暮れの買い物

2004年12月28日
ジムに午後から行きたかったので、午前中は食器棚の中を拭き掃除。

やることをやれば、何も私が午後に2時間くらいこの家を空けたって、

困る事はないだろうと思っていた。

早めに昼食を済ませ、支度をしていた。

「午後からお正月の物を買い物に行くからね〜」

母に言われた。

え?

やっぱり?

確かに、門松やおもちなど一切買っていない。

「1時から、ジムに行こうと思っていたんだけど・・・」

と、言えば「あ〜、そうだっけ。いいわよ」とあっさり言ってくれるのはわかっていたけど・・・。

あえて、言わず・・・。

スーパーに一緒に行った。

相変わらず大混雑。

毎年思うんだけど、スーパーって2日から営業するじゃない。

いや、元旦から営業するところもある。

なのに、なんでこれだけ買いだめするんだろう。

っていう、私も買ってるのよねぇ・・・。
チビ太のエサとお腹の薬をもらいに、動物病院へ。

先生「この薬は、いつも朝エサをやる時間より2時間前に起きて、

空腹の時飲ませてください。その方が、一番効きますから」

「エサにまぜてはいけないんですか?」

「口をガッとあけて、ポイっと投げ込めばいいんですよ」

「口をあけて、投げ込むんですか??」

え〜〜〜〜、無理、絶対無理!!

「いや、あのぅ、撫でさせないしすぐ噛む猫でして。

口を開けることは、不可能に近いんですが・・・」

「じゃぁ、お刺身に包んでやってもいいですよ」

「あ、うちの猫はお刺身が嫌いで、前にもお薬を頂いた時に、

お刺身にまぜてやったら、においを嗅いだだけで、猫砂をかける

しぐさをして・・・。なんか汚い物のような扱いをしていました・・・」

「そう。クリームとか甘い物にまぜて食べさせてもいいですよ。

甘いのが好きだから」

「え?猫って甘いものが好きなんですか??」

「そうですよ、猫は甘党なんです」

知らなかった〜〜〜〜〜。甘いのが好きなんだ〜〜。

これ以上、言うことばもなく「はぁ、じゃ、やってみます」と言って出てきたけど。

チビ太には、ドライフードのエサ以外を食べさせた事もないし・・・。

甘党かどうかも知らないくらい、人間の食べる物は猫には毒と思って、与えた事がなかったのに。

こりゃ、無理だなぁ・・・・・。

口をガッとあけて、ポイっと投げ込む??

無理無理、ぜ〜〜ったい無理。

鉄でできた手袋かなんかなけりゃ、できないって。

どうしよ・・・・。(没)

気疲れ

2004年12月26日
超人的とも言えるほど、あっちこっちと動き回れて、元気だったのは

何日間くらいだっただろう。

充実していい日々だったんだけど・・・。

        ********

年賀状作りに、身を削っているきょうこの頃。

なんせ、パソコンの知識がまるでない。

あれこれやっているうちに、なんだか妙なことになって、宛名が

胡麻つぶのように小さくなっていたり・・・。(笑)

絵がド派手だったり・・・。

毎年、緊張しながらやってるんで、疲れてしまう。

なんでそんな事で疲れるのかと不思議かもしれないが、そこが、私の

悪しき性格というか体の造りっていうのか・・・。

        ********

お友達の皆さん、すみませんが元日には届かないかもしれません。

新年になってから書くかもしれませんので。

ここでこんな事を書いていても、お友達は見てないでしょう、きっと。

いや、見てないことを望みますです、はい。(笑)

