線路に靴を落とした
2005年5月6日新宿から山手線に乗ろうと、1歩足を踏み入れた途端、うしろで左の
靴を踏まれた。
「あ」と思った瞬間、スポンと抜け落ちた。
背後で男性が同じように「あっ」と言ったのが聞こえた。
振り向くとホームに靴はない。
ホームと電車の間が結構あいていたので、もしかして落ちた?
踏んだ男性と目があった。
相手もホームと電車の隙間をのぞいていた。
もう、この時点で私は次に何をすればいいのかわからなくなっていた。
どうしよう・・・。
私はホームに降りたが、その男性はそのまま電車に
乗ったのだ。(ぉぃ
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。私の靴〜〜〜〜〜。
「あなたが踏んだから、靴が落ちたじゃない。
どうしてくれるんですか!」と言えるなら、まだましだったんだ
ろうが、怒るよりも何よりも、たぶん「ど〜しよ〜〜〜」と
すがるような目でその男性を見たのだろう。
いい具合に充血してる目だったから、余計泣きそうな顔に見えたの
かもしれない。
その人は、電車から降りてきた。
「ぼくが駅員さんを呼んできますから、待っててください」と言った。
私は「はい」と小さく言って、うなずいただけだったと思う。
「待ってて」って言われたって、片足裸足だ。
なにしろ新宿駅のホーム。ただ突っ立っているなんて邪魔なだけ。
恥ずかしい。ケンケンをしながらホームの柱まで行ってつかまって
いた。
来ない・・・、あの人来ないよ・・・。
駅員さんを呼んでくると言ってから、何分待たせるのよ〜〜。(泣)
「ここで、待っててください」という言葉を信じて待っていたけど、
もう、山手線を何台も見送っていた。
自分で駅長室に行こう、きっとあの男性は面倒くさくなって
逃げたんだ。
駅長室って、どこ?前?うしろ?
はだしで、ホームを歩いていくのなんて、屈辱!
でも、しょうがない。そのままストッキングの足で歩いて行った。
駅長室に入ったら、なんとその男性がいた。
よっぽど「あんまり遅いから、もう帰ったかと思ってました!」と
言ってやろうと思ったがやめた。
なんで、駅員さんが来てくれるまで、こんなに時間がかかったのか
知らないけど・・・。
男性と駅員さんがホームまで取りに行ってくれた。
持ってきてくれたので、お礼は言ったけど・・・。
その男性は、責任は果たしから、と言わんばかりに「じゃ、ぼくは」
と言って、電車に向かった。
なによ、なによ!すんごい不愉快だった。
だいたい、あの男性は最後まで謝らなかった。
ひと言、すみませんでしたって言ったっていいじゃない。プンプン。
靴を履いた途端、怒りが噴出。
********
家に帰って話したら、自分が落ちたんじゃないんだから、よかったと
思えば?と言われた。
うん、まぁ・・・・。
それに、よく考えてみれば、足を踏んだ人だってそのまま「おれ、
知らねーよ」と電車に乗って行ってもあの雑踏の中だったら、わから
なかったかもしれない。
でも、「ぼくが駅員さんを呼んできます」と言って、ちゃんと靴を
取るまで責任を持ってやってくれたのも、めずらしいかもしれない。
誠実な人だったんだな・・・と、思っちゃったりして・・・。
でも、なんかその靴履く気になれないの。
********
☆ ド×××ティー様
お気に入りに再登録させて頂きます。
日記、新しくしたんですね。ほのぼのとしたお人柄が日記ににじみ
出ていて、毎回楽しみにしてました。
よろしくお願いします。
☆ 銀様 お気に入りに登録させて頂きます。
ラーフェさんから、飛んできました。
実は以前の日記も、とても楽しく拝見させていただいていました。
突然、日記がなくなった時、残念に思っていましたので、復活嬉しく
思っています。
よろしくお願いします。
靴を踏まれた。
「あ」と思った瞬間、スポンと抜け落ちた。
背後で男性が同じように「あっ」と言ったのが聞こえた。
振り向くとホームに靴はない。
ホームと電車の間が結構あいていたので、もしかして落ちた?
踏んだ男性と目があった。
相手もホームと電車の隙間をのぞいていた。
もう、この時点で私は次に何をすればいいのかわからなくなっていた。
どうしよう・・・。
私はホームに降りたが、その男性はそのまま電車に
乗ったのだ。(ぉぃ
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。私の靴〜〜〜〜〜。
「あなたが踏んだから、靴が落ちたじゃない。
どうしてくれるんですか!」と言えるなら、まだましだったんだ
ろうが、怒るよりも何よりも、たぶん「ど〜しよ〜〜〜」と
すがるような目でその男性を見たのだろう。
いい具合に充血してる目だったから、余計泣きそうな顔に見えたの
かもしれない。
その人は、電車から降りてきた。
「ぼくが駅員さんを呼んできますから、待っててください」と言った。
私は「はい」と小さく言って、うなずいただけだったと思う。
「待ってて」って言われたって、片足裸足だ。
なにしろ新宿駅のホーム。ただ突っ立っているなんて邪魔なだけ。
恥ずかしい。ケンケンをしながらホームの柱まで行ってつかまって
いた。
来ない・・・、あの人来ないよ・・・。
駅員さんを呼んでくると言ってから、何分待たせるのよ〜〜。(泣)
「ここで、待っててください」という言葉を信じて待っていたけど、
もう、山手線を何台も見送っていた。
自分で駅長室に行こう、きっとあの男性は面倒くさくなって
逃げたんだ。
駅長室って、どこ?前?うしろ?
はだしで、ホームを歩いていくのなんて、屈辱!
でも、しょうがない。そのままストッキングの足で歩いて行った。
駅長室に入ったら、なんとその男性がいた。
よっぽど「あんまり遅いから、もう帰ったかと思ってました!」と
言ってやろうと思ったがやめた。
なんで、駅員さんが来てくれるまで、こんなに時間がかかったのか
知らないけど・・・。
男性と駅員さんがホームまで取りに行ってくれた。
持ってきてくれたので、お礼は言ったけど・・・。
その男性は、責任は果たしから、と言わんばかりに「じゃ、ぼくは」
と言って、電車に向かった。
なによ、なによ!すんごい不愉快だった。
だいたい、あの男性は最後まで謝らなかった。
ひと言、すみませんでしたって言ったっていいじゃない。プンプン。
靴を履いた途端、怒りが噴出。
********
家に帰って話したら、自分が落ちたんじゃないんだから、よかったと
思えば?と言われた。
うん、まぁ・・・・。
それに、よく考えてみれば、足を踏んだ人だってそのまま「おれ、
知らねーよ」と電車に乗って行ってもあの雑踏の中だったら、わから
なかったかもしれない。
でも、「ぼくが駅員さんを呼んできます」と言って、ちゃんと靴を
取るまで責任を持ってやってくれたのも、めずらしいかもしれない。
誠実な人だったんだな・・・と、思っちゃったりして・・・。
でも、なんかその靴履く気になれないの。
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出ていて、毎回楽しみにしてました。
よろしくお願いします。
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実は以前の日記も、とても楽しく拝見させていただいていました。
突然、日記がなくなった時、残念に思っていましたので、復活嬉しく
思っています。
よろしくお願いします。
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