照明が壊れる

2006年6月19日
また、キッチンの照明が壊れた。

今月に入って、2階の和室、洗面台、リビング、ダイニング、

キッチンの照明が壊れたり、電気がつかなくなったり・・・・。

5箇所も、ブチブチダメになる。

片付けはくたびれる

2006年6月18日
父の部屋を母と片付けた。

趣味の数だけ、いろんな道具が出てきて、どーすんのよってな具合。

スケッチブック、画材、エッグアートの飾り、てんこくの石、バード

カービングの木材、どれも1個や2個じゃない。

段ボール箱になん箱っていう単位。

しかも、重い。

人のものは、どれが大事かわからない。

だから、それぞれがあれを捨てろだの、これを捨てろだのとなる。

私の部屋も、人が見たらこんな物とっておいてどうするの?っていう

ものだらけなんだろうなぁ。

午前中そんな事をしていたら、すっかりくたびれてしまった。

疲れると動悸がバクバクして背中まで痛くなる。

芸人好き

2006年6月17日
「エンタの神様」小梅太夫が気に入っていたけど、最近爆笑したのは

ヒライケンジ。

私ったら、ヒライケンジが歌った「粉雪」を聴いて、あ〜いい曲だ

なぁとつくづく思った。(笑)

今頃、気づくなんてね。

しかも、あの歌い方でいいと思ったんだから、かなりずれてるわね、私。

犬井ヒロシもいいなぁ。

カリプッチ

2006年6月16日
去年、ペチュニアをたくさん買ったら、うどん粉病で全滅。

それに懲りて、来年は雨や病気に強いサフィニアにしようと決めて
いた。

それで、この春サフィニアの苗を買って日ごと大きくなるのを楽しみ

にしていたら、またもやうどんこ病になった。

急いで薬を使ったが、食い止める事は無理だった。(涙)

今の時期、近所の家ではサフィニアの花がこんもりを咲いているのを

よく見かける。

それを見るたびに、ぐやじい〜〜〜と思うのだった。

風通しもよかったはずなのに・・・。

もうサフィニアの苗は時期的に売っていない。

きょう、以前から気になっていたカリプッチという苗を駅前の花屋
さんで購入。

ついでに、育て方などを詳しく聞いた。

今年買ったサフィニアがすぐにだめになった話をしたら「量販店で

買ったんでしょう」と言われた。

「はい、1株398円でした」

「ダメよ、サフィニアは600円するものなのよ。うちでは、そんな

安いのは置かないわ。安いのにはそれなりの理由があるのよ」と
おっしゃる。

なるほど・・・・。

サントリーから初めて出た時、1株480円だったけど。

駅前の花屋さんだから、高いのかと思っていたけど、そうじゃないの
ねぇ。

安い物や、ノーブランドものはやっぱりそれなりの品なのか。

買ってきたカリプッチの花をたくさん咲かせようと今から、鼻息を
荒くしている。

電磁波より悪いもの

2006年6月11日
電磁波の多いところに住むと、心身に悪影響を及ぼすということを

テレビで昔やっていたが・・・。

今朝から家族が全員イライラしている。

弟、父、母、私、チビタの順。弟のイライラの原因は知らないが、

私と母がイライラしてしまったのは、父の言動のせいである。

なんで、そういうひどい事を母に言うんだ。他人には極端に優しい

のに、なんで家族には冷淡なんだ、と思うことばかり言う。

母は全部我慢してしまうので、喧嘩にはならないが・・・・。

「あぁ、血圧によくない。全部言い返したらどんなに楽か・・・」と
嘆く母。

チビタも何かを察知するのか、父の部屋でいつも寝るのに、ウロウロ

してばかりいる。

極端な電磁波が近くにあるかどうかは知らないが、家の中に電磁波

よりもっと悪いものを出す人物がいたんではねぇ・・・・。

遠くの電磁波より、近くの父ってことだ。

父が入院してこの家にいないと、3人で穏やかな日々を送っているの
だけど・・・・。

父は家族の誰よりも健康だったのに、癌という病気を持つ身になった

からイライラしているんでしょう、なんて普通は考えるが、いえいえ

父は昔から家族には冷たくて思いやりもなく、いつも怒鳴ってばかり
いる人。

家族に話しかけられただけで、腹がたつのですよ、父は。

極端な話「おとうさん、おはよう」と声をかけただけで、イラッと

するみたい。(笑)

