ものごとは正しいほうへ流れるとは、限らないらしい。
 
正しくなくても運気の強い人の方へ、あるいは支配する力を備えた

人のほうへ、弱い者が巻き込まれて流されていくようだ。

まるで、濁流のごとくあっという間に、足元を救われメチャクチャに

されながら、翻弄されてしまう。

なにを言っても無駄なんだ。

兄や弟に、なにを言っても無駄なんだ。

絶対、自分が正しいと主張して、ことばでねじふせて、次に態度で

おどしてくる。

もう、ムダと思えることは、初めから言うのをよそう。

肉親に幻滅を感じるなんて…・。

私は、自分がいったい何をしていれば幸せなんだろうと考えた。

花を丹精しているときだろうか。

なんだか、それすらも奪われた気がする。

何十年も何ごとも、全部「あきらめる」と言うことを繰り返しながら

生きてきたんだ。

だから、きょうも、明日も、私はあきらめ続けるだろう。

純然たる・・・

2007年5月12日
私はちょうど窓から見ていた。

向かいの家に女性が二人訪ねて行った。

なんかボソボソと女性が喋ったら、庭仕事をしていた息子さんが

「あぁ、いい、そんなのはいい!」と怒ったような言い方をいていた。

それを見て、あ、宗教だなと思った。

今度はうちに来るなと思ったら、案の定玄関のピンポンが鳴る。

「××と申します。ただいまエ●●の●●のお話させていただきたい

と思いまして」と言う。

インターフォンで話しても、黙って聞いてるとその宗教の教えみたい

なのを淀みなく喋りまくり、立て板に水の如し、話が切れない場合が
多い。

だから、こういう場合すぐ手を打つ。

「わたくしどもは、純然たる仏教徒でございます。

浄土真宗西本願寺派ですので、それを替えるわけにはいきません

ので、申し訳ありません」と断った。

「あぁ、そうですか。では、失礼いたしました」と女性は早々に引き

上げてくれた。

中には、相手の宗教を「それは、邪教です」などという人もいるよう

だけど、それはよくない。

きょうは、穏やかな一日、花の手入れがじゅうぶんできた。

一日乗車券

2007年5月10日
バスの1日乗車券(500円)を買った。

きょうは、バスを2回乗り継いで行くためこの方が安いから。

駅までバスで行き、次に乗り換える。

バスのカードを入れたら、運転手さんに「お客さん、それは

○○バスの乗車券でしょ。うちは△△バスですよ」と言われた。

えぇっ!!! 知らなかった〜〜〜!!

