犬猫の仲

2007年2月5日
飼い猫のチビタと私は、仲が悪い。

いわゆる、犬猿の仲というか、犬猫の仲である。

チビタは、保護してから4年ほどたつが、もともと人に撫でられる

のも抱っこされるのもいやがるという、飼い猫にあるまじき態度を

通し続けている。

これは、育て方が悪かったのかと獣医さんに聞いたら

「そういう猫ちゃんもいます。どうしても野生が残ってしまうん

ですね。育て方の問題じゃないですから、安心してください」と、

安心どころか、がっかりする答えをもらったオス猫である。

2、3日前のことである。

ガスの元栓が硬くなってしまったので、ガス会社に電話をしていた。

「・・・はい、2箇所です。1年に1度ほどしか使わないんですが・・・」

この電話の最中に、チビタはスキありと思ったのだろう。

仰向けになって、前足で私の足首を押さえ、後ろ足でキックを連打
し始めた。

「・・・午後にお願いします。住所は・・・」

やめなさい!こらっ、チビタ!!と言うのを我慢しながら、足を

振り上げるが、チビタのヤツは、しっかりとしがみつき離れようと
しない。

ガス会社「お電話番号と、お名前をお願いします」

私「はい、・・・・・」チビタ、キックを連打しまくる。

足を何度も振り上げるが、ヤツは離れない。

「電話番号は・・・、すみませんちょっとお待ちください」

「ええっっい!!離せっ!小僧!!!!」

ぶん〜と足を振り上げたら、ヤツは一度手を離したが、今度は足首に

噛みつきながら目を丸くして、キックを連打する。

「すみません、猫が足に噛みついてきたものですから・・・」

ガ「あははは。。。。」笑われたっ!

「離せ!こぞう!!」っていうのが、聞こえたのかも・・・。

昔もこういうことは、なんどもあったけどまだ軽かったから、足を

振り上げれば簡単に離れたのに、今は5キロあるから簡単に離れない。

保護(*注1参照)した時は、ガムテープの輪の中をくぐりぬける

ほど小さかったのになぁ。

 
*注1 「飼う」意志は家族全員なかったので、あくまでも「保護」

だった。病気が治ったら放すつもりでいたのだ。

喜んで逃げていくかと思ったら、居座られてしまったのである。

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