だから、怖くて何も言えない。

私と母は、父の中では娘でも妻でもない。

自分の自由に動くコマだと思っている。

コマって将棋の駒の方、コマ回しの独楽(コマ)じゃなく。

今朝の父の怒りの発端は、チビタのエサの事で始まった。

チビタがいなかったら、こんなに毎日が大変じゃなかっただろうし、

みんなのイライラの原因になっていなかっただろうと思うことばか
りだ。

   猫を飼はば、その猫がまた争ひの種となるらむ、

   悲しきわが家(いえ)

   啄木[悲しき玩具]より

見たクモない

2006年6月9日
窓辺に置いたゼラニュームの葉っぱの上に、なにやら黒い物体が
ある。

なんだろう、顔を近づけて見たらクモ〜〜〜〜〜〜〜!!

ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

私は、虫の中で何が一番苦手って言ったら、そりゃ、ゴキブリじゃ

なく、クモなんだぁぁぁぁぁぁぁあぁ。

苦手というより、怖いの。

10円玉くらいの葉っぱの上に、6匹黒いクモが乗っていた。

もう、いなくなったかなぁと夜、ガラス窓越しに見たら10匹くらいに

増えていた。

なんなの?初めて見た。

ザワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

殺虫剤で殺そうかと思ったけど、私はクモは殺さないんだ。

だって、毛虫と違って、葉を食べるわけでもないし・・・・。

殺したら、よクモ殺したな〜〜〜!!!!とかって、夢の中に出て

きそうじゃない。

いや、ダジャレを言いたくて書いたんじゃなくて、ほんとになんか

恨まれそうじゃないの。あの姿からして。

花につくクモなんて、検索かけたら見たクモない画像がド〜〜ンと

出そうだし。

とりあえず、ほっとくかな。(恐)あぁ、どうしよ、どうしよ・・・。
バッグを買った。いや、買わざるをえない状況に立たされて買う

羽目になったといった方が正しいかもしれない。

ここのショップは結構人気あるので、さぞ混んでいるだろうと入った

ら、ガランとしていて、客は私だけだった。

ちょっと見るだけのつもりだったのに、店員さんがずっとついて、
勧めてくる。

最初は、「はぁ、いい色ですね」なんて返していたのだけど、

「ちょっと肩にかけてみて」「こっちに鏡があるわよ」「この色は、

なかなかありませんよ」などと言われているうちに、

いや、いいです、と言えず買ってしまった。

色といい、バッグの大きさといい、はで!

しかも、このタイプのものはせいぜいもって、この夏ぐらいまでが
流行でしょう。

なのに、買ってしまった〜〜〜〜。(涙)

半額っていうのに、弱いのよねぇ・・・・。

できれば、返品して別なのを買いたいくらいだ。これより、高くても
いいから。

バーゲン品の取替えは無理だもんねぇ・・・・。

どんなヤツ?

2006年6月7日
月1回の眼科の検診日。

あの保険証紛失事件(5月10日、日記参照)から、まる1ヶ月たった

けど名前を呼ばれたら、事務の人たちが覚えていて私の顔を見る
かもしれないと思いつつ、会計を待つ。

あ〜、帽子をかぶってくればよかった。

いや、1ヶ月たってるから、忘れてるよなぁ・・・なんて思っていた

私は、甘かった。

フルネームで呼ばれたら、会計や事務の人たちがいっせいに顔を

あげたのだった。

「どんなヤツ??」って感じで。

はずかしいわ〜。もう・・・。

でも、システムちょっと変わっていた。

カルテと一緒に保険証を出すんだけど、それを受け取った事務の
男性。

一番上の会計用紙だかなんだかに、前はやっていなかったのに、

受け取ると鉛筆で大きく丸を書いて、「保険証は、会計の時にお返し

します」って、ひとりひとりに言っていた。

私も、保険証をもらうことをちゃんと意識していたし。

あれ以降、改善されたのね。

         ********

眼圧、両目とも12。まぁ、安定している状態といえるらしい。

でも、この前新聞に出ていた記事によると「緑内障は、進むのを遅ら

せる目薬しかない」と出ていた。

つ〜ことは、視野狭窄は、ジワジワとゆっくり進むってぇことじゃ

ないの?(T△T; 