この地に住んで何十年、バスは全部同じだと思っていた。

2つ会社があったんだ。だって、車体の色似てるじゃん・・・・。

バスはバス、消防車は消防車っていうふうにしか見てないから。

色と形で判断しているのか、私。

近頃はラッピングバスとかあるし・・・。

帰りに、よーく見てみたら運転手さんの服装が違っていた。

弟に夜話したら、「そうだよ、こっちとあっちは違うんだよ。

タクシーで行ったほうが安かったじゃないか」と笑われた。

そう、一日乗車券はかえって高いものになったのだ。

大騒音

2007年5月8日コメント (5)
最近、だるくてしかたない。

なんなのだろう。このやる気のなさは。

以前もあったが、一時治ったんだけど。

朝食の後片付けをすませ、NHKの朝ドラを見たあとは、ベランダに

出て花に水をやったり花がらをつんだりする。

洗濯がある日はやるが、きょうのようにない日はだらけてしまう。

一度横になったら、もう起きたくない。

だるいのだ、体がと思っているのだが、実は気分がだるいのかもしれ
ない。

今、近所の家が建築中でその騒音たるやはんぱじゃない。

毎日毎日、金属を切るすさまじい音が朝の7時半から夜の7時まで
続いている。

この家の建築に入る前に、やはり近所で新築工事があったが、

材料を運んできて組み立てるというやり方だったせいか、それほど

騒音に悩まされた記憶がない。

この大型連休の間も、ずっと休みなく金属を切る音が続いていた。

音も大迷惑だが、金属を焼き切るにおいがひどくて、窓をあけられ
なかった。

工期が迫っているのかそれで、連休も続けてやらなければならな
いのか。

そのうち、近所の誰かがこの騒音でキレルぞと思っていたら、隣の

伊名井さんが「やってもいいから音を出すな!」と言いに行ったのを

阿久田さんが見たらしい。

「はい、そうします」と言うわけがない。

その金属を切る音は、テレビの音も聞こえなくするし、隣の家では

テレビの映像がゴチャゴチャと乱れて、見られなくなったと言って
いた。

それほどの、騒音を4月から聞かされていたら、そりゃ、ストレス

たまるかも。

これで、だるいのかも〜。

どこか、自然のある静かなところに行きたいのだが、ペットホテルの

評判はいい話を聞かないし・・・・。

にっちもさっちもいかないのである。
あぁ、だめだ。

朝食を食べた後、甘いものが食べたくてしょうがない。

からだが、甘いものを欲しがっている。

我慢してきたけど、きょう食べないとだるい1日になりそうだ。

貴重な休日をだらだらとして過ごしたくない、などといったりっぱな

いいわけじゃなく、ただ単に甘いものが食べたいだけなのだ。

たとえば、シュークリームとかケーキだったら生チョコケーキなんぞ

今の私には即効性がありそうだ。

というわけで、11時ころ駅ビルのケーキ屋さんまでズンズン歩いて

買いに行ってきた。

いちごのムースを最初に食べる。

一緒に買った抹茶のモンブランより大きい。

これをモカコーヒーと味わう。

一気に3個くらい食べられると思ったが、1個でじゅうぶんだった。

安くできてるなぁ、私のからだ。1個でからだが満足しちゃうん
だから。

ケーキバイキングに行ったって、せいぜい2個だろうな、行った事
ないけど。

食べたから、シャキ〜〜ン!!さぁ、動くぞ。パワー全開!

植木の手入れをしたり、枝を剪定したり・・・。

きょうは、暑かった。

でも、これくらいの陽気が一番過ごしやすいのだろう。

       *******

弟は無事帰ってきました。

祈り

2007年5月4日
今朝は、6時に目覚めた。

ゆうべ寝たのが11時半ころだったから、よく寝たなとふとんの中で
思う。

私は、こんなに熟睡できるのに友達のなおちゃんは、眠れないと

言っていた。

この私の充分過ぎる睡眠を分けてあげたいくらいだけど・・・・。

そんなことはできないんだよなぁ。

せめて、なおちゃんが抱えている問題がひとつでも減りますように。

そして、いい方向へ向きますように。

        ********

弟が、バイクでツーリングに出かけて行った。

私は、弟がバイクで遠くに出かけた日は、必ず弟のふとんを干す。

無事に帰ってくることを祈って、ふとんを干す。

元気に帰ってきて、太陽の匂いがするふとんで、ゆっくり寝られます
ようにと。

        ********

車ででかけたのなら、あまり心配はしないがバイクとなると帰って

くるまで母は心配している。

いいおとなだけど、母は弟の身を案じている。

友だちに会う

2007年5月3日
「12時にいつものところで」と友だちからメールがきたので、OK

したが、あまりこの時間を私は信用しない。

友だちのなおちゃんは、いつも待ち合わせをすると30分ずつ遅れる。

たとえば、最初に6時と言っていたのが、次に「6時半にして」と

言ってくる。

そして、それを目標に私も出かけるしたくをするのだが、またメール

が来て「ごめん7時にして」となる。

毎回、最初に約束した時間が一転二転する。

だから、また遅れるぞと思っていたら、案の定、「ごめん、12時

じゃなくて1時にして」とメールが来た。

やっぱり・・・。(笑)

