とれない!!
2004年6月25日きょうは通院日。
病院の帰り、某大手スーパーに寄ったら、アクセサリーの半額セールをやっていた。
私は、あまりアクセサリーをつけないので、こういうのはいつも
通り過ぎるのだけど、きょうに限って、売り込みのおじさんの声に
誘われて見に行った。
ほほ〜ん。いいのがあるじゃん。
ひとつ手にとって鏡の前でネックレスを合わせてみた。
付ける時に止めるリングがなかなか入らなかったが、なんとか入った。
おぉ!いいじゃないか。買おう。
そう決めて、ネックレスをはずそうとしたら、止めた金具にうまくつめが引っかからない。
う〜〜、とれない!!
ネックレスを回して、金具をうしろから前に持ってきて鏡を見ながらやったが、とれないじゃないの。
鏡に向かって悪戦苦闘する女ひとり。
あっ、とれた。
と思ったら、値札の糸に金具が引っかかってしまった。
あぁ、どうしよう・・・(泣)
店員さんに言って、取ってもらおうかな。
どうせ買うんだし、それくらい頼んだって悪くないよな。
いや、人を頼ってはだめだ。
あれこれ考える。
う〜〜。
奮闘すること数分。
取れた・・・・。
ふ〜。
「これ、ください」即、レジに持って行った。
ふと、頭によぎるものがあった。
******
「これ、買ったんだ〜♪」
家に帰って、買い物の申告をすると、「私のは〜?」と母がたまに
言う。
そうか、きょうこそは、何か買っていかねば。
バイト代も入ったことだし。何もプレゼントをしていなかった。
もうちょっと、小ぶりなのが欲しかったが、まぁいいかぁと、ひとつ
母にも買った。
******
家に帰って、アクセサリー売り場で奮闘した話をしたら、
「えっ?私もさっきアクセサリーを整理しながら、ひとつつけてみたら
取れなくなっちゃって、ほんと困ってたのよ。
おとうさんに頼んで取ってもらおうと思ったんだけど、ひとりで長い時間かかってやっと取れたのよ」
と言う。
へ〜〜〜、ふたりでおんなじことをしていたんだ〜。
しかも、だいたい同じ時間帯に。不思議。
首につけてあげたら、鏡を見ながら、
「あぁ、いいわねぇ・・・。もうちょっと小ぶりな物はなかったの?」
と言われた。
やっぱりね。(笑)
病院の帰り、某大手スーパーに寄ったら、アクセサリーの半額セールをやっていた。
私は、あまりアクセサリーをつけないので、こういうのはいつも
通り過ぎるのだけど、きょうに限って、売り込みのおじさんの声に
誘われて見に行った。
ほほ〜ん。いいのがあるじゃん。
ひとつ手にとって鏡の前でネックレスを合わせてみた。
付ける時に止めるリングがなかなか入らなかったが、なんとか入った。
おぉ!いいじゃないか。買おう。
そう決めて、ネックレスをはずそうとしたら、止めた金具にうまくつめが引っかからない。
う〜〜、とれない!!
ネックレスを回して、金具をうしろから前に持ってきて鏡を見ながらやったが、とれないじゃないの。
鏡に向かって悪戦苦闘する女ひとり。
あっ、とれた。
と思ったら、値札の糸に金具が引っかかってしまった。
あぁ、どうしよう・・・(泣)
店員さんに言って、取ってもらおうかな。
どうせ買うんだし、それくらい頼んだって悪くないよな。
いや、人を頼ってはだめだ。
あれこれ考える。
う〜〜。
奮闘すること数分。
取れた・・・・。
ふ〜。
「これ、ください」即、レジに持って行った。
ふと、頭によぎるものがあった。
******
「これ、買ったんだ〜♪」
家に帰って、買い物の申告をすると、「私のは〜?」と母がたまに
言う。
そうか、きょうこそは、何か買っていかねば。
バイト代も入ったことだし。何もプレゼントをしていなかった。
もうちょっと、小ぶりなのが欲しかったが、まぁいいかぁと、ひとつ
母にも買った。
******
家に帰って、アクセサリー売り場で奮闘した話をしたら、
「えっ?私もさっきアクセサリーを整理しながら、ひとつつけてみたら
取れなくなっちゃって、ほんと困ってたのよ。
おとうさんに頼んで取ってもらおうと思ったんだけど、ひとりで長い時間かかってやっと取れたのよ」
と言う。
へ〜〜〜、ふたりでおんなじことをしていたんだ〜。
しかも、だいたい同じ時間帯に。不思議。
首につけてあげたら、鏡を見ながら、
「あぁ、いいわねぇ・・・。もうちょっと小ぶりな物はなかったの?」
と言われた。
やっぱりね。(笑)
お使いをして偉いね
2004年6月23日スーパーのレジは夕方とあって長蛇の列だった。
すいている所、発見!
と思って並んだら、先頭近くの人がかごに山盛りいっぱい、しかも2つカートに入れて並んでいる。
あちゃ〜〜、あの人がいたからこのレジは並ぶ人が少なかったんだぁ・・・。
いまさら、他に移っても、もう私の後ろにも並んでいるし、あきらめて待つことにした。
あと2人めというところで、ふと後ろを振り向くと小学校3年生くらいの男の子が、塩の袋を胸に抱くようにして立っていた。
「あなたの買い物は、それだけ?」
と思わず聞いた。
「それだけ?」なんて言ったら、「それしか買わないの?」という
いじわるな感じにとられちゃうかなぁと尋ねながら思った。
「うん」とうなずく男の子。
「じゃ、先に(精算を)やっていいわよ。どうぞ」と体をよけて
その子にうながした。
「いいよ」肩を横に振る。
これにはちょっと拍子抜けをした。
いいから、先にやれって言ってんだ!ゴラッ!言うことを聞けっ、坊主!
とは言わず、私は少々あせりながら、
「いいから、いいから、お先にどうぞ」
と再び促したら、その子は先に行ってくれた。
ほっ。
もしかしたら、あの男の子は家に帰って母親に言ったかもしれない。
「おばちゃんが、先にやれって言ったんだよ」と。
それに対して、男の子のママが
「へ〜、そうなんだ。へんなおばちゃんの言いなりになっちゃだめだよ」
とか、「おつかいをしてくれて、ママ、助かった〜ありがとうね」
とか、言うかもしれない。
答え方はどれでもいい。
会話があればそれでいい。
すいている所、発見!
と思って並んだら、先頭近くの人がかごに山盛りいっぱい、しかも2つカートに入れて並んでいる。
あちゃ〜〜、あの人がいたからこのレジは並ぶ人が少なかったんだぁ・・・。
いまさら、他に移っても、もう私の後ろにも並んでいるし、あきらめて待つことにした。
あと2人めというところで、ふと後ろを振り向くと小学校3年生くらいの男の子が、塩の袋を胸に抱くようにして立っていた。
「あなたの買い物は、それだけ?」
と思わず聞いた。
「それだけ?」なんて言ったら、「それしか買わないの?」という
いじわるな感じにとられちゃうかなぁと尋ねながら思った。
「うん」とうなずく男の子。
「じゃ、先に(精算を)やっていいわよ。どうぞ」と体をよけて
その子にうながした。
「いいよ」肩を横に振る。
これにはちょっと拍子抜けをした。
いいから、先にやれって言ってんだ!ゴラッ!言うことを聞けっ、坊主!
とは言わず、私は少々あせりながら、
「いいから、いいから、お先にどうぞ」
と再び促したら、その子は先に行ってくれた。
ほっ。
もしかしたら、あの男の子は家に帰って母親に言ったかもしれない。
「おばちゃんが、先にやれって言ったんだよ」と。
それに対して、男の子のママが
「へ〜、そうなんだ。へんなおばちゃんの言いなりになっちゃだめだよ」
とか、「おつかいをしてくれて、ママ、助かった〜ありがとうね」
とか、言うかもしれない。
答え方はどれでもいい。
会話があればそれでいい。
芽が出た!
2004年6月22日母の大切にしていたハイビスカスを剪定してしまったら、枯れてしまった。
と以前の日記に書いた。
代わりにと、黄色い花をつけるハイビスカスを買ってお詫び。
その枯れたハイビスカスを毎日ベランダで見ては、生き返ってくれないかなぁと枝を撫でたり、そばにはえた雑草を抜いたりして、水だけはかかさず他の植木にやるついでに与えていた。
そうしたら、今朝、その枯れた枝に緑色の小さなものを発見!
芽というには、まだまだ小さい。
すっかり枯れてしまったと思っていたが、枯れてなかったんだ〜。
やっほ〜い!