私はてっきり、これ以上進まないように「止める」薬だと思っていた。

失った視野はもう取り戻せないし・・・・。

なんだか、深く考えると落ち込むわ。

だから、今、見えているから幸せと思うことにする。

あかない!

2006年6月5日
自転車で出かけようと思って、玄関を出たり入ったりしていたら、

強い風が吹いてきて、バーンっと勢いよくドアが閉まった。

「じゃ、行ってくるからね」と玄関のドアを開けようとしたら、

あかない。

カチャカチャ音がするだけで、ドアがひらかない。

どういうこと?と母と二人で何度もやったがあかない。

あれ〜〜〜???

仕方ないので、勝手口から出て外側から同じ様にやってみるが、
あかない。

ちょっとぉ、誰か来たらどうすんのよ。

これは、あかないドアなので窓の方へ回ってくださいとか言うの
かしらん?

母はドライバーを持ってきたようす。

「あかり、出かけるんだから行っていいわよ。ドア、見ておくから」
と言われたが・・・。

買い物から帰ってきて玄関があかないっていうのもねぇ・・・。

よぉ〜し!

ドアを持ち上げるようにしてドアノブに手をかけると、カチャン。

あいた〜〜〜。(喜)

・・・っていうか、玄関のドアが風で閉まったくらいで、あかなく

なるかね、ふつう・・・。

ありえないっしょ・・・。( ̄ω ̄;) ぶひ〜。。

人をあてにしない

2006年6月4日
なにか重い物を動かす時など、弟が家の中で一番力があるから、

手伝って欲しいのに、全然手伝ってくれない。

私はどれだけ弟の事をいろいろやってあげてるのよ、まったくぅ、

と不満だった。

だけど、頼りにするから「手を貸してくれない」と不満に思うの

だから、頼りにしなければいいんだ、いないと思えばいいや、と
考え直した。

そりゃぁ、背の高さが必要だったり、重いものを持つとなると、なか

なかできないものもあるけど、できるだけやってみようと思い、

家具の移動などひとりでやってみた。

時間はかかるけど、まぁなんとか頭を使ってできたわ。

それにしても、なかなか片付かない家の中。

なかなか進まない

2006年6月3日
キッチンとリビングのリフォームをしようと、話しが去年からあるん

だけど、悪徳業者の話しか聞かれない昨今。

いまだに、決まらず。

父が元気なうちにしようよと、母に言ってはあるけど、業者が決まっ

たら、見積もりに来てもらことになる。そうしたら、たぶんこう

言われるでしょう。

「お客さん、ちっとは部屋の中を整理してから呼んでくださいよ」
とかって。(笑)