なおちゃんは、忙しい人だから私も「うん、いいよ、ゆっくり来て」

とメールを返す。

ファミレスで一緒に食事をしながら

「うつになっちゃったんだよね。私、このあいだ会ったときと全然

違うでしょう?」と言うが、変わらないように見える。

「そうかな、変わりないよ」と答えたが、確かにうつになるような

問題をたくさん抱えていた。

子供のこと、親の事、自分の体、仕事のことなど、一身になおちゃん

だけが背負っている。

まじめで思いやりが深いから、すべてのことを真剣に受け止めて

考えてしまうなおちゃん。

優しすぎるんだ、結局。

もっといい加減で、つめたく切り離す事ができたら、そんなに苦しま

なくてすむのに・・・・。

「私にできることない?」

かりかりじゃこの和風スパゲティーを食べながら聞く。

「うん、話をきいてくれるだけでいいよ」と微笑む。

無理してるのかな、なんか悲しい。つらいだろうなと思う。

なおちゃんはいつも食欲旺盛で全部残さず食べ、デザートも注文する

のに、きょうはかに雑炊とカフェオレだけだった。

私の方が、いつも食べられないのにきょうは、デザートにわらびもち

ソフトを食べられた。

        ********

「今度はもっと元気な時に会いにくるね」

夕方、改札口で別れるときなおちゃんは言った。

「うん」と頷いたが、元気じゃなくてもいいよ、私を必要としていて

くれるなら、どんな時でもいいんだ。
寝ればだるいのも治るかと思ったが、全然変わりなし。

朝食の後片付けがすんだら、少し横になろうと思っていたのに、

10時に眼科の予約じゃ〜ん。忘れてた・・・。(涙)

雨だし、歩きで行かなきゃならない・・・・。

予約通りにはいかず、50分も待った。

最初は文庫を読んでいたのだけど、途中から居眠り。

目が覚めて、何時なんだろうと時計を見たときに呼ばれた。

眼圧、右14、左13。なんで、悪くない目のほうが眼圧が高いん
だろう。

寸前まで眠っていたものだから、来月の予約時間を早めてもらうのを

忘れていた。

家に帰ってきて予約表を見たら、10時30分になっていた。

あ〜、遅くなるほど時間がどんどんずれて待たされるんだよなぁ。

      ******

夕方、内科を受診。

「熱はないんですけど、だるくて・・・」

「神経的なものじゃないんですか?お酒も飲まないですよね」と
言われた。

まぁ、気にかけているものはあるにはあるが、それでだるくなるのか
なぁ。

だとしたら、6月まで続くのか。

結局ビタミン剤を出されたわけでもなく、いつも通り胃の薬を
もらってきた。

だるい

2007年4月24日
きのうから、だるくてだるくてどうしようもない。

私は、日常だるいということはないので、たまにこんな風にだるいと

熱があったりする。

でも、熱をはかっても平熱だし、原因がわからない。

だるいとやる気がなくて、午前中はゴロゴロしていた。

明日は眼科だ。
パスコのパンを食べて、30点集めるとリサとガスパールのお買い物

袋がもれなくもらえる。

赤とベージュがあるけど、きょうはベージュをGET!

前回は、赤をもらったんだけど、ハデ!!こっちのほうが、リサと

ガスパールに色がついているから、かわいいんだけど。

お米を買ったので、さっそくそのバッグに入れて帰った。

欲を言えば、布でできていればよかったんだけど。

ビニールなのね。そのビニールがビニールくさい。

この匂いはにがてだ。

赤い方は、従妹にあげようかな。きっと喜んでくれる。

        *****

前回は、サンドイッチボックスをもらったんだけど、使ってない。

だって、サンドイッチ持ってでかけるような用事ないんだもん。

絶壁頭

2007年4月18日コメント (3)
そろそろ髪も伸びたしと、前回はいつ行ったか調べると不思議に

ピッタリ3ヶ月たっている。

美容院というと私は緊張するのでにがてなんだけど、なぜかきょうは

なんともない。

出かける用意をしてから、眠いのでちょっとだけ横になるつもり

だったのに、とろりと眠ってしまったようだった。

気がつくと、もう出かける時間になっていた。

それくらい、リラックスしていた。

いつも「伸びた分だけ切ってください」と言っているのだけど、

きょうは「ヘアースタイルを変えてみたいんですけど」と
言ってみた。

美容師さんは、希望の長さだけ聞くとカットし始めたので、前回と

同じなのだろうと思っていた。

切り始めは気がつかなかったが、どうもカットの仕方が違う。

「違うヘアースタイルですか」見ていた雑誌を置いて聞いてみた。

「ええ、中の髪を短くして、外側を長くするとふんわり見えるんです。

分け目もなしでささっと手でやるだけでいいんですよ」

ほぉ〜、絶壁頭が絶壁じゃなく見える。(笑)

こりゃ、いい。

絶壁頭に見えないから、その膨らんで見える分、脳みそが増えている

ようではないか。(笑)

