あるじゃん?あれって、本当にあんなふうなんだね」

なおちゃんは、おかずを食べずに、枝豆ご飯だけを食べながら
喋り続けた。

「それって、いいがかりだよ」

「うん、みんなにもそう言われた。弁護士さんの話では、これは特別な例だけど、幸せそうな人を見ると、それを壊したくていいがかりをつけて告訴する人がいるんだって」
という。

え〜〜〜〜、そういう事ってあるんだぁ。怖いね・・・・。

私も今まであったことを喋り、ふたりで大笑いをし店を出てきた時には、のど飴が欲しいくらいのどがかれていた。

また会おうねと約束をして11時に駅で別れた。

う〜ん、久々に楽しい夜だった。

感動

2004年7月9日
朝から暑い。

こんな日に出かけるのか・・・。

午後から病院へ。

え〜?先生、8月から新宿に移るって?

遠くなるなぁ。

薬局を出た後、花屋に寄ってみる。

あぁ、あれ、サルスベリ(百日紅)の花だったんだ。

裏の中田さんちで咲いている紫の花の名前を知りたかった。

紫、白、ピンクってある事を初めて知った。

この花屋のある青山も、もう新宿に移っちゃったら歩くこともないんだろうなぁ。

そう思うと、歩いてみようかという気になる。

でも、やめた。暑いもん。

        ******

明日、友達と久々に会って食事をする約束なので、ジョ○サンに寄った。

「明日の予約したいんですけど」

ジョ「土曜日なんで、予約はちょっと・・・・」

ちょっと・・・ってなに?

「予約はできないんですか?」

ジョ「ええ、ちょっと・・・・」

ちょっと、ちょっとって、あ〜た!ちゃんとした日本語を話しなさい。

まぁ、しょうがない、ここが混んでたら駅ビルの上にしよう。

帰ったらまず、シャワーだと思って歩いてきたけど、涼しい部屋に入っちゃったらあとでいいやぁと横になった。

頭が痛い。バファリンを飲む。この薬、大きいのよねぇ。

        ******

横になりながら、ニュースばかり見ていた。

熱い抱擁、キス。やっぱりお国柄が違うのね。

日本人同士だったら、まず子供に抱きつくかな。

見ていて泣いてしまった。

めぐみさんたちにも、こういう日が1日でも早く来ることを願う。
雨が降らないのと、この暑さであじさいの花がドライフラワー状態になっている。

帽子をかぶって長袖のシャツを着て、下はズボンと日焼け対策。

何しろ、このあじさい、高さが2メートルほどある。

脚立を持ってくるのも面倒だし、と普通の椅子に乗ってジェイソンばさみで切ったが、届かない所もある。

朝から汗まみれだ。

ここのうちは、植木屋さんにお茶ぐらい出さないんですかい?