もの多すぎ。

そういう話になってしまうと笑って「そうだよね」って言ったきり、

話が前に進まないんだよねぇ・・・。
歯医者さんの帰り、交通会館に寄った。

ここには秋田県物産センターがあるので、ここではちみつを買う。

紫色のビニールの袋に入れて渡された。きょうは私、黄色のバッグ。

黄色のバッグに紫色の袋って、あ〜た!趣味悪っ。

しかも、半透明で中にはちみつのポリポットが入っているのが、

丸見えなんですけど。

この色あわせ、はずかしいと思いつつ、銀座プランタンに寄ってみた

ものの、すぐ出てきた。

買い物した袋の色が、自分のバッグや服の色と合うか合わないかって

結構気にするんだけど。

地下に創作アイスクリーム屋の京都サガパーがあると聞いたから、

見に行ったんだけど、わからなかった。

帰宅後ネットで調べたら、今月はずんだを使ったアイスクリームが
あると書いてあった。

あ〜〜、あったよ、確かに「ずんだ」って。

ずんだのアイスクリームなんて・・・、と通り過ぎてたわ。

あ〜、残念。

        ********

きょう、歯医者さんの診察台で思ったけど、やっぱりなんでもなくて

も、半年に1度の定期検査をちゃんと受けていれば、こんなに治療に

長くかかることもなくてすむんだよなぁとつくづく反省。

歯も削られちゃって・・・。歯がかわいそうなんて思っちゃって。

怠惰な私。

歯を削る時、口だけあけて顔にタオルをかけられるのが苦手。

チラッとでも、今何をしているか見えたほうが安心なんだけど。

治療中は、やっぱり目を閉じてるよねぇ?目を開けてたら、先生も

衛生士さんもやりにくいよねぇ。

お茶の水博士ふう

2006年5月31日
父は抗癌剤の副作用で、髪の毛が薄くなってきた。

私はいつも見ているから、それほど抜けてきた事に気づいていな
かった。

父がお風呂から出てきた姿を久しぶりに見た弟が、「おやじ、なんだ

かお茶ノ水博士みたいになってるじゃないか」と母に言ったそうだ。

お茶の水博士ってあの手塚治虫に出てくるキャラ。

いつも父には無関心なのに、心配したらしい。

大丈夫なのかなぁと思いつつ自分の部屋に入ったら、父が外でニャゴ

ニャゴ騒いでいる野良猫に向かって、「ゴラッ〜〜!!」と怒って

いる声を聞いて「なんだ、いつもと同じに元気なんだ」と思ったそうだ。

それを聞いて笑ってしまった。

お茶の水博士ねぇ・・・、いやあそこまで禿げてないけど。(笑)

お風呂上りで、髪の毛をとかさずモチャモチャになっていたからなのか。(笑)

9時までに来い!

2006年5月27日
早朝6時30分に電話が鳴る。

みんなまだ寝ていた。

こんなに早く電話をかけてくるのは、父だ。

誰も出ない。

母がいつも電話に出るはずだが・・・。

トイレかなと思い、電話に出ようと布団から抜け出たら、母が来て
とった。

「なんですぐに出ないんだ〜〜〜〜〜〜!!(怒怒怒)」

母「トイレに入っていたのよ・・・」

「あかりはどうした!!!!」

「みんな寝てたの。すぐに出られないこともあるんですよ」

やっぱり母は怒鳴られたそうだ。

        *****

9時には入院費を会計に払えるから、それまでに来い。と言ってきた
そうだ。

なんで、6時半に電話かけてくるのかね。

きょう退院することは、わかっているし迎えにも行く。

なのに、いつも「早く来い!」と電話をかけてきて、まず電話の出方

から文句を言い出す。

寺内貫太郎一家かよ・・・。

午前中であればいいのに、9時までに来いなんて、こっちの生活
だっていろいろある。

分別ゴミは出さなきゃいけない、古新聞はゴミとは別の場所に運ばな

きゃいけない、父を迎えに行かなきゃいけない、化粧はしなきゃいけ

ない、食器の後片付けはしなきゃいけない・・・うぉ〜〜〜!!

忙しい!!

         *****

9時10分前に病院に着いたのに、父は着替えてもいなかった。

あれだけ、早く早くって言ってたんだら、支度ぐらいしといてよ。

「入院費の請求書」と渡されて、ハッと気づいた。

お金持ってこなかった・・・・。

出掛けに母が、「お金持ってるの?」と言ったが、タクシー代だと

思っていたから、「持ってる」って答えたけど・・・。

カードを持っていたけど、「お金を忘れてきたんで、今からおろして

くる」と言ったら、怒られるに決まっている。

結局、父の持っていたお金と、自分の持っていたお金をかき集めて、
払ってきた。

また、きょうから忙しい日が続くのねぇ・・・。
夕方、強風で飛んできた落ち葉を掃除をしようと外へ出ると、阿久田

さんが旦那さんと帰ってきたところだった。

うわっ!まずい。なんてタイミングが悪いんだ、私!

