去勢手術の日
2003年11月12日きょうは、ちび太の去勢手術の日でした。
朝ごはん抜きで連れてくるように言われたので、午前9時開院と同時に入れるよう家を出ました。
もしも、ちび太が私に拾われなければ、いらない苦痛など味わう必要もないのではないかとちび太に悪いような、そんな重い気持ちを抱きながら、足早に病院を目指しました。
先客が来ていたので、少し待たされている間、窓の外を眺めていたら、そこへ今まで見たこともない赤トラの猫がのっそりと現れました。
でかい・・・・・。(絶句)
今まで、おでぶちゃん猫とか大きい猫などテレビや身近で見たことはありましたが、きょう見た猫は
すごかった・・・・。
太って大きいのではなく、全体にひたすらでかいのです。
あ〜、これって先生んちの猫かも・・・。
うちの猫は大きいって言ってたし。
ちび太が膀胱炎になったとき、「えさは何を与えてるの?ドライフード?あ〜、それでは膀胱炎になりやすいよ〜。うちのペットフードを使いなさい。猫は尿路疾患の病気になりやすいんだけど、これはそういうのを防ぐものを入れてあるから。きょう、ひとつもって行きなさい。うちのはこれを与えてるから、全然病気をしないよ、ちょっと大きくなり過ぎたけど」
と勧められました。
値段を聞いてびっくり!!一袋2500円だそうです〜〜!!
ちび太が毎日、ガッツガッツ食べていたのは、毛玉ケアつきのドライフード。
バーゲンで一袋498円の品でした。
たっけ〜〜〜〜!!ちび太、2500円だと〜〜〜〜。おぼっちゃま〜〜〜。
飼い主は、泣くね。
値段が高いからといって、今まで与えていたのと同じドライフードを食べさせて、また同じ病気になったら、「うちで勧めたあのえさを食べさせてなかったの?」なんていう事になったらいやだし・・。
ちび太が病気になる姿を見るのはつらいよなぁ・・・・。
それ以来、ちび太は「PHコントロールダイエット 猫用食事療法食 獣医師専用」という
なにやら長い名前の、ドライフードを食べています。
え、と言う事は、ちび太もこれくらいに大きく、いや、でかくなるってこと?
キャリーに入らないじゃん。重くて抱けない・・・・・。
その猫は、やはり先生のところの猫のようで、裏のドアをくぐって入っていきました。
ちび太の手術についての書類にサインと判を押して、病院を後にしました。
ちび太、ごめんね。がんばってね・・・。
帰り、青空が広がっていたのを母と見上げたら、飛行機雲がありました。
母が「あ、飛行機雲。きょう、地震があるのかなぁ」と言ったので、「飛行機雲が出ると
地震が来るの?」まさかぁ・・・なんて思って聞き返しました。
「うん、なんだか知らないけど、そう聞いたような・・・・」
私は、ふ〜んなんてのんきに答えましたが、地震!ありましたよねぇ。
夕方5時半頃でしたか、ほうれん草をゆがいていました。(笑)
でも、火は消しませんでした。千代田区が震度3って出てましたが、こっちも3くらいはあった
ように感じました。
きょうから、2泊3日で父もいないし、ちび太は夜の6時から7時のあいだに引き取りに行けばいいから、のびのびできるな〜なんて思っていたのですが、結局は部屋の中を片付けただけで、
時計を見ながら、ちび太は今頃どうしているだろうかと考えていました。
夜6時に、ちび太を会社帰りの弟と待ち合わせをして引き取りに行きました。
「もう、麻酔から目が覚めて、そろそろ寂しくなってきたようで、鳴いていますよ」
と先生は言いながら、奥からキャリーに入ったちび太を連れてきました。
「ちび太」と声をかけるとニャ〜ンと弱々しい声。
家について、キャリーから出たちび太は、へっぴり腰で足がふらついて思うように歩けない状態でした。
それを見たとき、みんな「ちび太!」と言ったきり次の言葉が出てきませんでした。
全然、いつものちび太と違うんです。目も、きょとんとして生気がないというか・・・・。
よろよろしながら、ちび太は今まで、ここにいたことを確認するかのように、力なく歩いて
いました。
「ちび太、歩かなくていいよ。座って。痛い思いをさせてごめんね。よく頑張ったね」
そう言うのが精一杯でもう、私は涙が出てきました。
病気で、これを取ってしまわなければ元気になれない、と言った理由なら「よかった」
という安堵感も得られたでしょうが、マーキング(匂いつけ)をするから、不幸な猫を増やさない
為にとかいった、人間界の都合で健康体の一部を切り取るなんて・・・・。
とても、罪深い事をしたようで、ちび太の背中をそっと撫でてやることしかできませんでした。
時間がたつにつれ、いつものちび太の顔に戻ってきましたが、名前を読んでもいつものように返事をしてくれませんでした。
去勢をするにあたって、いろいろなHPを見てみたのですが、やはり最初は罪悪感を抱くようですが、飼い猫ならぜひやるべきだということが載っていました。
飼い主という責任をひしひしと感じた1日でした。
早く、ちび太が元気になりますように・・・・。
朝ごはん抜きで連れてくるように言われたので、午前9時開院と同時に入れるよう家を出ました。
もしも、ちび太が私に拾われなければ、いらない苦痛など味わう必要もないのではないかとちび太に悪いような、そんな重い気持ちを抱きながら、足早に病院を目指しました。
先客が来ていたので、少し待たされている間、窓の外を眺めていたら、そこへ今まで見たこともない赤トラの猫がのっそりと現れました。
でかい・・・・・。(絶句)
今まで、おでぶちゃん猫とか大きい猫などテレビや身近で見たことはありましたが、きょう見た猫は
すごかった・・・・。
太って大きいのではなく、全体にひたすらでかいのです。
あ〜、これって先生んちの猫かも・・・。
うちの猫は大きいって言ってたし。
ちび太が膀胱炎になったとき、「えさは何を与えてるの?ドライフード?あ〜、それでは膀胱炎になりやすいよ〜。うちのペットフードを使いなさい。猫は尿路疾患の病気になりやすいんだけど、これはそういうのを防ぐものを入れてあるから。きょう、ひとつもって行きなさい。うちのはこれを与えてるから、全然病気をしないよ、ちょっと大きくなり過ぎたけど」
と勧められました。
値段を聞いてびっくり!!一袋2500円だそうです〜〜!!