あぁ、捨てなくてよかったぁ・・・。
なんか花咲かじいさんになった気分だ。
今年は花をつけることはないだろうが、来年あたり、またあの大きな赤い花を見せてくれるかもしれない。
********
ちび太は最近、猫砂を入れている自分のトイレの中で寝るようになってしまった。
「ちび太〜、そこは汚いところだからこっちで寝なさい」と言っても、そこを動かない。
なんでトイレで寝るんだろう。
と以前の日記に書いた。
代わりにと、黄色い花をつけるハイビスカスを買ってお詫び。
その枯れたハイビスカスを毎日ベランダで見ては、生き返ってくれないかなぁと枝を撫でたり、そばにはえた雑草を抜いたりして、水だけはかかさず他の植木にやるついでに与えていた。
そうしたら、今朝、その枯れた枝に緑色の小さなものを発見!
芽というには、まだまだ小さい。
すっかり枯れてしまったと思っていたが、枯れてなかったんだ〜。
やっほ〜い!
あぁ、捨てなくてよかったぁ・・・。
なんか花咲かじいさんになった気分だ。
今年は花をつけることはないだろうが、来年あたり、またあの大きな赤い花を見せてくれるかもしれない。
********
ちび太は最近、猫砂を入れている自分のトイレの中で寝るようになってしまった。
「ちび太〜、そこは汚いところだからこっちで寝なさい」と言っても、そこを動かない。
なんでトイレで寝るんだろう。
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赤い点々
2004年6月21日左腕のちょうど時計をするあたりに、赤い発疹が3つ、1センチ間隔でいつの間にか出没。
その赤い点々を結ぶと、ちょうどひらがなの「く」の字になる感じ。
なに?これ?
かゆくもないし、痛くもない。
朝はなかった。
なんでしょう?
・・・はっ!
知らない間にUFOに連れ去られて、人体実験をしたあととか?
えっ・・・・。
車に乗っていて、突然まぶしい光が近づいて来た?
いや、それはない・・・。
夜寝ている間に、連れ去られたわけ?
えぇぇぇぇぇぇぇ?
私、天才になって返された?
なら、いいんだけど。(笑)
ごめん。こんな不出来な私が地球人代表になっちゃったかも。
すごい、評価が低かったんだろうなぁ。(謎)
********
台風が北上中だが、雨が降ってない午前中に買い物をすませた。
昼過ぎ空を見上げると、風で雲が勢いよく流れて行く。
そうだ、サンダルのかかとを直してもらいに靴屋へ行かなきゃならないんだ。
雨の降る確立は80%と頭にはあったけど、傘を持たずに出かけた。
商店街を抜けたあたりで、ポツポツと大粒の雨が降ってきた。
しかし、傘をさしている人を見ると、風が強いのでさしても無駄のように見える。
靴屋さんで15〜20分くらいかかると言われたので、駅ビルで時間をつぶすことにした。
*******
出てきたら、ザンザン音をたて、風が強いので横殴りの大雨。
天気予報を甘く見たな。
バスに乗れば、家の近くまで行けるが、途中で靴を受け取らなければならない。
う〜む。
近くに100円ショップがある。
ビニール傘を買おうか?
いや、やだ。
あんなビニール傘をさすくらいなら、ぬれた方がましじゃ。
と、変な美意識・・・。
と言いたいところだけど、違う。
ビニール傘だったら、さしてすぐにぶっ壊れそう。
それにあの傘って、その後も使うかといったら使わない物。
ごみを増やすようなものだ。
結局、ユニクロで水色の傘を買って帰った。
********
☆向日葵猫さま お気に入り登録ありがとうございます。
日記、読ませていただきますね。
よろしくお願いします☆
その赤い点々を結ぶと、ちょうどひらがなの「く」の字になる感じ。
なに?これ?
かゆくもないし、痛くもない。
朝はなかった。
なんでしょう?
・・・はっ!
知らない間にUFOに連れ去られて、人体実験をしたあととか?
えっ・・・・。
車に乗っていて、突然まぶしい光が近づいて来た?
いや、それはない・・・。
夜寝ている間に、連れ去られたわけ?
えぇぇぇぇぇぇぇ?
私、天才になって返された?
なら、いいんだけど。(笑)
ごめん。こんな不出来な私が地球人代表になっちゃったかも。
すごい、評価が低かったんだろうなぁ。(謎)
********
台風が北上中だが、雨が降ってない午前中に買い物をすませた。
昼過ぎ空を見上げると、風で雲が勢いよく流れて行く。
そうだ、サンダルのかかとを直してもらいに靴屋へ行かなきゃならないんだ。
雨の降る確立は80%と頭にはあったけど、傘を持たずに出かけた。
商店街を抜けたあたりで、ポツポツと大粒の雨が降ってきた。
しかし、傘をさしている人を見ると、風が強いのでさしても無駄のように見える。
靴屋さんで15〜20分くらいかかると言われたので、駅ビルで時間をつぶすことにした。
*******
出てきたら、ザンザン音をたて、風が強いので横殴りの大雨。
天気予報を甘く見たな。
バスに乗れば、家の近くまで行けるが、途中で靴を受け取らなければならない。
う〜む。
近くに100円ショップがある。
ビニール傘を買おうか?
いや、やだ。
あんなビニール傘をさすくらいなら、ぬれた方がましじゃ。
と、変な美意識・・・。
と言いたいところだけど、違う。
ビニール傘だったら、さしてすぐにぶっ壊れそう。
それにあの傘って、その後も使うかといったら使わない物。
ごみを増やすようなものだ。
結局、ユニクロで水色の傘を買って帰った。
********
☆向日葵猫さま お気に入り登録ありがとうございます。
日記、読ませていただきますね。
よろしくお願いします☆
きょうのシナリオ
2004年6月20日父の日。
兄がプレゼントを持ってくるような事を言っていた。
きっと差し出された物を見て、父は喜ぶだろう。
「いや〜、優しくしてくれるのは長男のあんただけだよ。家では、邪魔者にされてさ。
いいさ、また2週間後は入院なんだから。家に帰ってくるんじゃなかった。ありがとうねぇ。M(兄の名前)」
そう言って、兄を見送るんだろう。
わかっているさ、父の言うせりふなんて。
いいよね、兄貴は。たまにそんな事をしてありがたがれてさ。
親をみるっていうのはね、ただ「見る」と言うことじゃないんだよ。
「看る」っていう事なんだよ。
********
家族仲良く、穏やかに過ごせないものなのかなぁ。
********
夜、追記:上の文は昼間に書いたが、かなり私って鬼になってる。
まぁ、父も家で寝込んでいるわけじゃないし、母も元気で
いてくれるから、「看る」ということばはふさわしくないかも。
「一緒にいる」っていう事と、「生活をする」っていうのは、似てるようで似てないんだなぁ。
********
兄は、父の日だというのに、嫁さんと来ないでミニチュアダックスと
来た。
前にも書いたけど、犬の毛色からして、紅茶だか味噌汁だか
ドロ水だか、なんか飲み物の名前を付けられたわんこだ。(ぉ
もらい物のメロンがあったので、それを切って出したら「ほら、メロンだぞ」と兄はわんこに与えていた。
犬にメロン?いいんですかい?と聞いたら、「大好きなんだよ」だって。
ふ〜ん、のどがイガイガしないのかねぇ。
わたしゃ、メロンを食べるとのどがイガイガするがな。
兄がプレゼントを持ってくるような事を言っていた。
きっと差し出された物を見て、父は喜ぶだろう。
「いや〜、優しくしてくれるのは長男のあんただけだよ。家では、邪魔者にされてさ。
いいさ、また2週間後は入院なんだから。家に帰ってくるんじゃなかった。ありがとうねぇ。M(兄の名前)」
そう言って、兄を見送るんだろう。
わかっているさ、父の言うせりふなんて。
いいよね、兄貴は。たまにそんな事をしてありがたがれてさ。
親をみるっていうのはね、ただ「見る」と言うことじゃないんだよ。
「看る」っていう事なんだよ。
********
家族仲良く、穏やかに過ごせないものなのかなぁ。
********
夜、追記:上の文は昼間に書いたが、かなり私って鬼になってる。
まぁ、父も家で寝込んでいるわけじゃないし、母も元気で
いてくれるから、「看る」ということばはふさわしくないかも。
「一緒にいる」っていう事と、「生活をする」っていうのは、似てるようで似てないんだなぁ。
********
兄は、父の日だというのに、嫁さんと来ないでミニチュアダックスと
来た。
前にも書いたけど、犬の毛色からして、紅茶だか味噌汁だか
ドロ水だか、なんか飲み物の名前を付けられたわんこだ。(ぉ
もらい物のメロンがあったので、それを切って出したら「ほら、メロンだぞ」と兄はわんこに与えていた。
犬にメロン?いいんですかい?と聞いたら、「大好きなんだよ」だって。
ふ〜ん、のどがイガイガしないのかねぇ。
わたしゃ、メロンを食べるとのどがイガイガするがな。
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また、始まったか・・・。
2004年6月19日そこまで、自分の妻を愚弄するかね・・・・。
鬼瓦権蔵(父)は、復活した。
いわゆる逆ギレってやつ。
怒りたいのは、こっちだ。
毎日の食事のたびに、「おとうさん、きょうは何を食べたいですか?」と母は聞く。
幸い、食欲は衰えずにあるために、食事を楽しみにしている父である。
希望にそうように、手間を省かない母。
娘である私でも、そこまではしないというほど気を遣っている。
そんな妻に向かって、暴言を吐く。
あげくの果てに、関係ないことまで持ち出して怒ってくる。
きょうの、それは「猫の方が大事なんだろう!」という子供のようなひと言。
私と母は、お喋りをしながら夕食の支度をしていたのだが、ピタリと
喋るのをやめた。
猫の方が大事?