「こんにちは。この間は、どうも・・・」と挨拶をする。

「あれからさー、私、あの人の家までついて行ったのよ」

ついて行ったぁ???すっげ〜〜〜。

「え?ついていったんですか?家まで?」

こりゃ、驚きだよ。おばあさんも、断らなかったのかね。

「あそこの角あるじゃない。あの斜め向かいに住んでたのよ。名前は
××よ」

名前まで確認してきたんだ。執念深い・・・。

「あ〜、あちらから来てたんですか」

「ついて行って、アンタのしたことを旦那さんに全部言ってやる

から!って言ったの」

ひょえ〜〜〜〜〜。阿久田さん、それやり過ぎだよ。何もそこまで
しなくたって・・・。

「そしたら、『旦那は今、病気で寝てるからそれはしないでくれ』

って言うからさ!今度、猫つかまえてあの人んちに、全部届けて

やるって言ってやったのよ。それと、ここへ来てまた同じ事をしたら

ただじゃおかないからってね!って言っておいたわよ!」

「はぁ・・・・」尋常じゃない阿久田さんのせりふに、私は固まる。

怖い、このおばさん怖すぎ・・・・。

ただじゃおかない、ってどうするつもりなんだろう。

こうやって、犯罪が起こるのかもしれない。

阿久田さんは、異常なほど猫退治に執念を燃やす。

野良猫ジュリの子どもを奪って遠くに捨てに行ったり・・・。

うちのチビタだって、阿久田さんに虐待めいたことをされていたから

見るに見かねて私が保護したんだ。

「あっ、またお宅にいる!庭にフンなんかされないの?」

「されますよ。臭いますけどね。仕方ないです」

そりゃ、野良猫にフンはされるし、植木は踏み潰したりひっくり返し

たり、被害はあるけど、子猫だっておとなになれば、自然にあちこち

に散っていなくなる。ひと時の、辛抱でしょうが・・・。

ジュリの母親ぶりは、見ていて感心するほどだ。

もう、子どもがかわいくてかわいくてしかたない。食べさせる事、

守る事に必死になっている。その姿は、感動を与えてくれるほどだ。

私は、自然のままでいいと思っている。

「あの子猫だって、大きくなればそこらじゅうにフンをして歩くんだ
から!」

子猫を追い回しながら言う。

私はそれには答えず、家の前の私道を掃除しだした。

阿久田さんは、向かいの丸山さんちのヤツデの落ち葉を拾い上げた。

私が掃除をしているから、私に渡すんだろうと思ってたら、あ〜た!

阿久田さん、どうしたと思います?

丸山さんちの庭に投げ入れたのですぞ。

これは、アンタんちの落ち葉でしょって考えらしい。

そういえば、去年、丸山さんちの植木が塀から私道にはみ出ていたら

バキバキと枝をへし折って、塀の中に入れていた。

もっとすごかったのは、武田さんちの木をのこぎりで、ガシガシと

切り倒していたのも見た事がある。

ちょっとちょっと!許可とってやってるの?

