チビタが逝った。
病気がわかって、通院治療を受けてから
約2か月後のことだ。
8月24日に静かに旅立った。
生後2週間のチビタを保護してから13年たっていた。
保護した当初は、あくまでも保護であって飼うなどということは
家族の誰も考えていなかった。

チビタは、しあわせだっただろうか。
私は、いい飼い主だっただろうか。

ペット霊園で荼毘に付すとき、母は、「次、また生まれて来たら
うちの子になるんですよ」と、泣きながらチビタの毛を
撫でていた。
急いで買ってきた青紫のリンドウとカーネーションと、
最後は食べることもできなかったので、
好きだったドライフードを透明の袋に入れて
持たせた。
虹の橋を渡ったら、いっぱいご飯を食べてお水もたくさん
飲んでね、そう震える声でことばをかけた。

チビタは、外が大好きで満足して勝手口から帰ってくると
必ず、「ただいま~」とでもいうように、「にゃにゃん」と
言った。
それがとてもかわいかった。

亡くなってから、2週間ほどたってやっと文章にできるように
なった。

今は、元気になった体で思う存分、大好きだった
外を走り回っているんじゃないだろうか。

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