訃報なんて・・・

2009年10月15日 日常
近所の旦那さんが、亡くなったと知らせが来た。

入院しているらしいと、向かいのおばあさんから聞かされていたが。

手術して、今月中には退院できるということだったのに、きのう奥さんが

病院から帰ってきたら、「すぐ来てください」と電話があり駆けつけたが

もう息を引き取ったあとだったらしい。急変だったようだ。

2年前の2月、私の幼なじみのおかあさんが亡くなったので通夜に

行ったとき、「おとうさんのこと、思い出すでしょう」といきなり
言われた。

彼女の心中を察しながらも、涙をこらえていた私は「ええ・・・」と

答えたが、あとからなんであんなことをいうのだろうと小さな苛立ちを
覚えた。

口をきいたのは、その時初めてだった。

ふだんは、道で会えば挨拶をする程度だった。

父を亡くしたあと、もうこれ以上誰かが死ぬのはいやだと思っていた。

身内じゃなくても、他人でも顔見知りだったり、とにかくかかわりの

あった人が亡くなるのは絶対あってはならぬといった激情が常にあった。


あの時から、2年しかたってないじゃないか。

やっと父を亡くしたときのことを、人に喋られるようになったと思ったら、

また、誰かが亡くなるなんて・・・・。


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