ちび太が毎日、ガッツガッツ食べていたのは、毛玉ケアつきのドライフード。
バーゲンで一袋498円の品でした。
たっけ〜〜〜〜!!ちび太、2500円だと〜〜〜〜。おぼっちゃま〜〜〜。
飼い主は、泣くね。
値段が高いからといって、今まで与えていたのと同じドライフードを食べさせて、また同じ病気になったら、「うちで勧めたあのえさを食べさせてなかったの?」なんていう事になったらいやだし・・。
ちび太が病気になる姿を見るのはつらいよなぁ・・・・。
それ以来、ちび太は「PHコントロールダイエット 猫用食事療法食 獣医師専用」という
なにやら長い名前の、ドライフードを食べています。
え、と言う事は、ちび太もこれくらいに大きく、いや、でかくなるってこと?
キャリーに入らないじゃん。重くて抱けない・・・・・。
その猫は、やはり先生のところの猫のようで、裏のドアをくぐって入っていきました。
ちび太の手術についての書類にサインと判を押して、病院を後にしました。
ちび太、ごめんね。がんばってね・・・。
帰り、青空が広がっていたのを母と見上げたら、飛行機雲がありました。
母が「あ、飛行機雲。きょう、地震があるのかなぁ」と言ったので、「飛行機雲が出ると
地震が来るの?」まさかぁ・・・なんて思って聞き返しました。
「うん、なんだか知らないけど、そう聞いたような・・・・」
私は、ふ〜んなんてのんきに答えましたが、地震!ありましたよねぇ。
夕方5時半頃でしたか、ほうれん草をゆがいていました。(笑)
でも、火は消しませんでした。千代田区が震度3って出てましたが、こっちも3くらいはあった
ように感じました。
きょうから、2泊3日で父もいないし、ちび太は夜の6時から7時のあいだに引き取りに行けばいいから、のびのびできるな〜なんて思っていたのですが、結局は部屋の中を片付けただけで、
時計を見ながら、ちび太は今頃どうしているだろうかと考えていました。
夜6時に、ちび太を会社帰りの弟と待ち合わせをして引き取りに行きました。
「もう、麻酔から目が覚めて、そろそろ寂しくなってきたようで、鳴いていますよ」
と先生は言いながら、奥からキャリーに入ったちび太を連れてきました。
「ちび太」と声をかけるとニャ〜ンと弱々しい声。
家について、キャリーから出たちび太は、へっぴり腰で足がふらついて思うように歩けない状態でした。
それを見たとき、みんな「ちび太!」と言ったきり次の言葉が出てきませんでした。
全然、いつものちび太と違うんです。目も、きょとんとして生気がないというか・・・・。
よろよろしながら、ちび太は今まで、ここにいたことを確認するかのように、力なく歩いて
いました。
「ちび太、歩かなくていいよ。座って。痛い思いをさせてごめんね。よく頑張ったね」
そう言うのが精一杯でもう、私は涙が出てきました。
病気で、これを取ってしまわなければ元気になれない、と言った理由なら「よかった」
という安堵感も得られたでしょうが、マーキング(匂いつけ)をするから、不幸な猫を増やさない
為にとかいった、人間界の都合で健康体の一部を切り取るなんて・・・・。
とても、罪深い事をしたようで、ちび太の背中をそっと撫でてやることしかできませんでした。
時間がたつにつれ、いつものちび太の顔に戻ってきましたが、名前を読んでもいつものように返事をしてくれませんでした。
去勢をするにあたって、いろいろなHPを見てみたのですが、やはり最初は罪悪感を抱くようですが、飼い猫ならぜひやるべきだということが載っていました。
飼い主という責任をひしひしと感じた1日でした。
早く、ちび太が元気になりますように・・・・。
コメント