ふん♪ふん♪ふん♪ ちょっとすてき。

ヘアースタイルを変えた翌日、朝起きて自分の髪の毛を見ると

たいていギョッとなる。

うわっ!なにこれっ・・。

あ、カットしたんだっけ・・・。ってなふうに。
東北の伯母から宅配便が届いた。

きのう電話で「いつもの送ったから」と電話があった。

「お菓子、送ったって」

「だ〜から言ったじゃん。『もうおとうさんがいなくなったから、

誰もお菓子食べないからいらない』って断っておきなよって」

「まだいいと思ったのよぉ・・・」

母は、しまったという顔をしている。

伯母は年に数回、母の郷里の駄菓子やようかんなど送ってきてくれる。

でも、駄菓子もようかんも甘すぎて、父しか食べなかった。

去年も送ってきてくれたけど、父がいなかったのでそのまま残って

いる物もある。

もらったものを捨てるのは申し訳ないから、早めに断ったほうがいい

と母と話していたのだ。

箱をあけると、いつもと同じ物が入っていた。

うちの家族が4人だった頃と同じだった。

駄菓子、南部せんべい、ようかん、アップルパイ、くるみパン、そば

りんご。

宅配便も、親戚もなにひとつ変わってないのに、父だけがいない。

「おとうさん、いつものお菓子伯母ちゃんが送ってきてくれたから、

食べてね」

そう言って、お供えした。

いつも黒

2007年4月15日
うちの父方の親戚は冠婚葬祭だけのつき合いである。

従姉妹もいるが、ほとんど口をきいたことがない。

最近では父の葬儀に来てくれたので、その時挨拶しただけだ。

それなのに、伯母から孫(従姉の娘)が習っている舞踊のチケットを
渡された。

はっきり言って興味ない。さらさらない。

「行かないんでしょ」と母に言ったら「つきあいだから、お祝い

持っていかなきゃ。おとうさんの法事でたくさんお金使わせちゃったし」という。

そりゃそうだけど、法事なんておたがいさまじゃない。

「いつも会うときは、黒い服(喪服)でしか会ったことないんだから、

明るい色の服を着ていきなさいよ」と、母より指示を受ける。

確かに、いつも黒い服の時だけだ。(笑)

でも従姉の娘なんざ顔も知らない。

よりによって、日本○○ですぜ。

行ってみて驚いた。すんげ〜人数。

この人たちも全員「つきあい」なのかね。

始まったら暗いから寝ようと思っていたが、音楽(民謡)がでかくて

うるさい。

寝にきたのに・・・。(こらっ

第2部が始まった頃から、胃が痛くなりだした。

みんな終わるたびに拍手しているけど、私にはストレスなのか。

2時間で終わるかと思ったら、2時間半も座りっぱなし。

しかも、ライブ会場と違って立つこともないし。

終わったら、お尻やひざが痛い。

まぁ、着物も舞いもあでやかで、たくさん練習したんでしょう
ねぇ・・・。

せっかく来たので、双眼鏡で見ましたけど。

で、私、黒い服ではなくぶどう色のベロアのブラウスを着ていった

んだけど、寒かったので白いコートを着たまま、親戚に会った。

そしたら、伯母も従姉も黒っぽい服装だった。

めでたくても、法事でも黒い親戚だ。

スパイダーマンヨ

2007年4月13日
新宿に向かう山手線、どこの駅だったか線路の向こう側に映画の

広告がでかでかと貼られてあった。

「スパイダーマンヨ」と書いてある。

スパイダーマンヨ?スパイダーマンはわかるが、「ヨ」ってなに?と
考える。

日本語に訳すと「ヨ」になるの?

あ〜、「3」かぁ・・・・・。

あきらかに「ヨ」に見える数字であった。

それにしても、スパイーダーマンって1と2があるの?

知らなかった・・・。
先週だったか、タモリのお昼の番組で「花咲かじいさん」の

おじいさんがまいた灰は、どうやって作ったかとあれこれ言っている

のを見ていたけど・・・・。

そういわれると、どうしたんだっけ?と、正確な答えが出てこない。

だいたい童話なんて、親が最初に読んで聞かせてくれるものだし。

それに、世代によって見る絵本が違うんじゃないだろうか。

今だったら、やっぱりディズニーシリーズなんかから読み聞かせする

のかな?

