おまえは人相見か!

2004年2月20日
夕方からバイトがあるので、予定通り物事を進めていかなければ、間に合わない。
渋谷区内の某通りを時間を気にしながら、歩いていた。

「あの〜、ちょっとすみませ〜ん」
きちんとした身なりの女性に声をかけられた。

「はい」と立ち止まる。

道を尋ねられても、わたしゃ、この辺の事はさっぱりわからないよ。と思いつつ、その女性が何を言い出すのか待つ。

「あの〜、あなたはここ何日かで運命が変わるとお顔に出てるんですけど・・・」

はぁ〜????なに、この人!

顔に出てるから、どうしたって言うんだ(怒)と、思いつつ、そこは
おとなだから、やんわりと返す。

「あ、すみません、時間で行かなきゃならないところがあって急いでいますんで」
早口で言い、足早に横断歩道を渡った。

なに?なんなの?失礼な、いきなり運命が変わるとか言って。
院外薬局で待ちながら、いや〜な気分でいた。

それでなくたって、この数日、原因不明で背中が痛くてしょうがないっていうのに。

しかも、その理由を馬鹿な私は、もしかしたら、霊が背中に乗っていたりして・・・とか妙な方向に考えていたものだから、余計に不愉快だった。

以前に、仏画を習っていたときに書いたものを部屋に貼っていたら、
自称霊能者という女性がうちに来たときに、

「あなた、この仏画の書かれた紙の四隅に画鋲を貼ってはいけませんよ。
もう、この仏画自体が仏様そのものなのだから、仏様の体に
画鋲を打っているようなものです。あなた、背中痛くなぁい?」
と言われたことがあったのだ。

その時は、すぐはずしたけど、そんな昔のことまで思い出し、なんか画鋲でとめちゃってる所ないかなぁなんて、考えてたりしてたのだ。

そんなところに、この女の不吉なことば。

この女を否定しつつも、運命が変わるって、背中の痛みは病気になる前兆なのかなぁ・・・とか、家族の身に何か悪い事でも起きるのかなぁ・・・なんて心配してしまった。

まったく、失礼な人だ!
おまえこそ、そんな事を道行く人に言い続けていたら、運命が変わるぞ!

※仏画を習っていたなんて、古風ざんしょ。あの時、そんな事を言われて、まぁほんとかうそか知らないけれど、物の取り扱いっていろいろ
あるんだなぁ、下手なことをしてはいけないなと思って、やめました。

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