最初の暴言に腹を立てていたのはこっちなのに、それに加え、まるで父を粗末に扱っているような発言に、私たちには新たな怒りが増やされた。
これ以上、どうやったら満足するっていうの?
だいたい最初の言葉はなに?
そこまで言うのか、権蔵(ごんぞう)!
*******
言い返してやろうと思ったけど、やめた。
自分の中にある怒りを抑えるための、あらゆる手段を探す。
そうだ。そういえば、毎日がこうだったな。
母や私をなじり、馬鹿にし、怒鳴って家族の気持ちをみんなバラバラにする。
サディスティックな父。
病気の苛立ちを私たちにぶつけたわけではない。
何も今、始まったことではないのだ。
まぁ、いいさ。どんどん私と母をいじめなさい。
その方が、死なれた時、悲しくなくてすむから。
どんどん、憎まれ口をたたくがよい。
********
父のいた病棟で女優のK・Hを発見!
入院患者ではなく、誰かを見舞いに来ているみたい。
父は、喫煙室で一緒になったそうだ。
母はエレベーターで一緒になったという。
「大きい人ね。帽子をかぶっていたわ」
「愛想のない女だ」と父。
あったりまえでしょう。
プライベートな時間、いちいち笑顔でなにしろっていうのさ。
私は、何回も駅あたりで遭遇しています。(笑)
地元だから。
このあいだは、随分とマイナーな商店街の方へ信号無視をして渡り、走って行ったのを見たぞ。
鬼瓦権蔵(父)は、復活した。
いわゆる逆ギレってやつ。
怒りたいのは、こっちだ。
毎日の食事のたびに、「おとうさん、きょうは何を食べたいですか?」と母は聞く。
幸い、食欲は衰えずにあるために、食事を楽しみにしている父である。
希望にそうように、手間を省かない母。
娘である私でも、そこまではしないというほど気を遣っている。
そんな妻に向かって、暴言を吐く。
あげくの果てに、関係ないことまで持ち出して怒ってくる。
きょうの、それは「猫の方が大事なんだろう!」という子供のようなひと言。
私と母は、お喋りをしながら夕食の支度をしていたのだが、ピタリと
喋るのをやめた。
猫の方が大事?
最初の暴言に腹を立てていたのはこっちなのに、それに加え、まるで父を粗末に扱っているような発言に、私たちには新たな怒りが増やされた。
これ以上、どうやったら満足するっていうの?
だいたい最初の言葉はなに?
そこまで言うのか、権蔵(ごんぞう)!
*******
言い返してやろうと思ったけど、やめた。
自分の中にある怒りを抑えるための、あらゆる手段を探す。
そうだ。そういえば、毎日がこうだったな。
母や私をなじり、馬鹿にし、怒鳴って家族の気持ちをみんなバラバラにする。
サディスティックな父。
病気の苛立ちを私たちにぶつけたわけではない。
何も今、始まったことではないのだ。
まぁ、いいさ。どんどん私と母をいじめなさい。
その方が、死なれた時、悲しくなくてすむから。
どんどん、憎まれ口をたたくがよい。
********
父のいた病棟で女優のK・Hを発見!
入院患者ではなく、誰かを見舞いに来ているみたい。
父は、喫煙室で一緒になったそうだ。
母はエレベーターで一緒になったという。
「大きい人ね。帽子をかぶっていたわ」
「愛想のない女だ」と父。
あったりまえでしょう。
プライベートな時間、いちいち笑顔でなにしろっていうのさ。
私は、何回も駅あたりで遭遇しています。(笑)
地元だから。
このあいだは、随分とマイナーな商店街の方へ信号無視をして渡り、走って行ったのを見たぞ。
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2つの名前を持つ父
2004年6月18日きょうは、父が退院する日。
荷物を取りに行かなくていいの?と聞くと母は、「さっき、おとうさんから電話があって軽いから大丈夫だって言ってから、いいんじゃない?」と言った。
ふ〜ん、でも、病気の父と、最近ひざが痛くてしゃがんだり、階段が苦痛だと言っている母だけで、本当に大丈夫だろうか、と考える。
午後、ちび太はたんすの上でお昼寝中。
ちび太を留守番させて家を空けるのも、心配だったが・・・。
「いいよ、行くよ。先に行って自転車で荷物を持ってくるから」
そう言って私は自転車を飛ばした。
信号待ち、日差しが強くて肌がチリチリしそうだ。
********
病室へ行ったら、荷物の入った大きな黒いバッグが置いてあった。
持ってみる。重い。
やっぱり来てよかった。
遅れてきた母が、「おとうさん、荷物軽いって言ったけど、ちっとも軽くないじゃ・・・」
と言い終わる前に、私は父の顔色を見ていたので、あわてて母のわき腹を突っついた。
やめなよ、怒るよ。という合図である。
案の定、父は怒り出した。
あぁ、また始まった。
病院にいるとき見せる笑顔や、普段、家族と会話が成り立たないのにそれができるのは、外面良男(そとづらよしお)に変身しているからだ。
きょうは「退院の日」であって、パジャマから服に着替えると、いつもの父に戻る。
まぁ、怒るのは元気な証拠。
これで、おとなしい父になったら、その方が心配かもしれない。
「大丈夫だよ、自転車で来たから全部持って帰るよ。先に会計しなきゃ病院を出られないんでしょう」
ふたりをとりなすつもりで、話をそらした。
「あぁ、そうだ。これ2枚ね。会計が済んだ紙をナースステーションに届けないといけないんだ」
水色の請求書をもらって会計をすませ、病室にいる父にそれを渡すとすぐに私だけ帰ってきた。
*********
「先生や看護師さんに挨拶をしなきゃならないからと、わざわざ行ったのにおとうさんたら、『ひとりで挨拶をしてくるから、ここにいろ』って言って。私、挨拶に行かなかったのよ。何の為に行ったのかしら」
母は、帰ってきてから腹を立てていた。
「挨拶をする為に来たから一緒に行くわよ、って強引について行けば良かったじゃない」
言いながら、まぁ、どうあっても自分の考えを通す父だからそれは無理だろうなと思ってはいたけど・・・。
「『ひとりでいい!』ってまた、怒鳴るじゃない。
人前で怒鳴られるのは嫌よ」
確かに。私はうなずく。
鬼瓦権蔵(おにがわらごんぞう=父の名前)の威力は、病を得ても変わらず健在なり。
*****
父は家にいるときは、鬼瓦権蔵で、外に出ると外面良男に変わる。
これは父を除く、我が家だけに通じる名前なのよ〜。(笑)
荷物を取りに行かなくていいの?と聞くと母は、「さっき、おとうさんから電話があって軽いから大丈夫だって言ってから、いいんじゃない?」と言った。
ふ〜ん、でも、病気の父と、最近ひざが痛くてしゃがんだり、階段が苦痛だと言っている母だけで、本当に大丈夫だろうか、と考える。
午後、ちび太はたんすの上でお昼寝中。
ちび太を留守番させて家を空けるのも、心配だったが・・・。
「いいよ、行くよ。先に行って自転車で荷物を持ってくるから」
そう言って私は自転車を飛ばした。
信号待ち、日差しが強くて肌がチリチリしそうだ。
********
病室へ行ったら、荷物の入った大きな黒いバッグが置いてあった。
持ってみる。重い。
やっぱり来てよかった。
遅れてきた母が、「おとうさん、荷物軽いって言ったけど、ちっとも軽くないじゃ・・・」
と言い終わる前に、私は父の顔色を見ていたので、あわてて母のわき腹を突っついた。
やめなよ、怒るよ。という合図である。
案の定、父は怒り出した。
あぁ、また始まった。
病院にいるとき見せる笑顔や、普段、家族と会話が成り立たないのにそれができるのは、外面良男(そとづらよしお)に変身しているからだ。
きょうは「退院の日」であって、パジャマから服に着替えると、いつもの父に戻る。
まぁ、怒るのは元気な証拠。
これで、おとなしい父になったら、その方が心配かもしれない。
「大丈夫だよ、自転車で来たから全部持って帰るよ。先に会計しなきゃ病院を出られないんでしょう」
ふたりをとりなすつもりで、話をそらした。
「あぁ、そうだ。これ2枚ね。会計が済んだ紙をナースステーションに届けないといけないんだ」
水色の請求書をもらって会計をすませ、病室にいる父にそれを渡すとすぐに私だけ帰ってきた。
*********
「先生や看護師さんに挨拶をしなきゃならないからと、わざわざ行ったのにおとうさんたら、『ひとりで挨拶をしてくるから、ここにいろ』って言って。私、挨拶に行かなかったのよ。何の為に行ったのかしら」
母は、帰ってきてから腹を立てていた。
