朝から全力疾走！

朝、弟が出勤していってから3分ほどたった時、玄関で「あぁっ！」

と叫びに近い声がした。母だ。

「どうしたの！なんかあったの！？」

驚いて階段の上から叫んだが返事がない。

「どうしたの！？なにか忘れたの？」もう一度叫んだら、

「お弁当忘れて行ったのよ！！」とケータイを持ってあたふたして
いた。

「今、電話するから！」弟に電話をしている。

「あかり、届けて！」と、お弁当箱と箸入れを包んだものをよこした。

え〜〜、お弁当箱とお箸って一目瞭然じゃん。

これ持って、バス停まで走るなんておかしなもんでしょうが・・・。

そう言うと、母はそばにあった紙袋の中身をザッとひっくり返して

出すと、それに入れてよこした。

全力疾走！！朝から、疾走ですぜ。

5時半に起きて、ぼけ〜としていたのに。

もう、体も頭もビックリ。

私はバス停まで走るつもりでいたけど、角を曲がる前に、弟が来た。

「ひ〜〜〜、これ」と渡すと、笑って「ありがと」と言った。

こんな格好で外、出ちゃったよ。

?　　　　毛玉のついたセーター

?　　　　めがね（しかも古いタイプのもの）

?　　　　すっぴん

?　　　　髪にはピン

?　　　　ズボンとあっていないスニーカー

この中で、なにを気にするかって言ったら、やっぱり?の毛玉の

ついたセーターは、一番恥ずかしい。それと?のめがねか、

あ〜、いや?のピン止めも・・・。

※教訓　「どんな時もサッと外出できるような格好と顔でいろ」
ってことかな。