普段、コーヒーは飲まないのに、自分でアイスコーヒーを作って飲んだ。

あぁ、エアコンがなきゃ生きていけないよ・・・。

ベランダに出ると、暑さで植木がぐったり。

うちのベランダは暑すぎて植木が死ぬことがある。

すだれを立ててやる。

みんなまいっているのねー。

明日も35℃だってぇ・・・。
ゆうべ寝たのが1時過ぎ、起きたのが5時。

眠い。午前中は寝ていたい、と思ったがそうはいかない。

きょうは、母の友達と昼食をともにしたあと、買い物に付き合うん
だった。

11時30分に集合。

お寿司を食べている間、母の友人は親戚の咽頭癌になった人の話を
ずっとしていた。

もう・・・・。そんな話をしないでよ。

なんとなく、父とだぶってしまって気が重くなった。

その人は、余命1年と聞かされて、本人も知っているらしい。

話を聞きながら、ハッとした。

母は、父の寿命があとどれくらいか聞かされているのだろうか・・・。

本当は知っているが、私の事を思ってひとりでその重みに耐えているのだろうか。

「お医者さんから聞かされてるの?」

ことばが、胸の中で膨らみかける。

いや、よそう。そんなの聞きたくない。

インフォームドコンセントだって、私も一緒に出たのだから、母が知っているわけがない。

せっかくの食事なのに・・・・。

母は、その友達ふたりに父の病気のことは一切話していない。

やがて、話は子供に母乳を与えた頃の話に変わった。

母の友人は、ひとりで喋り通しだった。

私たちはもっぱら聞き役。疲れる。

元気な人たちだ。

冷房は効きすぎて寒いくらい。

1時間ほどいて、買い物に行くことになった。

外に出たら熱風が吹き、アスファルトからの照り返しが容赦なく
体にまとわりついてくる。

車の排気ガス、人ごみ、点滅する青信号。

みんなしかめっ面をして歩いている。

今年の梅雨はどうなったのだろう。

友人お勧めの店は、冷房が効いてないような混雑ぶりだった。

確かに安いけど、何もここからいろいろなものを買って持っていくこともないと母と話し、それでも、勧められたおいしいと言われる食品を何点か買った。

私は途中で別の店に寄ったが帰ってきたら、ぐったり。

きょうは暑すぎ。

ヤモリ

2004年7月6日
今朝、玄関の前を掃除しようとしたら、ヤモリがいた。

体調が7〜8センチはあろうかと思われる。コンクリートと同じ色だ。

珍しい。ヤモリを見たなんて何年ぶりだろう。

ここにいたら踏まれてしまうよと、ほうきの先で体を押したら、コテンと裏返って白い腹を見せた。

微動だしない。死んでる?

もしかしたら、朝早くから出ているうちのちび太がもてあそんだのだろうか。

野良猫のアカと一緒だったから、二匹でやったのかもしれない。

本当に死んでるのかなと思って、ほうきの先で押したら、またころがってしまった。

なんかゴムでできたおもちゃのように見えるが、やはり死んでいるようだ。

土に返してやろうと、ほうきで転がしたが裏返ったままになってしまった。

「死体遺棄」という言葉が頭に浮かぶ。

ごめんね、うちの猫がやったのかもしれない。

ヤモリは家を守るっていうし、それを粗末にほうきで土のあるところまでころがしてしまったことを後悔した。

ひと通り掃除を終えてから、家族に今あった事を伝えた。

「ちび太がやったのかなぁ。土に埋めてあげれば」

「うん。もう少しして見てから、埋めるよ。実は、生き埋めなんて事になったら罰があたるし」

         *******

昔、うちの前が原っぱだった頃、夕方になるとコウモリが飛んできた。

それを捕まえて、間近に見てみたかった。

近所のおじいさんに竹ぼうきを投げるとエサだと思って降りてくるよ
と教わったので、兄とふたりで竹ぼうきを空に向かって投げた。

おじいさんの言う通り、何匹か飛んでいるうちの1匹が竹ぼうきに
足をとられて一緒に落ちてきた。

家に持ち帰って割り箸かなんかにぶら下げたと思う。

ねずみのような顔で小さく、真っ黒でかわいらしかった。

兄とふたりでさわってみた。

兄は特に気に入ってずっと見ていた。

そのうち、母が「逃がしてやりなさい」と夕食の支度をしながら
私たちに言った。

「え〜、返すのぉ?せっかく捕まえたんだよ」口々に言った。

「そのコウモリにも家族がいるのよ。おとうさんとおかあさんが子供が帰ってこない、どうしたんだろうって心配して待っているかもしれないのよ」

子供にとって強烈なことばだった。

「そうか!じゃ、返してあげなきゃね」

兄とふたりで、原っぱまで行き放った。

「家族が待っている」いい言葉だ。

        ********

もしかして、ヤモリにも家族があったかもしれない。

「おとうさん、エサを探しに行ったのに、まだ帰ってこないね」と

子供たちがいつまでも、いつまでも待っているかもしれない。

まだ、ヤモリは土に埋めていない。

レジ袋

2004年7月5日
なんか下の方で、神妙になってますな。(照)

        ********
         
レジ袋を持参することを推奨しているスーパーがあるけど、やっぱり
その店の袋を持って行くっていうのが常識?

暗黙の了解ってやつですかい?

