つかの間の親子関係

2004年1月25日
午後、父を見舞う。
お菓子などを届ける。

「佃煮は?」
「あ、買ったけど忘れたぁ。あした持ってくるね」

20分ほど、家にいる時には考えられない、ごくふつ〜の親子関係を維持した会話をする。

帰れば、また同じ。母と私を些細な事で怒鳴りつけながら、自分のわがままや、気分しだいの喋りをする。

今月の30日には抜糸をするというので、来月の初めには帰ってくるはずだ。

だから、つかの間の親子ごっこってやつ。

病院近くのスーパーで、同じ佃煮を見つけたので、買って部屋に届けたら父はいなかった。
メモを残して、退散。

日曜日で誰もいない外来の廊下を通った。
あっ、忘れてた!

明日は、私の生体検査の日じゃん。

何時からだっけ?午後1時45分と書いてある。

おお、なんと言うことよ。
「牡丹と薔薇」の真っ最中じゃないの。

ビデオを録画わすれないようにしなきゃ。


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