病院なんて、行くだけの体力がないと受診なんてできない、

とは、昔からよく思っていたけど、まさしく金曜日は

毎度そんな感じ。

金曜日は西新宿に行くことが多い。

毎度のことながら、帰宅するときにはすでにヘトヘトである。

動悸、息切れはいつものこと。

なのに、帰ったら母からお使いを頼まれた。

え?無理・・・・。きょうはできないと言いたかったが。


「疲れてるんでしょう。やっぱり私が行くからいいわよ」と気遣って

くれたが、

「大丈夫、雨もやんだし自転車ですぐだから」と走り出したら
雨はやんでなかった。

霧雨は自転車のスピードをあげるほどに、じっとりと服をぬらして
くる。

ほんとは、帰宅した時点で横になりたかったが、母の健康を思うと
こうして無理をしてしまう。

どこまでやったら親孝行で、どこまでやらなかったら親不孝なんだろうと
時折考える。

やっと帰宅してそのまま即、ふとんにもぐりこむ。

息苦しさで、身動きもできない口もきけない。

目を閉じながら、過労死ってこういうふうなのかなと考えた。

        ******

内科を受診。

胸のレントゲンを撮ってほしかったんだけど・・・。

「以前に胃が悪かったよねぇ」と医者。

「はい、おかげさまで治りました」

と答えたのがきっかけだったのか、原因が不明なので、

別なことで納得させようとしたのか、なんだかわからないまま、

「じゃぁ、胃薬出しておくから」って(怒)

どういうことだ?

もらってきたが、薬の名前も何回飲むのかも全然見ず、
バッグの中に入ったままになっている。






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