あとで聞いた話によると、その木を伝って猫が武田さんちのベランダ

に乗るかららしい。

それ程、猫を憎んでいる。特別何か恨みがあるわけではなく、ただ

フンをして臭いからという理由だけで。

なんか、こうして文にしてみると、私ってすごい人がいる近くに住ん
でるのね。

そのうち、阿久田さんが週刊誌ネタになるようなおばさんにならな
ければいいけど。

騒音おばさんみたいに。
たぶん、玄関の外灯をつけただけで、誰かが出てくるとわかった
はずだ。

私は、阿久田さんの顔を見ず、直接うちの車庫に立っているおばあさんに向かって言った。

「うちの敷地内で、なにをなさっているのですか?」

「このおばあさんが、お宅に猫のえさを置きに来てたのよ!」

阿久田さんは、私に言った。

「あぁ、以前からうちの車庫に猫のえさの缶詰や、いろんなものが

あって変だなと思っていました。自転車の荷台には使った割り箸まで
置いてあって・・・」

やんわりと言ってみる。

「いえ、私は缶詰など置いた事がありません!」とおばあさん。

「猫にえさをやりたかったら、自分ちに入れときな!!」

阿久田さんが横から入ってきて言う。

「うちの方は、車が多くてとても危険ですのでそれはできないもので・・・・」

は〜ん。このおばあさん、阿久田さんにこれだけ言われたら、すぐに

置いたエサを回収して、頭のひとつでもさげて退散すればいいのに、

こうやって弁解めいたことを言うから、いつまでも、阿久田さんに

罵倒されているんだよ。

「とにかくうちの車庫まで勝手に入ってきて、エサを置いていかれた

んでは迷惑ですので。おやめください」

私はそれだけ言うと、玄関の中に入った。あとは、知らんぞ。

カギをかけようとしたその時、玄関を激しく叩かれた。

ギョッとなる。

阿久田さん?なにか、うちにも文句を言いに来たのか?

怖いので、チェーンをかけて少しドアを開けた。

さっきのおばあさんだった。

「本当にすみませんでした。もうしませんので」と頭を下げている。

「いえ・・・。夜遅いですから、気をつけてお帰りください」

相手は年寄りだ。私はそう言って、すぐドアを閉めた。

まぁ、悪気はなかったのだろう。

ただ、子猫がこの辺にチョロチョロいるから、かわいいと思ったんだ
ろうけど。

朝、外に出ると鳥の手羽先だの、エサ缶だのビニール袋なんかが

散乱しているのは、気分のいいものじゃない。

えさを置いていくおばあさんより、夜に大声で怒鳴っている阿久田

のほうが、よっぽど迷惑だ。

それにしても、「夜10時頃にエサをうちに置きに来ている」と根堀

さんが言っていたっていうこと。

なんで、うちの庭先に10時頃来ているってわかってんの?

根堀さんちに来ているっていうのなら、わかるけど、私のうちのよう

すを夜ごと見ているってことじゃないの?

それって、怖いよ。なに、観察してんだよ。

うちのことなのに、隣の根堀さんのほうがよっぽどくわしいってこと
じゃん。

根堀さんて、ものすごく近所の事に詳しい。

車庫に、なにか防犯ライトかなんかつけようかという話までなったぞ。
きのうの続き。

「さっさと片付けなさいよ。迷惑なのよ!ほら!やりなさいよ!」

阿久田のおばさんは、長い棒を地面にカンカン打ちつけながら、誰か

に向かって言っている。

昔の青春ドラマで教師が竹刀を持って、生徒を脅かすようにあんな
迫力だ。

怖ぇ〜〜〜〜。

相手は誰なんだ?うちの敷地内にいるようだ。木の影で見えない。

身を乗り出してみる。

その間も阿久田のおばさんは「非常識なんだから!あんた!どこの

人!」などと大声で言っているので、怖い。

急に見上げて「なに、見てんのよ!!」と言われるんじゃないかと
恐る恐る覗いた。

白髪のおばあさんが立っていた。

「早く片付けなさいよ!前からおかしいおかしいと思っていたのよ。

隣の根堀さんが、『夜の10時頃来ているようだよ』って言ってたから

見に来たのよ!」

それに対して、そのおばあさんは何やら小声で、ぼそぼそと言い返し
ている。

「だから!そんなにかわいいなら、自分ちに全部連れて帰って家に

入れときゃいいじゃない!ひもでつなげておきなよ!!」

猫嫌いの阿久田さんは、キレまくっている。

はぁ、なるほど、そこでわかった。野良猫にえさをあげに来た所を

阿久田さんに見つかったんだ。

「アンタ!名前は?!!」

なにか言っているようすだが、おばあさんは名前を答えないようだ。

阿久田さんはそんなおばあさんが益々、気に入らないようで同じ事を

何回も大声で言っている。

「早く、片付けな!!」

だんだん、言葉が乱暴になってきた。そのあとうちの車庫に入って

来て、手に持った長い棒を左右にガサガサと振るとなにかを引き寄
せた。

ちょっと、今のバイクのカバーの下をやった音じゃない?

