山菜の山

2004年6月1日
伯母から山菜が送られてきた。

はっきり言って、山菜を送られてくるのは迷惑このうえない。

さかさもみじ、わらび、ひめたけのこなどなど・・・。

大変なのよ、半端な量じゃないから。

さかさもみじ、現地ではしどけと呼んでいる。

これはお浸しにしたり、葉の部分をてんぷらにすると香りがよくおいしい。

なんだ、喜んでるじゃん。

いやいや、こうして食べるまでの作業が大変なのよ。

筋を取ったり、姫たけのこなんて夕食の準備の前に母とふたりでやったのだけど、まずゆでる前に、縦に切り目を入れる。

これだけで、1時間以上かかった。

20分ゆでる。

皮をむく。冷やす。残ったものは冷蔵庫に。

送られてきたすべての量を一晩で下ごしらえしないと、すぐに傷む。

姫たけのこは、名前の通り細くて小さいたけのこ。

まぁ、伯母も市内に住んでいるので、どっかの山に行って採ってきたわけじゃないし、ちゃんと八百屋で買ってきたわけだろうけど。

送ってきてくれるなら、もうちょっとおいしいお菓子とかあるじゃん。

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だいたい、このあいだ出張で来た従兄はこの伯母の息子なんだけど、うちのことを完全になめてかかっている。

世の中においしいお菓子があふれているというのに、なんていうの?

見た目が「ぞうりを油で揚げた」というようなお菓子を以前に持って来たことがあった。

今時、そういったお菓子を作る会社も会社だし、数あるお菓子の中からそれを選んだという従兄のセンスの悪さ。

いや、うちには何を持ってきても喜ぶからなんでもいいんだよ、あ、これ会社でもらった菓子だけど誰も食べないから持って行くか・・・、おおよそそんなもんだろう。

大きさと形が、まさにぞうり。

それを油で揚げたら、少々ゆがんでしまった。あははは。。。。でも、おもしろいから出してみましょうか、ってな菓子だった。

そこの会社の社長!

これを世に出すなんて、あ〜た!そろそろ引退ですぞ。

捨てましたからっ!

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わらびも茹でてあったけど、クール宅急便で届いた時にゃ、すでに腐っていた。

これも、捨てました。

姫たけのこを使って煮物を作った。

あとの残りは、きっと炊き込みご飯なんでしょうなぁ。

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食べ物に文句をつけるなんて、罰当たりかなと思うけど、めったにございませんので。

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