おばさん、さようなら
2007年2月25日納骨式の日が決まったので、きょうは、父を迎えにお寺に行く日。
兄が車で迎えに来て、母と弟を乗せて行った。
私は、留守番。
お昼前に、弟からメールが届いた。
「今、受け取って帰るところです」
受け取るって、父の遺骨このこと。
行きは3人だけど、帰りは4人。(笑)
おかえりなさい、おとうさん。
********
夕方6時から、友だちわかちゃんのおかあさんのお通夜。
阿久田さんが、6時に家を出ると言いに来たのに、迎えに来たのが
5時45分。
なんだか、阿久田さん張り切っている。
私はちょうど喪服に着替えていた時なので、母だけ先に行ってもらった。
今は、お通夜も告別式も、みんなお寺に併設されているホールを
借りるようだ。
わかちゃんのおかあさんの遺影が飾られていた。
おばさん、本当に逝っちゃったんだ。
わかちゃんが遺族席に座っていた。
父の時の事も思い出されて、涙が出た。
わかちゃんも、あの時の私と同じ気持ちで座っているのだと思うと、
胸が苦しくなる。
父の納骨式の時に着るように買った喪服を、よもやわかちゃんのおか
あさんのお通夜で着ることになるとは・・・。
近所のおじさんが、「おとうさんが亡くなって何ヶ月たった?」と
聞いてきた。
「4ヶ月です」
「そう、思い出すでしょう」などと言う。
いつも会っても、挨拶しかかわしたことがない、ちょっと怖そうな
人なのに、そんな事を話しかけてくるとは思ってもいなかったから、
驚いた。
「はい、そうですね」
このホールのすぐ近くに、父の入院していた病院があるので、時折
救急車のサイレンが聞こえてくる。
それが、あの頃の思い出したくない日々を、不安という形にして呼び
寄せる。
始まる読経、お線香の匂い、遺影、祭壇の花々。
拝む時、遺族に向かって一礼するが私はあえて、わかちゃんの顔を
見ずにした。
たとえ他人でも、知った人が亡くなっていくのはもういやだ。
冷たい風の吹く、寒い夜だった。
兄が車で迎えに来て、母と弟を乗せて行った。
私は、留守番。
お昼前に、弟からメールが届いた。
「今、受け取って帰るところです」
受け取るって、父の遺骨このこと。
行きは3人だけど、帰りは4人。(笑)
おかえりなさい、おとうさん。
********
夕方6時から、友だちわかちゃんのおかあさんのお通夜。
阿久田さんが、6時に家を出ると言いに来たのに、迎えに来たのが
5時45分。
なんだか、阿久田さん張り切っている。
私はちょうど喪服に着替えていた時なので、母だけ先に行ってもらった。
今は、お通夜も告別式も、みんなお寺に併設されているホールを
借りるようだ。
わかちゃんのおかあさんの遺影が飾られていた。
おばさん、本当に逝っちゃったんだ。
わかちゃんが遺族席に座っていた。
父の時の事も思い出されて、涙が出た。
わかちゃんも、あの時の私と同じ気持ちで座っているのだと思うと、
胸が苦しくなる。
父の納骨式の時に着るように買った喪服を、よもやわかちゃんのおか
あさんのお通夜で着ることになるとは・・・。
近所のおじさんが、「おとうさんが亡くなって何ヶ月たった?」と
聞いてきた。
「4ヶ月です」
「そう、思い出すでしょう」などと言う。
いつも会っても、挨拶しかかわしたことがない、ちょっと怖そうな
人なのに、そんな事を話しかけてくるとは思ってもいなかったから、
驚いた。
「はい、そうですね」
このホールのすぐ近くに、父の入院していた病院があるので、時折
救急車のサイレンが聞こえてくる。
それが、あの頃の思い出したくない日々を、不安という形にして呼び
寄せる。
始まる読経、お線香の匂い、遺影、祭壇の花々。
拝む時、遺族に向かって一礼するが私はあえて、わかちゃんの顔を
見ずにした。
たとえ他人でも、知った人が亡くなっていくのはもういやだ。
冷たい風の吹く、寒い夜だった。
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