それは、やばいでしょ。弟が大事にしているバイクだよ。

傷でもつけたら、大変だよ。

バイクの下にあった物は、大きいビニール風呂敷のようだった。

それをおばあさんが、くちゃくちゃと丸めると、大事そうに胸の前で
持った。

阿久田さんは、激怒している。

長い棒を地面にカツカツと自分の語気に合わせて鳴らした。

もう、見たかったダ・ヴィンチ・コードどころじゃない。

あのままにさせていたら、激昂している阿久田さんが、そのおばあ

さんに暴力をふるいかねない。

こりゃ、行くしかないね。

***
長いのでつづく。

くたびれてるのよ!

2006年5月20日
やっと土曜日だ。

提出しなければならない宿題をするのに、かなり緊張してやるので、

もうこれだけで、一日の動悸を使いきった感がある。

近所の内科に母の血圧の薬をもらいに行き、帰りにスーパーに寄る。

父から電話があり、何か食べ物と絵を描くからスケッチブックなど

一式を持って来いと言ってきた。

電話を受けたのは母だが、私はそれを聞いて「いい加減にして!」と

声を荒げた。冗談じゃない。

きのうだって、食べ物と着替えなど届けたのに、何が絵の道具だ。

だいたい熱が39度5分ある人間が、なんで絵なんか描けるんだ。

あんなに母に大変な思いをさせておきながら、「熱が下がった」とか

なんとか報告しろつーの。

きのうタクシーに乗り込む時の、母の表情はものすごく険しかった。

あの時、私が行けばよかったと思ったけど、うちにもいろいろ事情が
ある。

絵を描くぐらい元気になった父親に、なにをそんなにキレてるんだろ

う?と解釈されるかもしれないが、きのう緊急外来で病院に行った際

の、父の様子を母から聞かされていたのが頭にあったからだ。

詳しくは書けないが、まぁ、そこでいろいろあったのだ。

母もさすがに、「絵を描くより、安静にするために病院に入ったんで

しょう。行けるかどうかわかりませんよ」と言っていた。

夕方5時に、母は父に持って行く食べ物などのしたくをしていた。

私はきのうの疲れが残っていて、とても病院まで行く元気はなかった

が、母が行くというのを断って、雨の中病院まで歩いて行った。

私は思うんだ。

なんで、家族にあれだけ冷たかった父に、ここまで尽くすのだろうと。

少しは、思いやってもらえない時のわびしさを味わえばいいんだ。

いや、父は父。私は父と同じ冷血な人間にはなりたくない。

家族じゃないか。などと、ふたつの考えが何回も交差する。

病院に着いて「疲れているから、悪いけどすぐ帰るから」と荷物を

渡し、1階に下りてきたら、傘を病室に忘れたのに気づいた。

また3階まで?(泣)

エレベーターが苦手だけど、この時ばかりは乗った。

まっすぐ家に帰りたかったけど、B5用紙がどうしても必要なので
スーパーへ。

もう、ヘロヘロにくたびれていた。帰宅してからすぐ横になった。

夕食のしたくは、全部母がやってくれた。

食べながら、この年になってもまだ母にご飯を作ってもらえるなんて

幸せな事だと思った。

でも、ほんとは、こんな事は親不孝なんだけど。

食べたら少し元気になるかな。

「ありがとう、ごちそうさまでした」と妙に素直に言えた。

        ********

9時から「ダ・ヴィンチ・コード・ミステリーSP」を楽しみに

見出したら、なにやら外で、喧嘩をしている声が聞こえてきた。

恐る恐る部屋の電気を消してから、窓をそっと開けて覗いてみたら、

阿久田さんのおばさんが、長い棒を持って誰かを罵倒しているでは
ないか!

