お彼岸なので、父のお墓参りに横浜へ。
出かける前から強い風が吹いていたけど、墓地に着いたらすんごい風。
車の中にいても、その風で車が揺れているのを感じるほどだ。
大きな木々がしなり、ゴーゴーと風の吹く音がする。
「どどど~どどど~」と宮沢賢治が「風の又三郎」の中で表現した
ことばを思い出す。
ふだん聞くことのない風の音は、ちょっと恐ろしくもある。
髪の毛はめちゃくちゃにかき乱され、女の人の帽子が飛ばされていった。
春のお彼岸に来ると、うぐいすの鳴き声がするのだけど、
あまりの風にうぐいすも、小さな体で枝にしがみついているのか、
鳴き声も聞こえなかった。
こういう日は、鳥たちはどうやって耐えているのだろう。
昼食をすませてから、再び父の墓前に行ったら、いつもなら
まだ燃え尽きていないお線香が、跡形もなくなっていた。
風で灰も飛んでいったのだろう。
「じゃ、おとうさん、また来るね」と言って出発。
風は強かったが、あたたかくていい陽気だった。
出かける前から強い風が吹いていたけど、墓地に着いたらすんごい風。
車の中にいても、その風で車が揺れているのを感じるほどだ。
大きな木々がしなり、ゴーゴーと風の吹く音がする。
「どどど~どどど~」と宮沢賢治が「風の又三郎」の中で表現した
ことばを思い出す。
ふだん聞くことのない風の音は、ちょっと恐ろしくもある。
髪の毛はめちゃくちゃにかき乱され、女の人の帽子が飛ばされていった。
春のお彼岸に来ると、うぐいすの鳴き声がするのだけど、
あまりの風にうぐいすも、小さな体で枝にしがみついているのか、
鳴き声も聞こえなかった。
こういう日は、鳥たちはどうやって耐えているのだろう。
昼食をすませてから、再び父の墓前に行ったら、いつもなら
まだ燃え尽きていないお線香が、跡形もなくなっていた。
風で灰も飛んでいったのだろう。
「じゃ、おとうさん、また来るね」と言って出発。
風は強かったが、あたたかくていい陽気だった。
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