ところが、そこのレジ袋が家にはない時がある。

そういう時って、どうするんでしょう、奥様方は。

で、どうしたかと言うと私は、きょうライバルのスーパーのレジ袋を持って行った。(ぉぃ

これって、ちょいと勇気がいる。

スーパーの袋ってあれ、名前が入っているから、いわば宣伝みたいな役割を持っているわけでしょうなぁ。

なのに、よそのスーパーの袋に買った物を入れて、その店を出るとちょっとした罪悪感が生まれる。

もしかして、「お客さん、それは困ります」とかなんとか言われたりして・・・なんて具合に。

そんなわけで、他店のスーパーの袋を持参した場合、トートバッグの中に袋ごと入れるので、スーパーの名前が見えないようにしている。

まぁ、そのスーパーにはたまにしか行かないんだけどね。

ほぼ毎日のように行く近所のスーパーは、レジ袋を持ってくると
ポイントをくれるとか、そ〜んなの全然ない。

経費削減も、ごみ減量も一切考えていないみたい。

レジ袋出し放題。たぶん、万引き防止なんだと思う。

        ********

自転車で買い物をした帰り、リヤカーが道端に置かれているのを見た。

珍しいねぇ・・・・。

ところで、リヤカーの新車って見たことがありますかね。

私は、ない・・・・。

でも、あれって1台いくらするんだろう。

別に欲しいわけじゃないんだけどね、チラッと考えてみたわけ。(笑)

痛み

2004年7月4日
なんかみんなイライラしている。

母は、ちび太と父の世話で疲れ、弟は仕事で疲れ、私は何十年も同じ所で足踏みをしてることに疲れている。

元気なのは父だけ。

そりゃ、そうだ、自分のことしかしないし。

        ********

高い志しもないし、これといった信念もない。

これからの人生、どうありたいかなんて全然考えていない。

1日1日をこなすだけで日が暮れてゆく。

        ********

きょうのような暑さはダメだ。

暑さに弱い。

        ********

向かいの丸山さんちで、庭の木を大掛かりで切り始めた。

窓を開けておくと、葉っぱの香りがしてくる。

もみの木、南天、ふよう、きんもくせい、みかんの木、ラベンダー。

剪定ばさみの音が朝の8時から鳴る。

切られる時の痛みが、香りになって散るのだろうか。

みかんの木があるからか、アゲハチョウが何匹か舞う。

うっそうとしていた庭に光が注ぐようになった。

私もすっきりしたい。
母と喧嘩をした。

私の物忘れが原因。

と言ったって、迷惑かかったわけじゃなし・・・・。

私も長く親の元にい過ぎた。

徒労に終わる

2004年7月2日
いつも父は、1泊2日の入院を終えると、午後2時頃帰ってくる。

しかし、きょうは4時になっても帰ってこない。

なんかあれば電話をしてくるだろうと、私はのんびりしていたが、
母は病院に行って見てくると言い出した。

ふ〜ん・・・。

母は何かと怒鳴られてばかりいる毎日なのに、父の身を案ずるなんて。

父は家族のことなど心配したことがないじゃないか。

「帰りに図書館に寄ってんじゃないの?」
私はそっけなく言う。

「あとで文句言われたくないのよ。『迎えにも来ないなんて』、とか
なんとか・・・」

あぁ、そういうこと。それなら、わかる。

いいよ、私が行って見てくるからと、強い西日を浴びながら自転車を
こぐ。

案の定、病室の名札ははずされて、誰もいなかった。

帰りに図書館に寄ってみる。

誰かとお茶でも飲んでるんじゃないだろうかと思いつつ、図書館横の
喫茶店をちらっと見たが、中までは見えない。

帰ってきたら、母が「ごめん。今、おとうさん帰ってきた」
と私を出迎えた。

見舞いに来た友人と図書館の喫茶店にいたんだそうだ。

やっぱりね・・・・。

        ********

きのうの同じ、カラッとして湿度の少ない心地いい風が吹く。

朝晩は、半そでじゃ肌寒い。

夏休み、毎年行っていた東北の母の実家を思い出す。

日中は暑いけど、朝と晩は過ごしやすかった。

遠い遠いあの日。

もう戻れないあの日々。

夏休みは、いつだって「特別」だった。

ほおずき

2004年7月1日
ほうづき?「法月」と書いてほうづき?

うそ〜ん・・・。

ほおずきじゃないの?