スーパー元気人の時に、年賀状書いておけばよかったと後悔中。

でも、元気だと目は外へ外へと向くから、出かけてる事が多いのよねぇ・・・。

クリスマス会

2004年12月25日
兄宅で、毎年恒例のクリスマス会。

プレゼント交換の品4つとデザートなど持参。

これは、ゲームの結果で決めるから誰のが誰に当たるかわからない。

自分の買った物が自分に当たる場合もあるし・・・。

男でも女でも子供(甥と姪)でも、喜んでもらえる品を買うのが結構

大変だったりする。

        ********

結局、私が買った物が母に当たり、母が買った物が父に当たったので、

4品中、2品は自分ちに来た。

私が当たったのは、冬仕様のかなり大きなマグカップだった。

誰が買ったのか聞かなかったけど、いい感じよ。

かわいい女の条件

2004年12月23日
「首輪をはずした人をとっ捕まえてやる」なんて鼻息荒くしていた
けど・・・。

ちゃんと5時に起きて窓から見てたけど、今時の午前5時って
真っ暗。

祭日ということもあって、人ひとり通らなかった。

1時間くらい外を気にしていたけど、なかばあきらめて他の事を考えて

いたら、だんだん腹がたってきて、そうなると動悸がしてきてダメ。

まだ6時だから、また眠ろうなんて思っていたのに、頭が冴えちゃって・・・。

怒るのはやっぱり体に毒だなと思った。

朝がこうだったから、その後体調が悪かった。

         ********

結婚した時もそうだった。

相手に腹がたってもその場で気持ちをぶつける事もできず、全部我慢

してるうちに動悸がしてきて体の調子が悪くなっていった。

それで、不眠症になったり、いろいろ。

それでも、そんな体調の悪さも相手に告げず、一生懸命家事して・・・。

だから、肉体的にも精神的にも疲れきってしまう。

結婚生活が長続きしない原因もそこにあった。

感情をちゃんと素直に出せる人がうらやましい。

その方が、「かわいい女」だと思う。

盗まれた!

2004年12月22日
早朝、チビ太は母からえさを貰って食べ終わると、外に行くのが習慣になっている。

今朝も5時半頃出て行ったという。

30分位して戻ってきたら、あれ?

首輪がない!

鈴とグレーの反射板がついた青い首輪がない!!

はずれた?いや!そんなわけがない。

人の手でやらないと絶対にとれない首輪だった。

という事は、誰かが勝手にはずした?

まさかね・・・・。

チビ太が行きそうな所を探したがなかった。

チビ太は家族以外の人間が来ただけで、すぐ逃げる。

車庫に私と一緒にいても、家の前の私道を誰かが通っただけで、

バイクのカバーの下にサッと隠れるくらい、臆病だ。

外に行って、帰ってくると必ずエサをねだるのが習慣になっている。

さっき食べたでしょう?と言っても、必ずもらうまで鳴くし、それも

しらんぷりしていると飛び掛ってくる。

それが、今朝は家に入ってきた時、エサをねだらなかったという。

あっ!!

猫ばあさんだ!

前に、うちの車庫のすみっこに猫のえさをごっそり置いて行ったおばあさんがいた。

チビ太は飼い主の私たちでさえ、首輪をさせるのはエサを食べている時だけだ。

ばあさんがエサをまいて、それをチビ太が食べているところを

ねらって、首輪をはずして持って行ったのか・・・。

そのおばあさんには、ちゃんと理由を言って勝手にエサをやらないで

くださいと注意したのに。

そういえば、2,3日前近所の飼い猫をフェンス越しに見ながら、

「ごめんなさいねぇ。きょうは、何も持ってこなかったのよね

ぇ・・・」と自分のポケットを探っていた姿を見かけた。

その時、このおばあさん、また勝手に飼い猫にエサをやってるよと

あきれて私は通り過ぎた。

また、やり始めたんだ。

それにしても、どうして首輪をはずしたんだろう。

家族で、気味が悪いねと、朝からその事ばかりを話していた。

自分ちでも、猫を飼っているって言ってたから、「うちの子にいいわ」

なんて持って行ったんだろうか。

それとも、首輪なんてかわいそうとかなんとか言って、はずしてどこかに捨てたのか。

首輪をつけてから、「かわいく見えるよね」なんて言ってたのに・・・。

よ〜し、明日の朝は5時に起きて窓から現場を押さえてやる。(怒)
商店街を歩いていたら、まだまだ修行中という若いお坊さん、なんていうの?