ちなみに母は、正確に「花咲かじいさん」の話を言う事ができた
世代。

        ********

ところで、私が学生だった頃、昔話パロディー(死語?)版って

はやったんだけど。

簡単に書くとこうだ。

おじいさんは、犬を飼っていました。

ある日、さくらの木の下で犬が吠えるので、

おじいさんはうるさく思い、こらしめてやろうと

犬のしっぽをつかんでブンブン振り回しました。

そうしたら、犬が「はなさんか、じじい、はなさんか、じじい」と

言ったそうな。

で、「はなさかじいさん」 チャンチャン♪

喜びと悲しみと

2007年4月10日
弟から一緒に仕事をしてきた人が、亡くなったと電話があった。

48歳だったという。

いくら病気とはいえ、若い。ご本人もご家族もさぞ無念な事だろう。

会った事もない人だが、弟から尊敬できる上司だと、会社に入り

たての頃から聞かされていただけに、親戚を亡くしたような気分に

なってしまった。

なんだかわからないけど、泣けるんだ。

弟もかなりショックだっただろう。

ご家族の気持ちを思うと、やりきれない。

それに、父を亡くした時のことを思い出して悲しくなるのだ。

母も弟も私も、ため息ばかりついていた。

夜10時頃になって、従弟のお嫁さんが無事出産したとメールが
届いた。

流産しそうになって、ずっと入院していたから叔母も安堵したこと
だろう。

見送る命と迎える命が交差する。

なんだかなぁ・・・・。生きるって大変なことだ。
☆ きまぱぱさま ☆

勇気を出して、お気に入りに登録させて頂きました。

ほのぼのと、あたたかなお人柄が伝わる日記に魅力を感じて、

毎日のように拝見しておりました。

もし、ご迷惑でなかったら相互リンクしていただければ、とても

うれしいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。
久しぶりにピザをとることにした。

「ご注文ですか〜。では、お電話番号をお願いします」

「×××・・・・」

「お名前を〜」

「○○です」

「はい、ありがとうございまっす〜。ご住所は前と同じで

よろしかったでしょうか」

おにーさん、よろしかったでしょうかって・・・。へんよ(笑)

「はい、変わりありません」

「では、ご注文をご確認いただきます〜。△△のMサイズ1つ、

▼▼ミルフィールMサイズを1つ、バースデー特典をご利用、

これでよろしかったでしょうか〜」

「はい」

だぁかぁら〜、「よろしかったでしょうか〜」はヘンなんだってば、

おにーさん。

「それでは、30分ほどでお届けにあがります。合計○○円となにか

お誕生日が確認できるものをご用意してお待ちください。

ありがとうございました〜」

よろしかったでしょうか〜じゃなくて、よろしいでしょうかじゃ
ない?

でも、このおにーさんも、指導を受けた時「へんだぞ」と思っても、

こう言うように教われば、従わざるをえないだろうに。

ンゴゴゴゴ。

早い!29分で来た。

「お待たせいたしました〜。本日※時にご注文を頂き、ただいま

※時29分にお届けにあがりました。★☆ピザの◇◇と申します。

本日はお誕生日おめでとうございます。ご注文は、▼○×□☆☆※〜

(すごい早口)でよろしかったでしょうか〜。

熱いので気をつけてお召し上がりください」

部屋に持って行ったら、弟が「すげ〜早口」と笑っていた。

ほんと、私じゃ無理だわ。

研修の時、何十回も練習したのかなぁ・・・。

1枚のピザで4種類味わえるのを頼んだのだけど、もう、途中から

みんな同じ味に感じた。(笑)

