たまにはまずいものを食べなさい

きょうから、弟が九州に出張。

母「無事に着いたって〜」とお昼ごろ喜んでいた。

父も弟もいないし、私たちふたりなら、冷蔵庫の中の残り物でいい

わね、と5時半にもう夕食にする。

私「Y（弟）は夕食、どこでとるんだって？」

母「会社の食堂だって」

「あぁ、そう。遠くまで行かなくてすむからいいわね」

「たまには、まずいもの食べてみりゃぁいいのよ」

と、母らしからぬことばが意外だった。

「ギャハハハハ。ふつうさ、地方に行ったらおいしい物を食べて

きなさい、って言うんじゃないの？」

「もう、日頃家でああでもない、こうでもないって食べるたびに

文句ばっかり並べるから、たまには、まずい物を食べて、

『あぁ、おかあさんの手作りのものはおいしかったな』って

気がつけばいいのよ」

確かに、弟は食事にいろいろとうるさい。

お酒のつまみにいたるまで、全部母に作ってもらっているのに、

作った人への感謝の気持が少しでもあれば、文句も言わないはず

だが、それがない。

食べられる事の幸せということにも気づいてない。

母の怒りもわかる。

一緒に食べている私も聞いていて、それは作ってくれた母に悪いで
しょう。

おまえ〜、バチが当たるぞ！と思ってしまう。

さて、弟は会社の食堂で何を食べたんだか・・・・。（笑）