作務衣(さむえ)を着た20代とおぼしき男性2人が笑顔で歩いてきた。

なんか、妙にはしゃいでいる。

もしかしたら、これから焼肉を食べに行くところかもしれない。

         ********
       
駅ビルで福引のガラガラを3回やったら、500円の商品券とはずれの

ティッシュペーパーを2つもらった。

金運よしとしよう。(笑)
撫でるだけで、ガブっと噛むあのチビ太が、鈴のついた青い首輪を
させた。

不思議。

でも、すぐに首輪をつけさせたわけではなく、1週間ほど前に、ゆるゆ

るの細いひもを首につけてやった。

次に、それに鈴をつけた。

チリンチリンと鳴るから、かわいい。

そして、きょうペット用品売り場で買ってきたものに、家にあった鈴を

つけてエサを食べている時に母がつけた。

絶対、いやがって大変な事になるだろうと、みんな戦々恐々としていた

けど、エサを食べ終わった後も、全然首を気にしない。

「チビ太、いやじゃないの?」と聞いてみたりして・・・・。(笑)

なんで、首輪をつけたかというと、近所のおじさんや、阿久田さんの

おばさんが野良猫を見つけるといじめたりしているからだ。

首輪がついていれば、石を投げられたりしないだろうという事になった。

首輪をつけたことによって、保護猫から飼い猫になった感じ。

私と弟は、なんか責任感じるよねぇと手放しでは喜べない気分になった1日だった。
紺のTシャツがない!

この間、出したんだけど、どこにもない。

たんすの中、クロゼットも見たが見つからなかった。

探しものって結構疲れる。なんだかんだで、1時間ぐらいかけて探していた。

だいたい、夏物はここにしまうって決めてあるから、他を探したって
無駄。

あ〜ぁ、どこに行ったんだろう。

        ********

母は友達と毎月恒例の食事会。

ランチを食べてくるが、帰ってくると夕食は食べないと言う。

弟は、忘年会だから、夕食はいらないらしい。

「忘年会かぁ、いいなー、一度も出た事がない」とぼやいたら、弟は、

忘年会なんてわずらわしい。無礼講なんていうけど、上司は上司だよ」と言う。

ふ〜ん・・・。

夕食は私だけなので、母が途中で何か買ってきてくれるという。

「デザートもね」と言っておいた。

        ********

めずらしく、3日続けてジムに行った。

からだを引き締めたいというのと、体力をつけるために、スポーツクラ

ブに入会したけど、もうひとつの目的は、ストレス解消、他人とコミ

ュニケーションをとりたいというのが、一番強い思いだった。

だけど、インストラクターさんが作ってくれたメニューはマシンだけ

なので、スタジオなどグループでやるエクササイズには出ていない。

カロリーバーナーエアロとかボディーパンプなんか、かなりきつそうだけど、楽しそう。

まぁ、それに出るのは自由なんだけど。

ひとりで黙々とえんやこら、とマシンをやっているだけじゃ、

あ〜た、友達もできやしないわな・・・。

スタッフや受付のおねーさんとせいぜい「こんにちは」か「お疲れ様で

した〜」とかそんなもんで終わり。

なんかさみしいのぉ。

鍋に木?

2004年12月15日
夕方、スーパーへ。

母が書いた買い物のメモ。

春菊、豆腐、あげ、白菜、しいたけ、マロニエ・・・。

マロニエ??

いつからうちは、鍋物に植物、いや樹木を入れるようになったんだ?

マロニエってとちの木のことでしょ?

マロニーでしょ、マロニー。

あとなんか、しめじみたいな絵が書いてある。

なんだろ・・・。

鍋に入れる材料を思い描いてみる。

あ〜、えのきかぁ。(笑)

母は、買い物をメモしている時に、名前が出てこなかったりすると

絵を書くことがある。

この間は、四角い絵が書いてあった。

四角じゃ、わからないって!

