口さがないご近所

2008年7月15日
今朝、アメリカ芙蓉(ふよう)の白い花が5つ咲いていた。

1輪の花の直径は18センチもあり、パーティーやレジャーなどで

使われる紙皿のように、ひらべったい花をつける。

ほんとにあの紙皿にそっくりである。

めしべのある真ん中だけが赤い。

今年は花付きがよく、今朝は5つも咲いていた。

私たちだけで見て楽しむのもなんだし、めずらしい花なのでご近所

にも見ていただこうと玄関先に鉢を運んだ。

が、これがひがみをかったらしく・・・。

うちの車庫の前で隣家の伊名井さんちの奥さんと息子さんが、

車の中をのぞきこんでなにやら話をしている。

ちょうど玄関の扉をあけていたので、それを聞いてしまった。

うちの車の悪口ざんまいであった。

「運転しにくいだろうとか、こんな車どこでも見かける、威圧感が

あってやだ」などと奥さんが言っている。

それに対して、息子さんは車の構造など詳しく喋って聞かせていた。

人んちの前で、車にケチをつけるとはたいした度胸である。

こんな話をしていたとは、弟には聞かせられない。

ほんとに、うちのご近所は口さがない連中ばかりだ。

こちらから言わせてもらえば、車庫も取れないような狭小住宅に

住んでるから、その反動で、でかい車をお持ちなんでしょうな。

でも、かなりポンコツだよねぇ・・・。

朝のごく普通の気分が、一気に腹立たしさに変わってしまって

がっがりした。

花も植えるところもないくらい狭い家で、玄関のフェンスにことも

あろうに造花なんか飾っている。

趣味わるっ!

こんな人たちのために、こちらも悪口をこうして言ったりして、

同類のいやな人間になっていきそうだから、もう怒るのはやめた。

アメリカ芙蓉の花は、即、玄関先から撤去。もとの場所に移した。

めずらしい花だから喜んでくれるものと思っていたのだけど、それは

思いあがりだったのだろうか。

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