なにひとつ変わらないのに
2007年4月17日東北の伯母から宅配便が届いた。
きのう電話で「いつもの送ったから」と電話があった。
「お菓子、送ったって」
「だ〜から言ったじゃん。『もうおとうさんがいなくなったから、
誰もお菓子食べないからいらない』って断っておきなよって」
「まだいいと思ったのよぉ・・・」
母は、しまったという顔をしている。
伯母は年に数回、母の郷里の駄菓子やようかんなど送ってきてくれる。
でも、駄菓子もようかんも甘すぎて、父しか食べなかった。
去年も送ってきてくれたけど、父がいなかったのでそのまま残って
いる物もある。
もらったものを捨てるのは申し訳ないから、早めに断ったほうがいい
と母と話していたのだ。
箱をあけると、いつもと同じ物が入っていた。
うちの家族が4人だった頃と同じだった。
駄菓子、南部せんべい、ようかん、アップルパイ、くるみパン、そば
りんご。
宅配便も、親戚もなにひとつ変わってないのに、父だけがいない。
「おとうさん、いつものお菓子伯母ちゃんが送ってきてくれたから、
食べてね」
そう言って、お供えした。
きのう電話で「いつもの送ったから」と電話があった。
「お菓子、送ったって」
「だ〜から言ったじゃん。『もうおとうさんがいなくなったから、
誰もお菓子食べないからいらない』って断っておきなよって」
「まだいいと思ったのよぉ・・・」
母は、しまったという顔をしている。
伯母は年に数回、母の郷里の駄菓子やようかんなど送ってきてくれる。
でも、駄菓子もようかんも甘すぎて、父しか食べなかった。
去年も送ってきてくれたけど、父がいなかったのでそのまま残って
いる物もある。
もらったものを捨てるのは申し訳ないから、早めに断ったほうがいい
と母と話していたのだ。
箱をあけると、いつもと同じ物が入っていた。
うちの家族が4人だった頃と同じだった。
駄菓子、南部せんべい、ようかん、アップルパイ、くるみパン、そば
りんご。
宅配便も、親戚もなにひとつ変わってないのに、父だけがいない。
「おとうさん、いつものお菓子伯母ちゃんが送ってきてくれたから、
食べてね」
そう言って、お供えした。
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