来ないでよ

2012年5月21日日常

母より年上の友だちが、突然押しかけてくる。

必ず、来る時には電話してねと言っているのに、

強引に来て、強引に家にあがる。

そして、「仏壇の花入れの水の量が少ないから足しなさいよ」

とか、「床の間の造りがうちの方が高価だ」とか、言いたい放題。

毎年この５月に山奥からやってくるのだ。

もう、今年は冗談じゃないということになり、

きょう来たら居留守をつかおうとか対策を練っていたら

１時間も母と喋ってしまっていた。

くだらない人のせいで、くだらない内容の話に

時間を費やしてしまった。

絶対家にいるはずと思うと、裏までまわって窓や扉をたたき続ける
そうだ。

いなければ、隣の家に行って帰ってくるまで待たしてもらう

こともやりかねない。

なんか犯罪に近くないか？

結界でもはりめぐらしたい気分である。