くたびれてるのよ!

2006年5月20日
やっと土曜日だ。

提出しなければならない宿題をするのに、かなり緊張してやるので、

もうこれだけで、一日の動悸を使いきった感がある。

近所の内科に母の血圧の薬をもらいに行き、帰りにスーパーに寄る。

父から電話があり、何か食べ物と絵を描くからスケッチブックなど

一式を持って来いと言ってきた。

電話を受けたのは母だが、私はそれを聞いて「いい加減にして!」と

声を荒げた。冗談じゃない。

きのうだって、食べ物と着替えなど届けたのに、何が絵の道具だ。

だいたい熱が39度5分ある人間が、なんで絵なんか描けるんだ。

あんなに母に大変な思いをさせておきながら、「熱が下がった」とか

なんとか報告しろつーの。

きのうタクシーに乗り込む時の、母の表情はものすごく険しかった。

あの時、私が行けばよかったと思ったけど、うちにもいろいろ事情が
ある。

絵を描くぐらい元気になった父親に、なにをそんなにキレてるんだろ

う?と解釈されるかもしれないが、きのう緊急外来で病院に行った際

の、父の様子を母から聞かされていたのが頭にあったからだ。

詳しくは書けないが、まぁ、そこでいろいろあったのだ。

母もさすがに、「絵を描くより、安静にするために病院に入ったんで

しょう。行けるかどうかわかりませんよ」と言っていた。

夕方5時に、母は父に持って行く食べ物などのしたくをしていた。

私はきのうの疲れが残っていて、とても病院まで行く元気はなかった

が、母が行くというのを断って、雨の中病院まで歩いて行った。

私は思うんだ。

なんで、家族にあれだけ冷たかった父に、ここまで尽くすのだろうと。

少しは、思いやってもらえない時のわびしさを味わえばいいんだ。

いや、父は父。私は父と同じ冷血な人間にはなりたくない。

家族じゃないか。などと、ふたつの考えが何回も交差する。

病院に着いて「疲れているから、悪いけどすぐ帰るから」と荷物を

渡し、1階に下りてきたら、傘を病室に忘れたのに気づいた。

また3階まで?(泣)

エレベーターが苦手だけど、この時ばかりは乗った。

まっすぐ家に帰りたかったけど、B5用紙がどうしても必要なので
スーパーへ。

もう、ヘロヘロにくたびれていた。帰宅してからすぐ横になった。

夕食のしたくは、全部母がやってくれた。

食べながら、この年になってもまだ母にご飯を作ってもらえるなんて

幸せな事だと思った。

でも、ほんとは、こんな事は親不孝なんだけど。

食べたら少し元気になるかな。

「ありがとう、ごちそうさまでした」と妙に素直に言えた。

        ********

9時から「ダ・ヴィンチ・コード・ミステリーSP」を楽しみに

見出したら、なにやら外で、喧嘩をしている声が聞こえてきた。

恐る恐る部屋の電気を消してから、窓をそっと開けて覗いてみたら、

阿久田さんのおばさんが、長い棒を持って誰かを罵倒しているでは
ないか!

しかも、うちのまん前で。(ひょえ〜〜〜)

つづく!

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索