しかも、うちのまん前で。(ひょえ〜〜〜)

つづく!
新宿のデパートに行き、ベージュのパンプスを買った。

まぁ、これで履いて歩いてみなきゃ、足に合うのかどうかわからない
けど・・・。

帰りにお茶を飲んで、スーパーで洗剤を買っていたら、ケータイが
鳴った。

「今、どこ?」

母である。なんかいつものゆったりとした口調ではなかった。

「おとうさんね、熱が高くなっちゃったから、病院に行きたいって

言い出して、今からタクシーひろって行くから。帰ってきてもいない
わよ」
焦っている言い方だった。

「何度?」

「9度5分よ」

父は、抗癌剤の副作用で白血球の数などが、少なくなってしまって
いる。

だから、「くれぐれも風邪をひかないように」と言われて退院して

きたのだが、とうとう熱が出たか。

今朝は8度5分って言ってたんだけど、夕方になったからあがったのか。

急いで家に帰ると、もう父と母は玄関を出るところだった。

私が先に行き、タクシーをつかまえる。

私はいいの?と聞いたら、「留守番していて、家、そのままにして

きてあるから」とのことで、私は二人を見送くると家に直行。

ほんとだ、窓などかぎがかかってない。

母が作りかけていた夕食の食材が、キッチンにそのまま放り出して
ある。

靴を買って、嬉しい気分で帰ってきたけど、それは家族が元気で居て

くれるから、そんな気持ちで買い物できたんだと気づいた。

これで、父が危篤とかなんとかだったら、靴を買いに行こうとも思え

ないだろうし、ましてや、出かけた帰りにお茶を飲んでゆっくりなど

できるわけがない。

家族があっての自分だと、つくづく思った。

今、ケータイがあるから、頻繁に母から病院での父の様子など聞けた

けど、これでいちいち公衆電話だったら、さぞかし気をもんで待つことになっただろう。

母は4時に行って、帰ってきたのは7時過ぎだった。

3時間も父に付き添っていたことになる。大変だっただろう。

熱があるのに、食欲はあるようで着替えなど持って来るときに、食べ

物も持ってくるように言われたとのこと。

それほど、心配したものでもなかったようで、安心した。

小雨の中自転車で、病院の消灯時間の9時少し前に届けに行った。

帰りは相当降っていて、びしょぬれで帰宅。

買ってきた靴を箱から出してみたのは、夜11時近く。

本当に忙しい一日だった。もう、くたくただ。

雑穀米を食す

2006年5月16日
ちょっと前のテレビで、玄米ご飯の良さを紹介していた番組を見て

から、うちでは雑穀を入れるようになった。

玄米ご飯にはとても興味があったけど、うちでは父と弟が嫌がるので

私は一度も食べた事がない。

そこで、雑穀ブレンドというのを買ってきた。

黒豆、大豆、青豆、茶豆、丸麦、はと麦、もちきび、もちあわ、ひえ、

そばの10種類が入っているのを、白米に混ぜて炊けばいいだけ。

文句なくおいしい。

でも、炊き込みご飯もそうだけど、おかずと合うかどうかと考える
時もある。

ハンバーグとか味の濃いものだと、ご飯の中の豆の風味が口の中で

消されてしまうし。

明太子なんかだと、やっぱり熱々の白いご飯に乗せて食べたいし・・・。

        ********

お風呂場を掃除していたら、父と母がいすを持って来て、なにやら

ゴトゴトと音をたてている。

見に行ったら、リビングの電気がつかなくなったから、カバー

(ふた)をはずして見るという。

「私がやるから、ちょっと待ってよ」と、風呂場の掃除を途中にして
やめさせる。

父が何か電気ものをいじると、かならず壊す。

どうやって、壊すのか知らないけど壊すのだ。

私が子どもの頃から通算したら、いくつ居間の蛍光灯を買い換えた
ことか・・・。

で、上を向いてやる仕事って首がこるのよねぇ・・・。

直しましたよ、ただ単に接触不良ってことだったみたいだけど。

あ〜、壊されずにすんだ。

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