でも、とてもおしかったよ、おにーさん。

しかし、マヨネーズ味は好きになれそうにない。

マヨネーズ味、あれはピザじゃない。

別の食べ物だよ、イタリア人が嘆くね、これが日本人に人気が

あるって言ったら。

母がこれを食べてボソっと言った。

「これは、外国風お好み焼きよ」

      ********

本日の日記、これでよろしかったでしょうか〜。

花見とクリーム

2007年4月6日
お花見に行ってみたいと思っていたが、風が強かったり寒かったりで

なかなか実現できずにいた。

もう、都内の桜は今週末までと、テレビでも言っている。

そこで、ニュースで必ず映し出される千鳥が淵に母と行く事にした。

東京に住んで何十年というのに、私たちは千鳥が淵へ行ったことも
なかった。

ネットで交通の便を検索したら、新橋から地下鉄銀座線、東西線と

乗り継いで、九段下まで行くのが一番早いことがわかった。

それなのに、母は地下鉄三田線で行ってみたいと言う。

三田線は三田駅からホームまで、ものすごい距離を歩くし、エスカ

レーターもないよと言ったのだが、冒険好きな母は、帰りは私が調べ

た方法でいいからと言う。

案の定、下り階段、そして歩き、歩き、上り階段、下り階段と延々と
続く。

エスカレーターもエレベーターもありはしない。

母も年で、とても私と同じ歩みはできなくなっている。

階段も、ゆっくりゆっくりだ。

「まだまだだよぉ」

「ほんと、長いわねぇ。前にここを使った時から何年もたっている

から、エレベーターぐらいできているかと思ったんだけど」

手すりにつかまりながら階段を下りて来る母を、何度も振り返っては

待つ。

そして、乗換駅の神保町に着く。

ちょうど電車が入ってきたのを見たら「急行」と書かれていた。

九段下なら、止まるだろうと判断したのだったが、あっさりと降りる

べき駅を通過していった。

地下鉄に急行があるなんて、知らなかった。

        *******

武道館で大学の入学式があったようで、駅は大変な人ごみだった。

やっと着いた千鳥が淵。

ここもまた、お花見の人でいっぱいだった。

桜は、もう葉が出始めていた。

お堀の手前に菜の花の黄色と、はなだいこん(しょかっさい)の紫色

淡いさくらの花が水辺に映っている。

それは、一葉の写真のように美しく、カメラでその風景をおさめて

いる人もかなりいた。

私も、デジカメと写メで8枚ほど撮った。

時折、風が吹くと花びらが舞う。

私は満開のさくらも好きだが、散りぎわのさくらも好きだ。

風に舞う花びらの下を歩くのが最も好きだ。

たいてい、さくらは見上げる高さにあるから、こうしてふわりふわり

と風に流されるさまは、なにやらさくらに歓迎されているようで、

こころが弾む。

30分ほどいて、すぐ駅へ向かった。

今度は、浅草線を使ってみたいというので、しかたなく母の希望を

叶えたが、これもまたホームまで延々と歩くはめに。

「銀座線ならすぐだったのにぃ。疲れたよ」

私はへきえきしていた。

「ごめ〜ん。ほんと疲れたわ。どこかでお茶飲む?」

「いいよ、こんな人ごみの中じゃやすまらない。早く帰ろう」

駅ビルでシュークリームを買って帰った。

ん〜、とろ〜り甘い、クリーム。

花見もいいが、やっぱり甘いクリームも人を幸せにするようだ。
なにかと叔母からいろいろもらっているので、誕生日プレゼントを

買ってきた。

バースデーカードにメッセージを書こうとしたら、カードが見当たら
ない。

探しても見つからないので、母に「カード知らない?」と聞いた。

「知らないわよ。自分でしょ」

「人が持って行ったような言い方しないでよ」と言ったニュアンスを

含んだ言い方をされた。(怒)

きのうまで、ここにあったのにと、封筒や便箋を入れた袋を全部出し

たり、細々したものを入れるバスケットの中を探したりしたがない。

きょう送らなきゃ、4月5日まで間に合わないのであきらめるわけ

にはいかない。

「ねぇ!ないんだけど!」だんだんイライラしてきて、強い口調に
なった。

「え〜〜、ないのぉ・・・。カードでしょう。あっ!ごめ〜ん。

今朝、こっちに持ってきちゃったのを忘れてたわ〜」

カードでしょう?って、だから、さっきからカードって言ってる
じゃん。(怒)

あとは郵便局でエクスパックに入れて出すだけ、と出かける支度を

してから、住所を確認するために手帳を開いた。

あ・・・・。

誕生日、4月27日と書いてある。

4月5日だと思って、準備したのに・・・・。

私も母も、叔母の誕生日を4月5日と記憶していた。

なんでだろう、4月5日生まれが父、叔父、叔母と3人いると覚えて
いたのに。

あ〜、勘違い。

まぁ、くさる物でもないからとっておけるけど・・・。

でも、気づいてよかった。

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