「挨拶をする為に来たから一緒に行くわよ、って強引について行けば良かったじゃない」
言いながら、まぁ、どうあっても自分の考えを通す父だからそれは無理だろうなと思ってはいたけど・・・。
「『ひとりでいい!』ってまた、怒鳴るじゃない。
人前で怒鳴られるのは嫌よ」
確かに。私はうなずく。
鬼瓦権蔵(おにがわらごんぞう=父の名前)の威力は、病を得ても変わらず健在なり。
*****
父は家にいるときは、鬼瓦権蔵で、外に出ると外面良男に変わる。
これは父を除く、我が家だけに通じる名前なのよ〜。(笑)
まさか破るとはねぇ
2004年6月16日きょうは、元気でよかった。
昼前に植木鉢を買いに行き、さっそくカシミヤデコレーションを植えてみた。
カシミヤデコレーションとは、けいとうの一種なんだけど、ずいぶん
ご大層な名前だこと。
黄、ピンク、オレンジ、赤と、色とりどりが1つのポリポットに入っている。
1つ380円。
どっかのパン屋のおじさんがつけた「ぞうりパン」とは大違い。
カシミヤだよ、カシミヤ。
けいとうの花をカシミヤに例えたわけね。
それに続けて、デコレーションときたもんだぁ!
美しい、ひたすら美しいネーミング。
******
車庫に出たら、片隅においてあった何も入っていない、洗面器大の丸い鉢の中に先日、交通事故死したシロと一緒に生まれたアカが丸くなって眠っていた。
植木鉢に猫。(笑)
実に気持ちよさそうだ。
******
夕食を食べていた頃、アカが網戸の外に来てニャーニャー言い出した。
そのうち、ちび太が爪を立てて穴を開けた網戸の裂け目を、手で押し開け、無理無理頭を突っ込んだと思ったら、バリバリと穴をひろげ、家の中に入ってきた。
うわ〜〜!!
一同、食事を中断。
ちび太もニャンコフードを途中で放り出して、家の中を走って
逃げ回った。
どーすんだよ。あ〜あ。
昼前に植木鉢を買いに行き、さっそくカシミヤデコレーションを植えてみた。
カシミヤデコレーションとは、けいとうの一種なんだけど、ずいぶん
ご大層な名前だこと。
黄、ピンク、オレンジ、赤と、色とりどりが1つのポリポットに入っている。
1つ380円。
どっかのパン屋のおじさんがつけた「ぞうりパン」とは大違い。
カシミヤだよ、カシミヤ。
けいとうの花をカシミヤに例えたわけね。
それに続けて、デコレーションときたもんだぁ!
美しい、ひたすら美しいネーミング。
******
車庫に出たら、片隅においてあった何も入っていない、洗面器大の丸い鉢の中に先日、交通事故死したシロと一緒に生まれたアカが丸くなって眠っていた。
植木鉢に猫。(笑)
実に気持ちよさそうだ。
******
夕食を食べていた頃、アカが網戸の外に来てニャーニャー言い出した。
そのうち、ちび太が爪を立てて穴を開けた網戸の裂け目を、手で押し開け、無理無理頭を突っ込んだと思ったら、バリバリと穴をひろげ、家の中に入ってきた。
うわ〜〜!!
一同、食事を中断。
ちび太もニャンコフードを途中で放り出して、家の中を走って
逃げ回った。
どーすんだよ。あ〜あ。
生きがい
2004年6月15日月曜の朝からずっと、調子が悪かった。
調子が悪いと、増やした花の数の多さを後悔し、ちゃんと水遣りをできるのだろうかなどと考えてしまう。
一日中ゴロゴロしていたが、午後少し良くなったのでトイレの掃除をした。
夕方、北枕、いや、正確にはやや北枕気味にして寝てみる。
なぜか落ち着けて、いい気分だった。
私は、西の方の窓に向かって寝ているので、昼間など横になるとまぶしい。
北枕イコール遺体の寝かせ方みたいに思っていたが、これは人体の理にかなっているらしい。
夜になって、微熱があるのがわかった。
微熱と朝からの調子の悪さは全然関係ないんだけど。
きっと久しぶりに頭を遣ったから知恵熱が出たんでしょう。(笑)
******
父の腫瘍マーカーの値が下がったらしい。
それはよかった。
いろいろな人から、絵を描いて欲しいと頼まれているので、先々の目標となるものがあるからかもしれない。
笑いや喜びは免疫力を高めると新聞で読んだことがあった。
実際、癌患者を集めて「笑いの時間」を作っている病院もあるらしい。
絵を頼んだ人たちも、本当に父の絵を気に入って、そう言ってくださったのか、それとも癌患者に、生きがいを持たせる為に、そう気遣ってくれたのか真意のほどはわからないが、ありがたいことである。
調子が悪いと、増やした花の数の多さを後悔し、ちゃんと水遣りをできるのだろうかなどと考えてしまう。
一日中ゴロゴロしていたが、午後少し良くなったのでトイレの掃除をした。
夕方、北枕、いや、正確にはやや北枕気味にして寝てみる。
なぜか落ち着けて、いい気分だった。
私は、西の方の窓に向かって寝ているので、昼間など横になるとまぶしい。
北枕イコール遺体の寝かせ方みたいに思っていたが、これは人体の理にかなっているらしい。
夜になって、微熱があるのがわかった。
微熱と朝からの調子の悪さは全然関係ないんだけど。
きっと久しぶりに頭を遣ったから知恵熱が出たんでしょう。(笑)
******
父の腫瘍マーカーの値が下がったらしい。
それはよかった。
いろいろな人から、絵を描いて欲しいと頼まれているので、先々の目標となるものがあるからかもしれない。
笑いや喜びは免疫力を高めると新聞で読んだことがあった。
実際、癌患者を集めて「笑いの時間」を作っている病院もあるらしい。
絵を頼んだ人たちも、本当に父の絵を気に入って、そう言ってくださったのか、それとも癌患者に、生きがいを持たせる為に、そう気遣ってくれたのか真意のほどはわからないが、ありがたいことである。
みりさんへ
2004年6月14日たんぽぽの綿毛になって飛んで行った。
ふわふわふわ。
今はね、おかあさんのやわらかい胸に顔を押し付けて寝ているの。
おかあさんが言ったよ。
「あぁ、ようやく帰ってきたのね」って。
「ミー」ってお返事したの。
ふわふわ飛んでいたの、気持ちよかったよ。
青い空も見たよ。
緑の葉っぱがたくさん風にゆられていたよ。
お日様も、まぶしくって温かだったよ。
白とピンクのトルコ桔梗も、紅花もちゃんと見えたよ。
だから、おかあさんの所へ帰ってこれたの。
「あなたの名前、まだつけていなかったわね」
「ううん。あるよ、名前。メイメイ(梅梅)って、みりさんがつけてくれたの」
「メイメイ?いい名前ね。梅が2つ。きれいな名前ね」
「そうでしょう?みりさんはね、暖かい毛布をかけてくれたよ。
ミルクも飲ませてくれたよ。毛布、重くないかしらって心配してくれたの」
「そう。よかった」
「寝ている時も、何回ものぞいてくれたし、うんちが出た時は家族
みんなで喜んでくれたの」
「ひとりでうんちができたの?えらいわね」
「みりさんが、こちょこちょしてくれたの。だから、ミーって言ったの」
「いっぱいお話があるのね」
「うん、いっぱいあるの。いっぱいやさしくしてもらったから」
ねんね、ねんね。
今は、おかあさんの胸の中でねんねしてる。
ふわふわふわ。
今はね、おかあさんのやわらかい胸に顔を押し付けて寝ているの。
おかあさんが言ったよ。
「あぁ、ようやく帰ってきたのね」って。
「ミー」ってお返事したの。
ふわふわ飛んでいたの、気持ちよかったよ。
青い空も見たよ。
緑の葉っぱがたくさん風にゆられていたよ。
お日様も、まぶしくって温かだったよ。
白とピンクのトルコ桔梗も、紅花もちゃんと見えたよ。
だから、おかあさんの所へ帰ってこれたの。
「あなたの名前、まだつけていなかったわね」
「ううん。あるよ、名前。メイメイ(梅梅)って、みりさんがつけてくれたの」
「メイメイ?いい名前ね。梅が2つ。きれいな名前ね」
「そうでしょう?みりさんはね、暖かい毛布をかけてくれたよ。
ミルクも飲ませてくれたよ。毛布、重くないかしらって心配してくれたの」
「そう。よかった」
「寝ている時も、何回ものぞいてくれたし、うんちが出た時は家族
みんなで喜んでくれたの」
「ひとりでうんちができたの?えらいわね」
「みりさんが、こちょこちょしてくれたの。だから、ミーって言ったの」
「いっぱいお話があるのね」
「うん、いっぱいあるの。いっぱいやさしくしてもらったから」
ねんね、ねんね。
今は、おかあさんの胸の中でねんねしてる。
パンの教え
2004年6月13日パン屋へ行く。
あっ、今までなかった商品がある。
え〜〜〜〜!!