花屋の店頭に並べられたほおずきの鉢に「法月」と書かれてあった。

ず〜っと、「ほおずき」だと思っていたんだけど。

調べてみた。

やっぱり「ほおずき」だった。

漢字は鬼の灯りと書いて、ほおずき(鬼灯)だそうだ。

花屋さん、間違ってるよ。

花の名前って漢字にするとわからないことが多いけど、風流ですな。

        ********

昔、雑誌でピラミッドあじさいを見て、これを見るまでは死ねないと
思った翌日、花屋の店先に置いてあるのを発見してしまった。

ほほ〜ん、これがピラミッドあじさいかぁ・・・・。

三角錐(さんかくすい)の形に花をつける。

いや〜、すぐ見られるとはねぇ・・・・。

死ぬまでにって言っちゃったよ。

でも、あれから10数年たったけど私はなんとか生きている。

        ********

丸井がバーゲンをしているとテレビで知ったので、午後丸井へ。

        ********

きょうから1泊2日で父は、抗がん剤投与の為入院。

文字通り、鬼の居ぬ間に命の洗濯。

母とのんびり過ごす。

見えるという幸せ

2004年6月30日
眼科。1ヵ月に1回の眼圧検査の日。

出かけるっていう時に雷がなり始めた。

おいおい、こんな中傘さして行くわけ?

おへそを隠して行かなきゃ。

いや、別に普段出してるわけじゃないけど。

きのうとは、うって変わって雨降りかぁ。

久しぶりの雨に喜んでいるのは、玄関先のあじさい。

        ******

眼圧は両目とも正常値の12だった。

よかった〜。

飲んでいる薬が緑内障と相性が悪いから、心配していたんだ。

月9のフジテレビ「愛し君へ」を見ていたけど、このドラマは
人ごとじゃないような気分で、見るたび胸がチクチクしていた。

私はベーチェット病じゃないけど、しまいにはああいうふうに、見える範囲が狭くなるのだろうかと・・・。

忘れていたい恐怖に近い不快感を、呼び起こすようなドラマを見なくたっていいんじゃないかとも思っていた。

まぁ、ドラマでは一緒に歩いていく人を見つけられたからよござんした。

みんながみんな、ともに歩いていけるパートナーを見つけられるわけじゃないのにね。

終わってほっとした。

        ******

帰ってから、駅ビルのバーゲンに行った。

やっぱり雰囲気が全然きのうとは違っていた。

店員さんが、「いらっしゃいませ〜〜」と一生懸命叫んでいた。

ウロウロしたけど、いまいち、ピンと来るものに出会わなかった。

だいたい私が買う店っていうのは決まっているから、そこで気に入ったのがなければ他を見てもしょうがない。

やたらに、スパンコールとか使っているTシャツが売られていたけど、英語で何か書かれているのは、好きじゃない。

        ******

夜、コンタクトを洗う時にクリーナーやケース入れておくのに使っていたグリーンの四角いガラスのお皿を割ってしまった。

あ〜あぁ・・・。

これと対だった黄色の皿をちび太に割られて、場所を移していたのだけど、歯磨きをとる時にぶつかって、落としてしまった。

重宝していたのになぁ。

今月だけで母が皿を2枚割り、私も1枚割った。

確執はあるけれど

2004年6月29日
こういう今の暮らしを幸せっていうのかもしれない。

と、怖い夢を見て今朝目覚めた時、そう思った。

         ******

駅ビルでバーゲンの広告が入ってきた。

午後、張り切って出かける。

ん?なにもしてないじゃん・・・。

10〜40%引きってうそじゃん。

しかも、客も少ないし・・・・。

もしかして・・・。

家に帰って広告を確認した。

やっぱり!30日からって、明日からだったんだぁ。

紛らわしいことすんじゃないよぉ。(怒)

