痴漢おじいさん

2003年11月14日
ピピッピピッとめざましの音。
昔なら、さっと起きたのに近頃はダメ。
寝ながら、なんでふとんの中で鳴ってるんだろうと、ぼんやり考えてる。
あ〜、時間だぁ。もう、5時かぁ・・・・。
目覚まし時計は私のお腹の上で鳴っていました。

私は、部屋の電気は一切つけず真っ暗にして寝るのです。
でも、片側の窓はレースのカーテンのみ。
冬の午前5時は、まだ真っ暗です。
着替える前にトイレに行こうと、ドアを開けたらなにやら黒い物体が・・・・。
ひゃっ、なに?
「ニャニャ」ちび太でした。
きのうの晩といい、今朝といい、ちび太が再び私の部屋へ来たのです。
もう、目はすっきり覚めました。
来たんだ〜。よしよし、なんて撫でたり。

最近、抱っこしてもらうことを覚えたちび太は、ひざの上に乗りたがります。
いつもなら、撫でるとすぐ噛んだのですが、この2〜3日はまだ噛んでいません。
ちび太は、すっかりおとなしくなってしまいました。
去勢をすると、おとなしくなるとは聞いていたのですが、ちび太の性格からしてそれはないだろうというのが、私たちの考えでした。
きっとまだ、どこか具合が悪いからおとなしいんだろうねーと話しました。
1週間くらいしたら、ちび太はいったいどんな性格になっているのでしょう。

父が帰宅してから、ちび太はずっとだっこされたまま眠っていました。
私は、きょう渋谷の方へ出かけなくてはならず、1時半に家を出ました。
帰りの山手線は、どこかで人身事故があったとかで、ギューギュー詰めでした。
押されるように、車内へ。
私の斜め右にかわいい女の子がいて、ケータイでメールを打っていました。
その真後ろにはおじいさん。
おじいさんは、その女の子の背後に体を寄せ、そのケータイの文を覗き込んでいました。
やだ、このおじいさん、人のケータイを読んでる・・・・。
しかし、このおじいさんは、ケータイだけを覗いて楽しんでいたのではありませんでした。
電車の揺れと混雑で、くっついているように最初は見えましたが、とんでもない。
一駅ごとに、降りる人が増え、車内は人と人がピッタリとくっつくほどでは、なくなってきているのですが、おじいさんはつり革につかまりながら女の子に少しずつ体を寄せていきます。
そして、ビッタリとくっつくほどに・・・・。
女の子は、ケータイに夢中で全然気づきません。
エロじじぃ〜〜〜〜!!
私は、その女の子に教えてあげたい気分でした。
若い痴漢男は、相手を選びますが、おじいさんは女でよければ誰でもいいんです。
女の人も、おじいさんはいやらしくない、と安心してしまいがちですが、とんでもない!
痴漢行為をするおじいさんは、女性の容姿も年齢も選びません。
私は、おじいさんの方にしっかり向き、顔をにらんでやりました。

なぜかわかりませんでしたが、「車両交換のため大崎で向かいのホームの山手線に乗り換えてください」とアナウンスがありました。
深夜なら、わかりますがこんな事は初めてでした。
でも、その乗り換えのため、おじいさんの行為はそれで終わったのですが・・・・。
気をつけましょう。中には変なおじいさんもいるのです。


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