その手を離すな

2004年4月19日
午後、自転車で郵便局へ向かう。

少し広めの私道をゆっくりと走っていると、まだよちよち歩きの赤ちゃんを連れた女性が「ほら!自転車よ!自転車!あぶないでしょ!自転車よ!自転車!あぶないって言ってんの!ほらこっちに来なさい!」

金切り声で何回もその子供に向かって叫んだ。

子供は、しゃがんでキョロキョロしている。

年からして、たぶんその子おばあちゃんのようだ。

50代半ばの派手なおばさんだった。

あのさー、見えてますから。

ちゃんと、そこにお子様がいるのが。

まるで私にひき殺されるかもしれないような勢いで叫んでたけど。

ちゃんと徐行もするし。

私がその子の横をかなり離れてゆっくり通り過ぎると、すぐうしろでまた
「ほら!バイクよ!バイク!危ない!こっちに来なさい!バイクよ!」

あ〜あ、また叫んでるよ、ばーさん。

あのねー!!そんなに危険で心配なら叫んでないで、駆け寄って子供の手をつなぐ!

じゃなきゃ、抱く!!

危ないと感じたら、たとえ子供が嫌がっても、ぎゅっと手を握って離さない!

これ、鉄則!!

こどもが怖いと感じているとしたら、それは自転車でもなく、バイクでもなく、実はばーさんの金切り声かもよ、おばーさま!

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