         ********

鍋物に入っている、えのきって飲みこむタイミングがわからないの
よねぇ。

読み間違い

2004年12月12日
父の新しい治療法を試した結果が出た。

普通なら、これだけラジオ波で肝臓を焼いた場合、肝臓の機能が悪く

なるはずなのに、他の残された肝臓がちゃんと機能しているという、

めずらしいほどの良い結果だったそうで、医者も驚いたらしい。

こうなると退院が早くなる見通し。

父は、きっと細く長く生きるのだろう。

         ********

最近、近眼のせいか、年のせいか・・・。読み間違いが多い。

きょうの番組を見て。

テレビ朝日「職場のピアニスト」と読んでしまった。

「戦場のピアニスト」が正解。あ〜・・・・。

12月11日

2004年12月11日
削除しまたした。

立派の反動

2004年12月10日
父は結局、新しい治療法の方を選んだ。

父の考えよりもむしろ、主治医が「是非、やってみたい」と言ったから、同意したようだ。

やっぱりね、医者は試してみたいんでしょう。

         ********

看護師さんで、癌患者のケアについて大学に入って学んでいる人がいるそうだ。

その人に、ちょっと、話をしてくれないかと頼まれたと言う。

「○○さん(父)は、癌なのに、いつもニコニコ明るく、年齢の割には

サッサと歩いて元気でいる。癌と宣告されてからの、心情を聞かせて

欲しい」という事を言われたらしい。

そのことについて、父が私に話し出そうとしているときに、薬剤師さん

が来て、同じような話になった。

そのため、私は父のその時の思いを聞く羽目になった。

「そりゃぁ、癌だと知らされたときにはショックでしたよ。なんで

自分が、何も悪い事をしていないのに・・ってね。でも、考えてみれ

ば、もう年も年だし、先の事を考えたってしょうがない、プラス思考で

行こうと思ったんですよ。暗く沈んでいたって、何も変わらないです

からね。やりたいことも、次から次へとあるし・・略」

「はぁ、そうですね。プラス思考ですよね」

物わかりよく、笑顔で深く頷いた若い男性薬剤師。

茶番だ。

だいたい私は、そんな話など聞きたくなかった。

父が他人と接している時の姿は、家の中と違って別人になっているからだ。

私は、父のベッドの横に立ちながら、うんざりしていた。

いつもニコニコして明るい?

とんでもない、その外でいい顔の分、家に帰ってきたら豹変するのだ。

つまり、父は外面がいい分、その反動を全部家族にぶつけるのだ。

退院すれば、外で我慢した分、家で爆発するのはもう目に見えている。

癌イコール死ということを、父が簡単に受け入れたように、この人たち

には見てとれたかもしれない。

そして、そんな父を「立派な人」ととらえたかもしれない。

でも、現実は違う。

父にも葛藤はあり、それを母や私の前で何十回も爆発させた。

「立派」ともいえるような答え方をするなら、それはそれで、父がプラ

イドを保つ為に必要なら仕方ない。

でも、その「立派」に無理があるから、家での反動がすさまじく激しい

ものとなる。

家族に当たるくらいなら、よっぽどさまざまな葛藤があった事を正直に

吐露すればいいのだ。

父の「外」の顔をした話し振りを見るのは、大嫌いだ。

空々しいお喋りは20分以上続いた。

親指が痛い

2004年12月9日
ここのところ、ずっと忙しくて日中、家にいる時間のほうが少ない。

父は入院中だし、母は自分の習い事の展覧会で駆けずり回っている。

その分、家の中の事もしなければならないが、私も時間に追われて
いる。

満足に掃除機もかけていない。

この間の強風で倒れて割れた椿の鉢も、そのまま放置してある。

せっかくつぼみを持っているのに、早く植え替えてやらなければ枯れて

しまうかもしれない。

きょうなど、夕食の支度をしている間中、チビ太はいたずらを繰り返

し、絶えずご飯をくれ〜〜、ご飯をくれ〜〜とうるさい。

無視をしてると、足首に噛み付いてくる。

時間を決めてちゃんとやっているにもかかわらず、もっとくれ〜〜と
鳴く。

        ********

右手の親指の先がひび割れて痛い。

皮膚が硬くなっているから、傷口がくっつかずパックンとあいている。

たまに血がにじむ。

もう痛いのなんのって・・・。(涙)

毎年冬はこうなる。
いざ、バーゲンへ!

