陰険な猫

2004年10月5日
朝、下の部屋に降りて行ったら、ちび太が暴走している。

私を見つけると走ってきて、いきない足首に噛み付いた。

「きゃ〜〜」

足を振り上げると、片方の足に噛みつく。

同じことを繰り返し、噛みついて離さない。

「やめなさい、こらっ!」

益々、興奮するちび太。

やっと離れたと思ったら、網戸をてっぺんまで登って、ムササビのように張り付いている。

隣の伊奈井さんちの雨どいが途中で詰まっているのか、そこから

ボタボタと雨水が大きな音をたてて落ちてくるのが見えた。

その音が怖いのかと思って、窓をしめてやっても走り回り、ティッシュをくわえて乱暴にじゃれたりしている。

そのうち、母が降りてきた。

「どうしたの?」

「知らない、トイレに行きたいんじゃないの?」

「ほら、おしっこしてきなさい」

ちび太は、朝5時半に母からえさをもらうと、外に出たがる。

トイレも外でやってくるようだ。

だが、きょうはあいにくの雨。

出たいのに出られないので、家の中を暴走しているんじゃないの?
と母と話す。

玄関にさそったり、「ここでおしっこしなさい」と以前まで使っていた猫砂の入ったトイレを勧めてみたが、目もくれず走り回っている。

そして時折、私と母の足首を前足でたたくようにして、爆走していく。

ちび太も、それが悪い事だと思っているか、「バシッ」と一撃をくらわすとすぐに逃げて隠れ、獲物を捕らえるときの目でこちらの様子をうかがっている。

実に、陰険だ。

1時間ほど同じ事を繰り返していたが、疲れたのかたんすの上に乗って寝てしまった。

やれやれ・・・。

しかし、なんなんだ、この凶暴な猫は・・(怒)

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1枚目、完成。2枚目も夕方にできた!(布)

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