うそ〜〜ん。
「ぞうりパン」だって。
イタリア語で「ぞうり」という名前がついていた。
見た目は、こっぺパンみたいな形。
オリーブオイルを使っているのであっさりしている、と書いてあった。
しかし、「ぞうりパン」はないだろう。
ぞうりだよ、ぞうり。
パンなのにぞうり。
あんぱんマンの顔をしたあんぱんとわけが違う。
メロンの形をしたメロンパンとも違う。
ぞうりだよ、靴じゃなくぞうり。
下駄じゃなく、ぞうり。
たぶん、そのパンはしょっぱいと思うよ。
職人さんにコネコネされて、新製品誕生!!と華々しくデビューしたと思ったら、名前が「ぞうりパン」なんて・・・。
泣いただろうなぁ、このパン。
だから、しょっぱいのよ。
********
この日、私は、教わった。
世の中は、自分が思うほどうまくいかないと・・・。
ぞうりパンから教わった。
********
従兄が持ってきた菓子は、見た目がぞうりだったけど、ネーミングは「ぞうり菓子」じゃなかったはず・・・。
(詳細は6月1日分)
あっ、今までなかった商品がある。
え〜〜〜〜!!
うそ〜〜ん。
「ぞうりパン」だって。
イタリア語で「ぞうり」という名前がついていた。
見た目は、こっぺパンみたいな形。
オリーブオイルを使っているのであっさりしている、と書いてあった。
しかし、「ぞうりパン」はないだろう。
ぞうりだよ、ぞうり。
パンなのにぞうり。
あんぱんマンの顔をしたあんぱんとわけが違う。
メロンの形をしたメロンパンとも違う。
ぞうりだよ、靴じゃなくぞうり。
下駄じゃなく、ぞうり。
たぶん、そのパンはしょっぱいと思うよ。
職人さんにコネコネされて、新製品誕生!!と華々しくデビューしたと思ったら、名前が「ぞうりパン」なんて・・・。
泣いただろうなぁ、このパン。
だから、しょっぱいのよ。
********
この日、私は、教わった。
世の中は、自分が思うほどうまくいかないと・・・。
ぞうりパンから教わった。
********
従兄が持ってきた菓子は、見た目がぞうりだったけど、ネーミングは「ぞうり菓子」じゃなかったはず・・・。
(詳細は6月1日分)
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生きてきたあかし
2004年6月12日気持ちばかりが前へ行く。
以前から、行きたい行きたいと思っていた雑貨屋にも出かけたいし、入院した父にも荷物を届けなきゃいけないし、花の苗を植え替えたいし、洗濯はしなきゃいけないしと、やることが山積みになっている。
洗濯と父の方は母にやってもらうとしても・・・。
いや、父に届ける荷物は絵の道具など入っているので重い。
洗濯物を干すのにベランダまで運ぶには、これもまた重い。
弟がいるが、あれはあてにはならない。
広告が入ってきた雑貨屋には、「私も行ってみたい」と母が言い出した。
うん。でも近くじゃないんだなぁ、これが。
電車に乗って、それから10分ほど歩くようだ。
しかも、知らない場所だから探しながら行かなきゃならない。
きょうはかなり蒸し暑い。
ん〜、どうしようかなぁ。
******
結局、雑貨屋はきょうじゃなくてもいいか、ということになった。
12時に自転車で父に荷物を届けに行った。
金曜日に行われた、足の付け根に埋められた金具をはずして縫ったところが痛いと言っていた。
次の木曜日まで抗がん剤も使わないので、何もすることがないと言う。
でも、病院の人に絵をくださいと言われたと嬉しそうに言っていた。
「張り合いがあっていいじゃない」
届いたばかりの昼食に手をつけずに、生き生きとして語る父に言った。
父は、他人にだけ見せるような笑顔でうなずいた。
******
帰り、自転車をこぎながら思う。
父は、生きてきたあかしを「絵」という形で残せる。
子供のある人は全身全霊をつぎ込んだ「子供」を残せる。
私は、何を残せるのだろう。
以前から、行きたい行きたいと思っていた雑貨屋にも出かけたいし、入院した父にも荷物を届けなきゃいけないし、花の苗を植え替えたいし、洗濯はしなきゃいけないしと、やることが山積みになっている。
洗濯と父の方は母にやってもらうとしても・・・。
いや、父に届ける荷物は絵の道具など入っているので重い。
洗濯物を干すのにベランダまで運ぶには、これもまた重い。
弟がいるが、あれはあてにはならない。
広告が入ってきた雑貨屋には、「私も行ってみたい」と母が言い出した。
うん。でも近くじゃないんだなぁ、これが。
電車に乗って、それから10分ほど歩くようだ。
しかも、知らない場所だから探しながら行かなきゃならない。
きょうはかなり蒸し暑い。
ん〜、どうしようかなぁ。
******
結局、雑貨屋はきょうじゃなくてもいいか、ということになった。
12時に自転車で父に荷物を届けに行った。
金曜日に行われた、足の付け根に埋められた金具をはずして縫ったところが痛いと言っていた。
次の木曜日まで抗がん剤も使わないので、何もすることがないと言う。
でも、病院の人に絵をくださいと言われたと嬉しそうに言っていた。
「張り合いがあっていいじゃない」
届いたばかりの昼食に手をつけずに、生き生きとして語る父に言った。
父は、他人にだけ見せるような笑顔でうなずいた。
******
帰り、自転車をこぎながら思う。
父は、生きてきたあかしを「絵」という形で残せる。
子供のある人は全身全霊をつぎ込んだ「子供」を残せる。
私は、何を残せるのだろう。
寝言を言いそうだった
2004年6月11日梅雨寒の日。
通院日。予約なのに、1時間半くらい待たされた。
待っている間、本を読んでいたが、だんだん疲れてきて閉じてしまった。
そのうちウトウトし始め、自分ではそんなに深く眠ったような気がしなかったが、夢を見ていた。
そして、夢の中で何かを喋ろうとして、ハッとし目が覚めた。
やばいよ〜。
ここは病院じゃんよ。
気づかなかったら、寝言を言っていたかもしれない。
そんな事を2,3回繰り返していた。(ぇ
終わって外に出たら、寒〜い。
雨も強くなっている。
でも、楽しみにしていたことがあった。
5月に寄った花屋に行くつもりで、いろいろ計画を立てていた。
*******
しかし、あんなに店の外に並んでいた色とりどりの花の苗がなかった。
あるのは、朝顔とハーブだけ。
雨にぬれていた。
店内には、なじみの花が数種類あったが、欲しいと思っていた花は
なく、がっかりしたまま店を出てきた。
あれとこれを植えて、などと考えていたから、家にある苗も鉢に移さずにいたのになぁ・・・。
帰りは意味もなく、デパートに寄り、さしたる購買欲もないくせに、サンダルやミュールに足を突っ込んでみたりした。
通院日。予約なのに、1時間半くらい待たされた。
待っている間、本を読んでいたが、だんだん疲れてきて閉じてしまった。
そのうちウトウトし始め、自分ではそんなに深く眠ったような気がしなかったが、夢を見ていた。
そして、夢の中で何かを喋ろうとして、ハッとし目が覚めた。
やばいよ〜。
ここは病院じゃんよ。
気づかなかったら、寝言を言っていたかもしれない。
そんな事を2,3回繰り返していた。(ぇ
終わって外に出たら、寒〜い。
雨も強くなっている。
でも、楽しみにしていたことがあった。
5月に寄った花屋に行くつもりで、いろいろ計画を立てていた。