予想していたけど、すごい混雑ぶり。

それにしても、暑かった。

バーゲンに、タートルネックのセーターとダウンジャケットで

行くのは、やめた方がいい。

買い物をしていても暑くていやになってくる。

バーゲンに行くなら、薄着をしていった方がいいと痛感。

戦利品はセーターと、ブーツ。

冬はタートルネックかハイネックのものが多い。

でも最近暖かいし、ビルに入ると暖房が暑いくらいだから、普通の

クルーネックのセーターが欲しかった。

ブーツは、去年買ったし今年はいらないと思っていたけど、思わず
買いたくなる値段だった。

履いてみたらピッタンコ。

これを自分以外の人に買われるのが、なんか悔しいという変な理由で
買ってしまった。

        ********

夕方、父の絵を引き取りに某会場に。

自分で絵をはずして、キャリーにつけて持ってこなければならない。

会の人に会ったら、ちゃんと挨拶しろだの、父の絵をはずした後は

周りの人にも手伝って来いだの・・・、この年になってもいまだに母

から細々と教え込まれる。

今まで乗ったことがない位の高さの脚立を借りて、絵をはずす。

3つもある・・・。大きく重い。

「お手伝いします」のことばに、喜んでくれたおばさん。

喜びついでに、そのおばさん、自分の身の上話をし出した。

しかも、外で。

「話してていい?」と話の合間に聞いてくる。

「いや、忙しいので、そろそろ・・・」なんて答えられるわけない。

「はい、大丈夫です」と笑顔で答える。

膝の手術をしたとかで、杖をついている。

それに、私同様、額縁に入った絵を3点キャリーに乗せている。

「あの、バス停まで送りましょう。私、持ちます」

と、慈愛に満ちたせりふを言う。(ぉ

「あら〜、なんてご親切な。大丈夫ですから」と恐縮された。

いや、おばさん、杖をついた体でその絵を運ぶのは大変なことですよ。

っていうか、バスじゃなくてタクシーに乗るべきでしょう。

いや、それでバスに乗ったら迷惑かもよ。(本音)