結局、私は当たらなくてもいい紫外線をたっぷり浴びに出てきた
ものなのね。

ぷんぷん。。。

人の顔を覚えること

2004年6月28日
カットへ。今回は、予約なしで。

カッコイイおにーさんだった。

「どれくらい切りますか?」

「1センチ強お願いします」

「前にそぎましたよね」

「・・・(前に?)はぁ、少し」

「前にぼくがやりましたよね」

「ん〜〜、いえ、私、あなたが初めてです」

「えっ?ぼく、ここにもう9ヶ月くらいいるんですけど・・・」

「そうですか?私は1ヶ月に1度来てますけど・・・」

人違いだろうと私は勝手に思った。

「あれ〜?ぼくって影が薄いのかなぁ・・・」

ひとり言のようにつぶやいて、切り始めた。

チョッキン、チョッキン。

最初、横顔を見たとき、女の人かと思うぐらいきれいな
おにーさんだった。

髪がいくらか長くて、ヘアーバンドみたいなのでまとめていた。

以前にやってもらったっけ?と考えていた。

耳元に来た手、シルバーのごついリング。

「あ〜〜〜、思い出しました!ごめんなさい。
確か、何ヶ月か前でした、咳をしていらっしゃいましたね」

「あ、はい。思い出してくれましたか。影が薄いのかと思ってました」

いえいえ、ごめんなさい。

日記に「咳の飛沫の使い道」とかいうタイトルで書いた人だ。

私って、人の顔を覚えられないところがある。

道を歩いていて、知らない人に笑顔で会釈されてもわからなくて、
誰?と思いつつ、お辞儀を返す。

家に帰って、今日こんな人に会ったけど?というと、

「うちに来ている銀行の人じゃない」とか、誰々さんよというような事が多い。

人の顔を覚えられないというより、あまり人の事を見てないみたい。

そりゃあ、話をする時は目を見て話すけど。

相手の特長などをとらえるのが、鈍いのかもしれない。

きっと、失礼な人って思われる事が多いんだろうなぁ・・・。

         *******

髪の毛をそぐ頃になって、ライブの話で盛り上がってしまった。

誰でもそうだろうけど、自分の好きなものの話しになると饒舌になる。

ロックが好きで、HPに作詞を載せていると言うおにーさんは、楽しそうにいろいろ話してくれた。

私も、最初は聞きながら楽しかった。

が・・・・、饒舌になるにつれシャギーを入れる速度がどんどん増し、バッサッバッサと髪を切る手が止まらない。

あ〜〜〜〜、おにーさん、ライブの話はいいから、髪の毛が
なくなる〜〜〜。

あれ〜〜〜、止まらないよ、おにーさんたら〜〜〜。

バッサッバッサ、シャギー入れまくり。

誰か止めろよ〜〜〜。って、私がひと言、言えばいいんだけど、
言えない・・・。

話に相槌を打ちながら、鏡の中の笑顔が引きつる私。

         *******
終了・・・・・。

ボブじゃないじゃん!これ、ショートカットじゃんよ。(泣)

なんかマッチ棒みたい・・・・・。

帰りの上り坂。いつもは自転車で登ると息切れするので押しながら、坂道を登る。

でも、この日は「短くされた〜〜〜〜〜〜」と思いながらペダルをこいだら、たいした苦痛もなく、てっぺんまでこいで行けた。

あはは。。。力あるじゃん、私。

マッチ棒カット、今年の夏、大流行しますからっ。

キレる爺さま

2004年6月27日
混まないうちにと、午前中にスーパーへ。

ここのスーパーは大きいが、すごく混雑する。

特に土日は駐車場待ちの車の列ができるほど。

だから、なるべく土日は避けるようにしている。

サーっと買い物を済ませて行ったら、すでにレジは長蛇の列。

並んで5分位したら、後ろの方でおじいさん同士が喧嘩を始めた。

ふたりとも怒鳴りあっている。

どうやら、列に割り込んだらしい。

割り込まれたおじいさんがどう注意したのか、そこまではわからないが
割り込んだじいさんは、腹の虫が治まらないのか、ズ〜〜っとわめいていた。

怖え〜〜〜〜〜。

みんな見ている。

レジの女性も見ていた。

その爺さまのすぐ前にいた婆さまは、すっかりおびえて列からはみ出していた。

キレる10代なんて言ってるけど、最近キレるじいさまも多い。

前にも、ここじゃないけど、怒鳴っているのを見たことがある。

おばさんが言った。

「混んでるから、みんなイライラしてるのね」と。

いや、そうかもしれないけど、永遠とわめくかね。

あんまりわめくと、入れ歯がぶっ飛んだりしないかしらん?

キッチン

2004年6月26日
ちび太(猫)が乗らないように、シンクには金網ネットを置いている。

水を汲もうとして金網ネットをとったら、ぶつかって

吊るした盆ざるが落ちた。

まな板が倒れて、その拍子に食器が倒れ、食器に当たった菜ばしが
ころがった。

ドン!バン!ガシャン!コロコロコロ・・・・。

あのさー、コントやってんじゃないんだから、次々物が落ちたり倒れたりしないでよ。

まぁ、頭の上からたらいが落ちてこないだけましか・・・。

< 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 >

 

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索