*******
しかし、あんなに店の外に並んでいた色とりどりの花の苗がなかった。
あるのは、朝顔とハーブだけ。
雨にぬれていた。
店内には、なじみの花が数種類あったが、欲しいと思っていた花は
なく、がっかりしたまま店を出てきた。
あれとこれを植えて、などと考えていたから、家にある苗も鉢に移さずにいたのになぁ・・・。
帰りは意味もなく、デパートに寄り、さしたる購買欲もないくせに、サンダルやミュールに足を突っ込んでみたりした。
たいせつなこと
2004年6月10日ゆうべ書いた日記を翌日に読むと、恥ずかしくなって時に落ち込む。
きょうがまさしくそうだった。
そればっかりじゃないんだけど。
最近、体調がいいなぁと思って動き回っていた疲れが出たのか、一応いつも通り5時半頃に起きて、みんなの朝食の支度を母と一緒にしたけれど、全部終わって自分の部屋に戻ると、元気が出ない。
あ〜あ、過信し過ぎたかぁ・・・。気が滅入る。
親に何か用を言いつけられないうちは、甘んじてウトウトしてしまっていた。
********
午後、父が病院から帰ってくると「明日から1週間入院だー」と言って、支度をし始めた。
以前に直接、肝臓に抗がん剤を入れるため、足の付け根に穴を開け、管を入れる手術をした。
ここから、直接抗がん剤を肝臓にめがけて入れるため、副作用など全身への負担が少なくてすむという利点があった。
しかし、足の付け根から直接入れた抗がん剤が、なぜか胃の方に行ってしまい、その結果胃潰瘍になってしまったのである。
それは、今までの事例からして、珍しいことらしく「特別」という結果になった。
技術の悪さではなく、父の体の構造がそうなっている事が、後の検査でわかった。
このことを、前のインフォームドコンセントで聞かされた。
そんなわけで、2時間余りの手術で作ったバイパスもなんの役にもたたなかったのである。
それを、今回抜き取る手術をするらしい。足の付け根につけられた丸い金属もはずすのだろう。
今は、と言っても病院や医者によって違うのかもしれないが、癌だからといって、死ぬまで入院させておくことがないようだ。
数値のうえで、まぁまぁな結果が出れば退院を勧められる。
心配な事もいろいろあるだろうが、父もそれを望む。
私たち家族も望む。
家の雑多な生活は、父が癌であることを忘れさせてくれるひとつにもなっている。
父が、絵を描いている。
ちび太がひもにじゃれて走り回る。
「うるさいなぁ」と父が言う。
夕食をさっさとひとりだけ先にすますと、私と母が食べていても「いいだろう」と言ってタバコを吸い出す。
「なんだよ、せいぜいあと3分くらいで終わるんだから、隣の部屋に行って吸ってくれればいいじゃんよ」と口に出さないが、私はムッとする。
母が何かを言う。
父が些細なことに怒る。
こんな事は、父が元気だった頃とまったく同じだ。
煩雑な毎日が、実は貴重な日々だったりする。
しかし、こんな事でも起きない限り、気づかないで通り過ぎてしまう。
カメラに納めるほどの特別な事ばかりが、大切なものでもないと気づく。
大切なことって、近くに無造作にありすぎて気づかないのかもしれない。
きょうがまさしくそうだった。
そればっかりじゃないんだけど。
最近、体調がいいなぁと思って動き回っていた疲れが出たのか、一応いつも通り5時半頃に起きて、みんなの朝食の支度を母と一緒にしたけれど、全部終わって自分の部屋に戻ると、元気が出ない。
あ〜あ、過信し過ぎたかぁ・・・。気が滅入る。
親に何か用を言いつけられないうちは、甘んじてウトウトしてしまっていた。
********
午後、父が病院から帰ってくると「明日から1週間入院だー」と言って、支度をし始めた。
以前に直接、肝臓に抗がん剤を入れるため、足の付け根に穴を開け、管を入れる手術をした。
ここから、直接抗がん剤を肝臓にめがけて入れるため、副作用など全身への負担が少なくてすむという利点があった。
しかし、足の付け根から直接入れた抗がん剤が、なぜか胃の方に行ってしまい、その結果胃潰瘍になってしまったのである。
それは、今までの事例からして、珍しいことらしく「特別」という結果になった。
技術の悪さではなく、父の体の構造がそうなっている事が、後の検査でわかった。
このことを、前のインフォームドコンセントで聞かされた。
そんなわけで、2時間余りの手術で作ったバイパスもなんの役にもたたなかったのである。
それを、今回抜き取る手術をするらしい。足の付け根につけられた丸い金属もはずすのだろう。
今は、と言っても病院や医者によって違うのかもしれないが、癌だからといって、死ぬまで入院させておくことがないようだ。
数値のうえで、まぁまぁな結果が出れば退院を勧められる。
心配な事もいろいろあるだろうが、父もそれを望む。
私たち家族も望む。
家の雑多な生活は、父が癌であることを忘れさせてくれるひとつにもなっている。
父が、絵を描いている。
ちび太がひもにじゃれて走り回る。
「うるさいなぁ」と父が言う。
夕食をさっさとひとりだけ先にすますと、私と母が食べていても「いいだろう」と言ってタバコを吸い出す。
「なんだよ、せいぜいあと3分くらいで終わるんだから、隣の部屋に行って吸ってくれればいいじゃんよ」と口に出さないが、私はムッとする。
母が何かを言う。
父が些細なことに怒る。
こんな事は、父が元気だった頃とまったく同じだ。
煩雑な毎日が、実は貴重な日々だったりする。
しかし、こんな事でも起きない限り、気づかないで通り過ぎてしまう。
カメラに納めるほどの特別な事ばかりが、大切なものでもないと気づく。
大切なことって、近くに無造作にありすぎて気づかないのかもしれない。
日記に反応!!
2004年6月9日日記にURLが書かれていたから、なにかなぁと思ってクリック。
あら〜〜〜〜〜!!
いきなり見ちゃったわよ。
同性でも、ハァハァ・・だわ、じゃなくて同性でも刺激が強すぎ〜。
世の中の殿方は、このような画像を日夜楽しんでいらっしゃる方もおありで。
以下、なにげに削除。
*******
まぁ、朝の満員電車に乗っていらっしゃるご高齢の方々は、たぶん自分は年寄りだと思ってないはず。
でも、シルバーシートの前では、急に老人をアピールしがち。
元気だから、出てきたんでしょう。(暴言)
うちのもう亡くなったおばあちゃんなんか、何年も電車に乗ってませんでしたよ。
ちゃんと自覚をせざるを得ない体力だったから。
つまり、なんですな。朝夕の通勤タイムに耐えうる力がおありなうえに、ラッシュとわかってて出かけてきているのでしょうから、私は譲らない。
そのかわり、シルバーシートには座らない。
親切心も、時によっては捨ててもいいんじゃないかと思う昨今。
自分の親も老いてきているわけだから、出先で人の情けに助けられることもあろうかと思うけど。
疲れていたりすると、できないこともありますです、はい。
*******
きょう、母が板橋まで告別式に参加する為、恵比寿から埼京線に乗った。
なにしろ、お初の埼京線。
男性に聞いたそうだ。
「これは、板橋に止まりますか?」と。
男性は、「はい、池袋の次ですよ」と教えてくれたそうだ。
でも、「宇都宮行き」と書いてあるが・・・と思ったけど、教えてもらっておいて乗らないのも悪いと思い、乗った。(あぁ、単なるお人よしだよ)
アナウンスを聞いていたら「この電車は、宇都宮行き〜」
え?宇都宮?やっぱり?