まぁ、あんまりしつこく言うのもよくないかなと思って挨拶をして
別れた。

冬の夕暮れは早い。

信号を待つ交差点に、冷たい風が吹きぬけてゆく。

足元に、街路樹のプラタナスの落ち葉が、こそこそと乾いた音をたてて寄ってくる。

5時だというのに、もう真っ暗だ。

夕暮れから夜に向かう、この数時間が暗い溝のようで嫌いだ。

わびしく心細く、時に不安を引き連れてやってくる。

すっぴん

2004年12月5日
夜中からずっと朝になっても、風が強い。

朝方、一時停電になったそうだ。

車庫の脇に置いていた椿の鉢が風で倒れて、割れていた。

弟が見つけて、後始末をし始めた。

母とふたりで、「ちょっとYが片付けてるよ〜。今度は風じゃなくて、雪が降るよ〜」と驚いていた。

それくらい、珍しい事。なんでも、人にやらせるヤツだから。

         ********

きょうは、お使いに行かないと決めていたのに、夕食は鍋にするという

ことで、結局行くはめに。

日曜のスーパーってすんごい混んでるんだもん。

できれば、行きたくない。

いつも、ちょこっと出かけるんでもお化粧をしていたけど、きょうは

すっぴんで行ってきた。

このヘアースタイル、お化粧しないとちょっと、やばいんだけど・・・。

欠落

2004年12月4日
1泊2日の入院予定だったから、髭剃りなど細々したものを持たずに

行った父が、持ってきて欲しい物を電話で言ってきた。

まったく、入院すれば何かと私の力が必要になることをわかってるのか、なんなのか。

「あかり、行ってくれるの?やっぱり嫌でしょう。お父さんの所」
母が言う。

「なんか検査があるんでしょう。何時よ。いない時に行ってベッドに置いてくるよ」

「MRI、午前中に終わるって。あぁ、やっぱりいいわよ。おかあさんが行くから」

父が普段から穏やかな心の持ち主だったら、たかだか荷物を届ける

だけのことで、母に気を遣わす事もないだろうに・・・。

膝が痛い母を、行かせるわけにはいかない。

「いいよ。・・・・家族じゃん」

「家族だから」、といつも許したり、頑張ったりしているんだよ、
おとうさん。

でも、父にはそれがわからないだろう。

        ********

この冬になって初めて、ダウンジャケットを着た。

手袋をして、自転車を飛ばした。

去年は駐輪場のイチョウの木が、すっかり黄色になっていたが、

今年はまだ青い葉っぱも残っている。

もう1年たったんだ。

病棟の階段を登ったら、父が電話をし終わってちょうど振り向いたところだった。

「やぁ、今家に電話をしたら、こっちへ向かっているっていうから」

笑顔である。

ふふん。もう、外面に変身している。

家では絶対見せない、外の顔。

別人だ。

そんな笑顔を見せられたって、私の顔はゆるまない。

ベッドに腰掛けた父に、持ってきた爪きりやシャンプーなど、ひとつ
ひとつ手渡した。

「絵の展来会に行くから、外出届を貰ったんだよ。だから、今から家に帰るよ」

喜々としている。

だったら、私が持ってくる必要がなかったんじゃないの?

そう思っても、ことばにせず、「そう」とだけ答えた。

その嬉しそうな話し方は、家に帰れるからではない。

絵の仲間に会えるからだ。

じゃ、気をつけて。私は自転車だから、と行って出てきた。

いったい父は、どう思っているのだろう。

娘を怒鳴りつけてばかりいて、この間も散々私をなじったくせに、

こうして荷物を運んでくる私に対して、何も思わないのだろうか。
父は、腫瘍マーカーの数値があがったらしく、またラジオ波の治療を
受ける事になった。

2,3回受けるらしいから、20日くらいまで入院となる。

父からまた電話があった。

今度、新しい治療法ができたらしく、そっちを勧められたという。

どんな治療法なのかも知りたいが、まずどれほどの治癒力があるものなのだろうか。

副作用は?

治療に伴う苦痛はどんななの?と電話を切った母に矢継ぎ早に聞く。

「終わったあとの痛みがラジオ波のように、一晩ではなくて2,3日もあるようだって」と母。

父はどっちの治療法を選択するのだろうか。

でも、父の考え以前に、新しい治療法というと、聞こえはいいが医者が

試したいだけなんじゃないのかと思ってしまう。

また、インフォームドコンセントがあるかもしれない。

        ********

夜になって、ベランダに布団を出しっぱなしにしていた事に気づいた。

従兄が寝ている客間に使わない布団をしまってあるが、従兄はもう寝てるようだ。

部屋に取りに行くのは悪いので、結局、私はよ〜く冷えた布団に寝る
事に・・・。

掛け布団は、なんかいやだなぁと思いつつ、父の布団を借りた。

ダメ、悪夢の連続・・・・。

しかも、体中痛いし・・・・。

やっぱり・・・、父の布団だからか?

やっぱりね

2004年12月2日
弟に笑われた。

「なに、その頭」だって。やっぱりね(笑)

         ********

父はいつもの1泊2日の入院。

ただし、検査の結果、悪ければ入院続行となるらしい。

私とひと言も口をきかず、バッグを持ってひとりで病院に行った。

明日、従兄が出張で来て、うちに泊まる。

忙しい、忙しい。

男おばちゃん

2004年12月1日
髪を切った。ばっさりと。

ゆうべ、明日はいよいよ美容院だ〜と思ったら、なかなか寝付けなった。

なんか美容院って、私は緊張する場所。

今までもカットに行っていたけど、やっぱり行く前は緊張してた。

ましてや、今回はヘアースタイルをすっかり変えると思うと。

ショートにするというだけで、具体的にこんな感じと説明できるものがない。

まぁ、行ったら店長さんと相談しながらと思っていた。

バッサバッサと髪が切られていく。

髪の毛の量が多いから、さぞかし切りがいがあっただろう。

店長さんがもうひとりの客の方に行った。

え?もしかして、これで出来上がり?

まさかねぇ・・・・・。

前髪がこんなの?

後ろの毛を無理無理前に持ってきてる感じじゃん。

え〜〜〜、これで街を歩けって??

        ********

再び髪の毛を切られて、できあがった。

なんか・・・・。

ぷぷぷぷ・・(笑)

男おばちゃんって感じ。

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