池袋で、若い男の子数人が乗ってきたので「この電車は、次
板橋にとまりますか?」と再び聞いた母。
「え?え〜と・・・」と急に聞かれたから、答えられなかったんでしょうな。
すると別の人が「奥さん、これはとまらないよ。すぐ降りなきゃ!」と
大きな声で教えてくださったそうだ。
その方のお陰で、無事板橋に着いたけど、最初の人の教えどおりに乗っていたら、宇都宮まで連れて行かれたかもね〜。
まぁ、こんなふうに、いろいろな人の力を借りてきょうを無事終えたわけですな。
親切な人にあえてありがたい。と思いますが、私は時に、鬼になって慈悲心を捨てたりしてんのよね。
あら〜〜〜〜〜!!
いきなり見ちゃったわよ。
同性でも、ハァハァ・・だわ、じゃなくて同性でも刺激が強すぎ〜。
世の中の殿方は、このような画像を日夜楽しんでいらっしゃる方もおありで。
以下、なにげに削除。
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まぁ、朝の満員電車に乗っていらっしゃるご高齢の方々は、たぶん自分は年寄りだと思ってないはず。
でも、シルバーシートの前では、急に老人をアピールしがち。
元気だから、出てきたんでしょう。(暴言)
うちのもう亡くなったおばあちゃんなんか、何年も電車に乗ってませんでしたよ。
ちゃんと自覚をせざるを得ない体力だったから。
つまり、なんですな。朝夕の通勤タイムに耐えうる力がおありなうえに、ラッシュとわかってて出かけてきているのでしょうから、私は譲らない。
そのかわり、シルバーシートには座らない。
親切心も、時によっては捨ててもいいんじゃないかと思う昨今。
自分の親も老いてきているわけだから、出先で人の情けに助けられることもあろうかと思うけど。
疲れていたりすると、できないこともありますです、はい。
*******
きょう、母が板橋まで告別式に参加する為、恵比寿から埼京線に乗った。
なにしろ、お初の埼京線。
男性に聞いたそうだ。
「これは、板橋に止まりますか?」と。
男性は、「はい、池袋の次ですよ」と教えてくれたそうだ。
でも、「宇都宮行き」と書いてあるが・・・と思ったけど、教えてもらっておいて乗らないのも悪いと思い、乗った。(あぁ、単なるお人よしだよ)
アナウンスを聞いていたら「この電車は、宇都宮行き〜」
え?宇都宮?やっぱり?
池袋で、若い男の子数人が乗ってきたので「この電車は、次
板橋にとまりますか?」と再び聞いた母。
「え?え〜と・・・」と急に聞かれたから、答えられなかったんでしょうな。
すると別の人が「奥さん、これはとまらないよ。すぐ降りなきゃ!」と
大きな声で教えてくださったそうだ。
その方のお陰で、無事板橋に着いたけど、最初の人の教えどおりに乗っていたら、宇都宮まで連れて行かれたかもね〜。
まぁ、こんなふうに、いろいろな人の力を借りてきょうを無事終えたわけですな。
親切な人にあえてありがたい。と思いますが、私は時に、鬼になって慈悲心を捨てたりしてんのよね。
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まだつぶれないんだ(暴言)
2004年6月8日父の会社関係の奥さんの告別式に、母が父の代理で出席することになった。
夏物の黒のスーツが太って着られなくなったので、新しいのを買いたいという。
待ち合わせをして店に行った。
まぁ、そこの店員のいかにもお世辞という言葉を、延々と買うまで聞かされて、ぐったり。
おまけに、私にまで勧めてくる。
黒のフォーマルウエアだっていうのに、「何にお使いになるの?」と聞く。
「不祝儀です」と母。
「ぶしゅうぎってなに?」
“店長”と肩書きのついた名札をつけているその50代前半とおぼしきおばさんは、尋ねた。
あのさー、あなたさぁ、少なくとも服売り場にいるわけじゃん?
なのに、不祝儀も知らないなんて。
益々、ぐったりだよ。
若いならともかくも、50代なら葬式ぐらい何回も出てるでしょうが。
まぁ、私も知らない事がたくさんあるから、人様の事をあれこれ言えないけど、もともとここの店は嫌い。
なぜ嫌いかは、思い出すと腹が立つので書かない。
夏物の黒のスーツが太って着られなくなったので、新しいのを買いたいという。
待ち合わせをして店に行った。
まぁ、そこの店員のいかにもお世辞という言葉を、延々と買うまで聞かされて、ぐったり。
おまけに、私にまで勧めてくる。
黒のフォーマルウエアだっていうのに、「何にお使いになるの?」と聞く。
「不祝儀です」と母。
「ぶしゅうぎってなに?」
“店長”と肩書きのついた名札をつけているその50代前半とおぼしきおばさんは、尋ねた。
あのさー、あなたさぁ、少なくとも服売り場にいるわけじゃん?
なのに、不祝儀も知らないなんて。
益々、ぐったりだよ。
若いならともかくも、50代なら葬式ぐらい何回も出てるでしょうが。
まぁ、私も知らない事がたくさんあるから、人様の事をあれこれ言えないけど、もともとここの店は嫌い。
なぜ嫌いかは、思い出すと腹が立つので書かない。
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働くなり、パートナーを見つけるなり、だと・・・
2004年6月7日なにもこんな大雨の日に出かけなくたって、と思いつつ足もとを気にしながら歩く。
商店街を抜けると、もうアーケードもない。
足も、ズボンのすそもびしょびしょだ。
私は通院がない限り、ほとんど電車に乗ってどこかへ出かけるという事はない。
実際、病院に行く日はあ〜、めんどくさ〜いなんて出かけるんだけど、これといって何もないと、どこかへ出かけたくなる。
あまのじゃくなんですな。
隣の駅で降りると、駅ビルあたりをプラプラ。
なんかこの梅雨時、独特のにおいが街全体に漂っているのがなんとも不快。
2時間くらいうろついて、途中で家に電話をすると買い物を頼まれた。
店に入った時は、雨もあがって青空が見えていたのに、出てきたら雨。
荷物が多いんですけどぉ。
******
私が知識もないままに勝手に切って枯らしてしまったハイビスカスの
お詫びにと、母に新しいものを買ってきた。
「枯れたから、新しいのを買って返すっていうのもなんか人の大事にしていたものを粗末にしておいて、なんだよって感じだけど、買ってきたよ」
殊勝に言う。
母「ふ〜ん、いいのに」
「いえいえ、とんでもございません。前のはピンクだったけど、なかったから黄色で真ん中が赤っていうのを選んできた」
へへへ。。。ハイビスカスが安く売ってたのさ!(ぉぃ)
ほとんど毎日のように、園芸売り場を見ていたかいがあった。
1980円が半額以下の800円だった。
*******
夜、また「将来の事をまったく考えていない」とし〜か〜ら〜れ〜た〜。
商店街を抜けると、もうアーケードもない。
足も、ズボンのすそもびしょびしょだ。
私は通院がない限り、ほとんど電車に乗ってどこかへ出かけるという事はない。
実際、病院に行く日はあ〜、めんどくさ〜いなんて出かけるんだけど、これといって何もないと、どこかへ出かけたくなる。
あまのじゃくなんですな。
隣の駅で降りると、駅ビルあたりをプラプラ。
なんかこの梅雨時、独特のにおいが街全体に漂っているのがなんとも不快。
2時間くらいうろついて、途中で家に電話をすると買い物を頼まれた。
店に入った時は、雨もあがって青空が見えていたのに、出てきたら雨。
荷物が多いんですけどぉ。
******
私が知識もないままに勝手に切って枯らしてしまったハイビスカスの
お詫びにと、母に新しいものを買ってきた。
「枯れたから、新しいのを買って返すっていうのもなんか人の大事にしていたものを粗末にしておいて、なんだよって感じだけど、買ってきたよ」
殊勝に言う。
母「ふ〜ん、いいのに」
「いえいえ、とんでもございません。前のはピンクだったけど、なかったから黄色で真ん中が赤っていうのを選んできた」
へへへ。。。ハイビスカスが安く売ってたのさ!(ぉぃ)
ほとんど毎日のように、園芸売り場を見ていたかいがあった。
1980円が半額以下の800円だった。
*******
夜、また「将来の事をまったく考えていない」とし〜か〜ら〜れ〜た〜。
よくぞ言った!
2004年6月6日うちにも「おれおれ詐欺」の電話がかかって来たんだって〜!!
「知らなかったよ」
母「え?話さなかったっけ?」
「聞いてないよ」
今年の1月頃だったらしい。
母がひとりでいる時に電話がかかってきたそうだ。
男「もしもし、おばあちゃん、おれだよ、おれ!」
母は、あっ!これがうわさの“おれおれ詐欺”だ!とピンと来たらしい。
「で、なんて言ったの?」
「あんたのような、でかい孫はいない!!」
確かに、そんなでかい孫はいないな。(笑)
孫はいるけど、兄の子供はまだ10代だ。
********
警察庁によると4月のおれおれ詐欺の被害総額は、11億600万円。
今年の1月から4月の1件あたりの被害総額は146万円だそうだ。
最近は、年寄りばかりを狙うのではなく、警察官、弁護士、上司を装うらしいから気をつけねばねぇ・・・。
うちにかけてきた男は、泣きながら「おれだよ、おれ」って言ってたんだって。
涙を流すふりをしてないで、地道に働けぃ!
流すのは涙じゃなく、汗だ!
あ、でも、働く時はちゃんと契約書をかわしてね。
じゃないと、あ〜たも詐欺にあいますからっ!
「知らなかったよ」
母「え?話さなかったっけ?」
「聞いてないよ」
今年の1月頃だったらしい。
母がひとりでいる時に電話がかかってきたそうだ。
男「もしもし、おばあちゃん、おれだよ、おれ!」
母は、あっ!これがうわさの“おれおれ詐欺”だ!とピンと来たらしい。
「で、なんて言ったの?」
「あんたのような、でかい孫はいない!!」
確かに、そんなでかい孫はいないな。(笑)
孫はいるけど、兄の子供はまだ10代だ。
********
警察庁によると4月のおれおれ詐欺の被害総額は、11億600万円。
今年の1月から4月の1件あたりの被害総額は146万円だそうだ。
最近は、年寄りばかりを狙うのではなく、警察官、弁護士、上司を装うらしいから気をつけねばねぇ・・・。
うちにかけてきた男は、泣きながら「おれだよ、おれ」って言ってたんだって。
涙を流すふりをしてないで、地道に働けぃ!
流すのは涙じゃなく、汗だ!
あ、でも、働く時はちゃんと契約書をかわしてね。
じゃないと、あ〜たも詐欺にあいますからっ!
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あのふわふわした白い毛には、もうさわれない
2004年6月5日ちび太の友達だった野良猫のシロが死んだ。
交通事故で。
今朝、下の部屋に下りていったら母が「ねぇ、大変」と言う。
え?ちび太が具合でも悪いの?
「シロがね、車にひかれて死んだんだって。今朝、ごみを出しに行ったら吉川さんがそう言ってたのよ」
「え?!本当に?ホントにシロなの?どこで?」
「○○通りでだって」
交通量の多い都内の主要道路のひとつだった。
吉川さんとは、猫嫌いの阿久田さんの向かいに住んでいる猫好きのおばさんである。
野良猫だが、吉川さんが毎日えさをやっているし、この間は予防接種をしに病院に連れて行かれ、ちゃんと面倒を見てもらっていた。
人なつっこくて、誰にでも体を撫でさせ、寄ってきてスリスリするかわいい猫だった。
いつもうちの前の私道で、ゴロンと無防備丸出しで寝ていたり、雨の日はうちの車庫のバイクの上で寝ていた。
全身が白で、鼻と口、目のふちがピンク色で、目は淡いグレーだった。
買ってきたばかりの自転車のカバーを兄弟のアカと一緒に、じゃれてビリビリにされたけど、憎めない子だった。
2日前に、吉川さんと一緒に背中をなでた。
吉川さんは、「これからこの子たちのえさを買いに行くのよ」と私に言い、
「待っててねぇ」
足元でじゃれている、シロとアカに笑顔で言うと出かけて行った。
なんで、あんな大通りに出たのだろう。
好奇心旺盛で、うちのちび太のように小さい音にビクビクするような子ではなかった。
それが裏目に出たのだろうか。
********
「吉川さんが見つけたんだけど、次から次へ車が走ってくるから助けられなかったんだって」
無残な姿が目に浮かんだ。
それ以上のことは、聞けなかった。
そういえば、きのうの夜、母猫のジュリが子供を呼ぶ独特な鳴き声をあげていたっけ。
最近産んだ子4匹を阿久田さんに捨てられ、その行き場を失った愛情を前回産んだ、もうおとなになったシロとアカに注ぎだしたばかりだったのに。
ジュリは、またしても子供を失ったのだ。
そして、兄弟でいつも一緒にいたアカはひとりになっちゃったんだ。
ちび太、アカとたくさん遊んであげなさい。
シロ、今度産まれて来た時は車に気をつけるんだよ。
交通事故で。
今朝、下の部屋に下りていったら母が「ねぇ、大変」と言う。
え?ちび太が具合でも悪いの?
「シロがね、車にひかれて死んだんだって。今朝、ごみを出しに行ったら吉川さんがそう言ってたのよ」
「え?!本当に?ホントにシロなの?どこで?」
「○○通りでだって」
交通量の多い都内の主要道路のひとつだった。
吉川さんとは、猫嫌いの阿久田さんの向かいに住んでいる猫好きのおばさんである。
野良猫だが、吉川さんが毎日えさをやっているし、この間は予防接種をしに病院に連れて行かれ、ちゃんと面倒を見てもらっていた。
人なつっこくて、誰にでも体を撫でさせ、寄ってきてスリスリするかわいい猫だった。
いつもうちの前の私道で、ゴロンと無防備丸出しで寝ていたり、雨の日はうちの車庫のバイクの上で寝ていた。
全身が白で、鼻と口、目のふちがピンク色で、目は淡いグレーだった。
買ってきたばかりの自転車のカバーを兄弟のアカと一緒に、じゃれてビリビリにされたけど、憎めない子だった。
2日前に、吉川さんと一緒に背中をなでた。
吉川さんは、「これからこの子たちのえさを買いに行くのよ」と私に言い、
「待っててねぇ」
足元でじゃれている、シロとアカに笑顔で言うと出かけて行った。
なんで、あんな大通りに出たのだろう。
好奇心旺盛で、うちのちび太のように小さい音にビクビクするような子ではなかった。
それが裏目に出たのだろうか。
********
「吉川さんが見つけたんだけど、次から次へ車が走ってくるから助けられなかったんだって」
無残な姿が目に浮かんだ。
それ以上のことは、聞けなかった。
そういえば、きのうの夜、母猫のジュリが子供を呼ぶ独特な鳴き声をあげていたっけ。
最近産んだ子4匹を阿久田さんに捨てられ、その行き場を失った愛情を前回産んだ、もうおとなになったシロとアカに注ぎだしたばかりだったのに。
ジュリは、またしても子供を失ったのだ。
そして、兄弟でいつも一緒にいたアカはひとりになっちゃったんだ。
ちび太、アカとたくさん遊んであげなさい。
シロ、今度産まれて来た時は車に気をつけるんだよ。
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友人が減ったり?
2004年6月4日きのうの社長との会話。
な〜んか、脅迫しているみたい。
私の方が相当怖かったり?読んだ人が、思いっきりひいたかしらん。
*****
初夏を思わせるこんなカラッとしたいい陽気の日だったのに、
無駄に過ごしてしまった。
どっか、行きたいなぁ・・・。
高原とか、山とか、温泉とか、何しろ空気のいいところに。
なんか、すっきりしたいんだ。
*****
夜、そろそろ弟が会社から帰ってくる時間。
私「ねぇ、玄関の電気つけておくの?」
隣の部屋にいる母に言った。
母「え?」
「電気、つけておくの?」
「なに?聞こえない」
なんだよ、聞こえないのか。
うひひひ。じゃぁ、こんなんではどうかな?
「便器、つけておくの?」
母「うん、つけておいて」
ほほ〜ん。(笑)便器で通じたよ。
さぁてと、便器を玄関に運んでぇ・・、なんてやるわけないでしょ。
*****
☆ドト××ティーさま、お気に入りに登録させていただきました。
よろしくお願いします。
な〜んか、脅迫しているみたい。
私の方が相当怖かったり?読んだ人が、思いっきりひいたかしらん。
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初夏を思わせるこんなカラッとしたいい陽気の日だったのに、
無駄に過ごしてしまった。
どっか、行きたいなぁ・・・。
高原とか、山とか、温泉とか、何しろ空気のいいところに。
なんか、すっきりしたいんだ。
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夜、そろそろ弟が会社から帰ってくる時間。
私「ねぇ、玄関の電気つけておくの?」
隣の部屋にいる母に言った。
母「え?」
「電気、つけておくの?」
「なに?聞こえない」
なんだよ、聞こえないのか。
うひひひ。じゃぁ、こんなんではどうかな?
「便器、つけておくの?」
母「うん、つけておいて」
ほほ〜ん。(笑)便器で通じたよ。
さぁてと、便器を玄関に運んでぇ・・、なんてやるわけないでしょ。
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☆ドト××ティーさま、お気に入りに登録させていただきました。
よろしくお願いします。